ネロ (ガン×ソード)

2012年5月26日 (土) 23:02時点における下駄ボロット (トーク | 投稿記録)による版 (→‎名台詞)

ネロ(Nero)

その昔、エルドラVを駆ってザウルス帝国と戦ったとされるエルドラメンバーの一人で戦闘機「グランヘッダー」のパイロット兼エルドラV/エルドラソウルのメインパイロット。メンバーの中ではリーダー格を務める熱血漢。イメージカラーはレッド。

とはいえ、かつての活躍も過去の話となり、今では引き締まっていた体は崩れて中年太りで腹が飛び出し、おまけにアル中の老人。そして毎日のように今は亡き仲間であるチヅルの店「ピンク・アミーゴ」にて仲間と共に飲んだくれながらかつての活躍の話をしては、若者から馬鹿にされる日々を送っている。そんな中、街のはぐれ者であったブッチヨロイで暴れ出した時に仲間達と共にエルドラVで出撃して、ヴァンの助けもあって、往年の栄光を取り戻す。その後、仲間と共にヴァン達と合流し、エルドラVを強化したエルドラソウルカギ爪の男の集団と戦うことになる。


登場作品と役柄

スーパーロボット大戦K
残念ながら技能に「勇者」は無かった。原作に近いがヴァンだけでは飽き足らず、ミストルージ小楯衛らを弟子にしようとする。基本的にギャグ担当なキャラだが、若者たちが自分達よりも先に死んでいく状況に悲しみ、蒼穹作戦の前に「女子供は残るべき」という提言をするなど、不器用ながら若者たちを思いやる優しさを見せ、伊達に歳を喰っていないと感じさせてくれる。今回、常に部隊が転戦しているためか、アル中という印象は殆どない。

人間関係

ホセ
仲間だが、喧嘩相手でもある。
バリヨカルロスチヅル
仲間。
ヴァン
勝手に彼を自分たちの弟子としている。
ブッチ
第3話で暴れたはぐれ者の青年。以後は改心してエルドラソウルへの改造に貢献した。
プリシラ
旅の仲間でヴァンを勝手に婿にやろうとした。
ユキコ・スティーブンス
ピンク・アミーゴの店主でよく店に入り浸る。
ジョシュア・ラングレン
旅の仲間。彼にはエルドラソウルの整備を手伝わせている。

他作品との人間関係

ミスト・レックス
Kにてヴァンの次に目をつけた弟子二号。
ルージ・ファミロン
Kにて弟子にしようとするが、ミストに逃がされてしまう。
小楯衛
Kにおける弟子の一人。強く尊敬されている。ヘルメットを脱ぎ、自分の限界を乗り越えようとする彼に正義の心得を教えるが、直後の戦闘で戦死してしまう。彼や同じく戦死した道生ら自分達の後を継ぐべき若者の早すぎる死をとても悲しみ、蒼穹作戦でのある行動へと繋がる事に。それだけに、衛が生還した場合はそれを心から喜んでいた。お互いに専用の掛け合いも存在。
ルナマリア・ホークメイリン・ホークヒルダ・ハーケン遠見真矢
彼女達やプリシラを始めとする女性陣を蒼穹作戦前に竜宮島に留まらせようとした。当然猛反発を受け、「今じゃ男よりも女の方が戦える」と豪語する彼女達を見て、「戦士」と認めて折れる形となった。一方でプリシラ達からもその気遣いを感謝されている。また、非戦闘要員であるウェンディ、カルメン、ジョシュアは竜宮島に残っていたことから、部分的にはネロ達の意見は取り入れられたようである。


