稲葉天音
稲葉天音は『スーパーロボット大戦NEO』の登場人物。
稲葉天音 | |
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読み | いなば あまね |
登場作品 | |
声優 | 日高のり子 |
デザイン | 内山紳介 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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種族 | 地球人(日本人、僅かながら古代エルンスト人の血を引いている) |
性別 | 男 |
年齢 | 10歳 |
概要編集
稲葉駆の弟で、青空小学校の4年生。一見すると少女のような容姿だがれっきとした男であり、本人はそれを深く気にしている。
他人を思いやる優しい性格。駆とは対照的に大人しいが、年齢の割に客観的に物事を見ることが出来るしっかり者。やや天然気味な兄をフォローするのに欠かせない存在である。表には出さないが、兄である駆を強く信頼しており、兄のような誰からも頼られる人物になりたいと思っている。
陸上競技大会に出場する駆に付き添って釧路市を訪れていたが、ドラゴ帝国の侵略に巻き込まれ、避難している最中に駆と共に地割れに飲み込まれる。その際に封印されていたシグザールとイオニアを発見。同時にイオニアのコアとして身体を取り込まれてしまい、兄と共に戦いに巻き込まれてゆくこととなる。
後にブラス・ルノイエからイオニアに取り込まれたことで生命力を奪われる事を教えられ、そのためにイオニアからの解放のために3つのアームドファントマが必要になると知り、駆はアームドファントマを集めるべく奔走する。だが、アームドファントマが全て集まった時には時すでに遅く、彼の生命力は限界を迎えており、肉体の崩壊を起こし始めていた。
しかし、その時にアルシグノスに封印されていたラルヴァの怨念が天音の身体に憑依したことで、彼は「アマネ」という別の存在に変貌してしまう。だが、ウルタリア要塞での駆との戦いでアマネが敗れ去ったことでラルヴァの精神が離れ、以後は長らく昏睡状態に陥るものの終盤で無事復活し、再びイオニアのコアとなって兄達と共に戦い抜いた。
エンディングでは駆とシャルと共に、元の生活に戻った。
登場作品と役柄編集
単独作品編集
- スーパーロボット大戦NEO
- 初登場作品。部隊の母艦の艦長ポジションに相当する役割なため出番も多く、殆どのマップで出撃となる。だが、肝心のイオニアはあまり耐久力も高くなく、攻撃力もかなり低いため、常に周囲に気を配らないと危険である。ただしサポート要員としては優秀で、4つの精神コマンドの内3つが他人に使えるものなので非常に便利。中盤で一度離脱してしまうが終盤で再びイオニアのメインパイロットとして復帰する。
パイロットステータス編集
精神コマンド編集
特殊スキル編集
エースボーナス編集
- 被ダメージ20%軽減
- 『NEO』。
人間関係編集
版権作品との人間関係編集
名台詞編集
- 「僕、男です……」
- 第4話「宿敵、魔竜王ドルガ!!」より、さやかに女の子と間違われた際の一言。
- 女性と間違われて激昂したどこかの誰かさんには、是非とも見習って欲しいものである。
- 「聞いてよ、ザンパさん。この先アースティアを守るにはみんなの協力が必要なんだ」
「だから大盗賊のザンパさんには盗賊の人達をまとめてほしいんだ」
「ザンパさんにしか頼めないんだ。イオニアで傷を癒したら、僕の話を聞いて欲しいんだよ」 - 第19話「覚醒!新たなる脅威!」より、邪竜族に包囲されながらも意地を張って駆らに助けられるのを拒むザンパに対し、イオニアに来るよう説得する。
- 「ここは早く事をすすめたいので。でも、今言ったのは本気で思ってることです」
- 上記の台詞の直後、ザンパが素直に従うのを見て「うまくまるめこんだ」と感心するサルトビらに対して。隼人からは「見かけによらず大局が見えている」と評される。
- 「目の前に困っている人がいたら、僕は助けたいんだ…!」
「僕はただ、そんなあたり前のことをしたいだけなんだ…」 - 「僕はお姉さんが出来るみたいで嬉しいな」
- エンディングにて、押しかけてきたシャルに対しての一言。当惑する駆とは対照的にかなり素直な一言。
搭乗機体・関連機体編集
- イオニア
- 当初はコアにされた事で生命力を吸われていくが、終盤ではアームドファントマが揃っているためそれもなくなり、問題なく復帰している。
余談編集
- 日高のり子氏はスパロボにおいては過去に『スーパーロボット大戦F』の主人公の一人ミーナ・ライクリングを演じており、オリジナルキャラを演じるのは二回目となる。
- ヒロインのシャル以上にヒロイン的な要素を多く持っているため、天音を「『NEO』の真のヒロイン」「『NEO』の裏ヒロイン」とする意見も多い。