名台詞

エルドラの名セリフは仲間同士の掛け合いが多いので、そのセリフは便宜上リーダーであるネロの項に記すことにする。

「レッツゴー!エルドラド!!」
エルドラV(もしくはエルドラIV)への合体コール。この叫びと共に往年の勇者シリーズを髣髴とさせる合体バンクシーンが開始される。
「くそぉ…酒、酒が…」
アル中なので手が震えて照準が定まらない。ゲームでは被ダメージ時に言う。
バリヨ「若いな、若造」
ホセ「俺たちはそんなものが欲しいんじゃない」
ネロ「そう。みんなの思い出さえ守れればそれだけで…」
ホセ「それだけで…」
バリヨ「それだけで…」
ネロ「それだけでいいんだぁ!
ブッチにどうして馬鹿にされ続けてきた町を守ろうとするのか問われての返答。
バリヨ「若造、進歩とは」
ホセ「ヨロイと人の心の
合体だ!!
「効率の悪いヨロイだ!進歩がない!」と馬鹿にしたブッチにこう返した。後にヴァンもたどり着いた境地であり、老人たちはすでにその域に達していたのだと思われる。
「だれが合体システムをはずした奴なんぞに!」
ブッチ合体システムをはずしたからその事でよくホセと喧嘩する。
「見よ! これが衝撃の二足歩行だ!!」
エルドラVからエルドラソウルになって初の戦闘でお披露目した、二足歩行。
「闇の中こそ正義が光る。かすかな灯火勇気にくべて、燃やせ漢の「「大往生!」」正義とキック、勇気とパンチがアミーゴだ! みんなのために帰ってきたぞ、受けよ無敵のこのパワー。鉄拳! 制裁! 「「エルドラ・ソウル!!」」」
プリシラが「長すぎだって前口上!」とつっこまれた通り、確かに長い。だがそれこそが勇者。ちなみにスパロボでは台詞こそ違うが、合体攻撃時にヴァンが言う。
「あいつが宇宙から、帰ったらエルドラダンと名付けてやろう。」
宇宙に行ったヴァンに言った台詞で、結局名付けれなかった(スパロボの合体技で成功)。
「誰に遠慮がいるもんか! 救ってしまおう世界を、我々の手で!!」
カギ爪の男幸せの時を止める為に言った台詞で文字通りみんなで世界を救うことになる。
ネロ「正義に生まれ、正義に生きて、はや60年」
ホセ「俺たちが真の勇者かどうか、今わかる」
バリヨ「俺たちの武器は…」
一同「勇気!正義!闘志!
カルロス「お楽しみは…
一同「これからだ!
ネロ「エルドラーファイトGO!
一同「ア・ミーゴーッ!
心折れかけた勇者たちが再び立ち上がった時の台詞。この後、ブラウニーと共に101の大群に再び立ち向かった

スパロボシリーズでの名台詞

「分離回避するまでもない!」
エルドラソウルで回避すると言う台詞でこの台詞から推測するに、エルドラVにはゲッターロボオープンゲットに近い回避行動が出来ると思われる…が、そのエルドラVの時は被弾時に「分離回避は出来ないのか!?」と言って「出来ない」と返されるので真相は謎。5人いないと無理なのかもしれない。
「そんな奴も倒せんようなら破門にするぞ!」
小楯衛に援護攻撃をすると発生する特殊台詞。
「俺達のエルドラソウルが、パワーだけが取り柄のヨロイかどうか、その目で…その体で、確かめてみろっ!」
ウーとの戦闘でエルドラソウルを馬鹿にされて(むしろ驚愕してたが)言った台詞。たしかにエルドラソウルは力押し…しかし衰える事のない勇者の心を持つ最強のヨロイなのだから。
「俺達はまだ、天国の扉をくぐる気はないぞ!」
ホセ「そうだ!チヅルの所に行くにはまだ早すぎる!」
バリヨ「散っていった若いモンのためにも…」
「あと50年は戦わんと顔向けできんからな…」
連合軍のフェストゥムに対する作戦名が「ヘブンズドア」だと聞いて。この爺さん達なら本当に生きそうだ。一方で、衛や道生らを失った悲しみも垣間見れる。
「…今度の戦いは命がけの戦いだ! 無事に戻って来られる保証はねえ!」
ホセ「そこで我々からの提案だが…女子供は艦から降りて、この島に残るってのはどうだ?」
バリヨ「目の前で若い者の命が散るのをこれ以上、見たくはないからな…」
蒼穹作戦直前にて。
「よく生きとったな、衛!」
ホセ「どんなピンチに陥っても必ず生還する!これも勇者の条件だ!」
ホセ「お前には勇者の素質があるのかもしれんな…」
バリヨ「これからも俺達がビシバシ鍛えてやるからな!」
蒼穹作戦後、衛が生還した際の台詞。この台詞を省みると、原作の衛は勇者の素質がない事になるのは禁句である。
「ウェンディちゃんには、お兄ちゃんは勇敢に戦って死んだと報告しといてやるぜ」
ミハエルと戦闘すると言う台詞で、ミハエルに勝手に殺すなと言われる。