パンタグリュエル
パンタグリュエルは『超電磁ロボ コン・バトラーV』の設定を基にしたSRWオリジナル機体。
パンタグリュエル | |
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登場作品 | 超電磁ロボ コン・バトラーV(オリジナル) |
初登場SRW | 第3次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | 機体 |
概要編集
ガルガンチュワの後継機。外観はグリーン部がブルーに変更されたガルガンチュワ。
原作では、ガルガンチュワの製作者であるピカデリー博士が助手に言い残した「ガルガンチュワ2世を世界最強のロボットとするため研究を続けてくれ」という台詞があっただけで、実際には登場していない。名前もゲームオリジナルのものである。
電子大百科では「ガルガンチュワをパワーアップさせた新型の機体」とされているが、それ以上に設定に関する記述は無い(なお同作では出典がコンバトラーVと表記されており、他のSRW二次創作ユニットがオリジナルに分類されていることを見ると、誤植ではないかと思われ、何も知らない人の誤解を招くことになってしまっている)。 カードゲーム『スーパーロボット大戦 スクランブルギャザー』のフレーバーテキストでは「ピカデリー国[1]のガルガンチュワと同型機で、必殺技が未装備。四ッ谷博士が若干の改良を加えた」と記述されている。
登場作品と操縦者編集
旧シリーズ編集
- 第3次スーパーロボット大戦
- 初登場作品。シナリオ「ラビアンローズ」終了後に、GP-03、グランゾンと共にロンド・ベルに追加される。能力はガルガンチュワより少し高い程度。グラフィックはガルガンチュワのカラーを緑から青にしただけ。使っていくのは愛があってもやや厳しいか。追加されたビーム砲はそこそこの性能だがしっかりビーム属性で後半のビーム吸収やIフィールド相手持ちには全く通用しないのも辛いところ。
- ガルガンチュワ同様作品の枠を超えコープランダー隊が運用する。基地内のマップではブルーガーが出撃できないため、桜野マリなどサポート要員を出撃させたい場合は乗せ変えておいた方が良い。
- スーパーロボット大戦コンプリートボックス
- ブルーガーにミノフスキークラフトを装備すれば基地内でも問題なく出撃できるため、ガルガンチュワ同様需要は減った。一応コープランダー隊のメンバーを複数出撃させるのなら、乗り換えさせて出撃させる程度の仕事はできるが、終盤も終盤に出撃枠にそんな余裕はないだろう。
- あまりにも遅すぎる入手タイミングや、追加された武器の問題点は何一つ改善されておらず、宇宙適応もBであり、リメイク前よりも使い勝手は大幅に悪化している。SFC版でさえ愛があっても活用が厳しかったこともあわせて、およそ活躍させようがないという、あんまりにも不憫なユニット。以降登場していないことも併せて実は非常に不遇。
装備・機能編集
武装・必殺武器編集
- ミサイル
- ガルガンチュワにも搭載されている腹部に備えた武器。ゲーム的には性能の変化は一切見られない。
- アローランサー
- ガルガンチュワにも搭載されている手持ち式の双槍。ゲーム的には性能の変化は一切見られない。後述のように、本機でまともに使える武器はこちらのまま。PS版でも切り払い可能にもなっていない。
- 多弾頭ミサイル
- 本機から追加された武装。四ツ谷博士の手によって追加されたものだと思われるが、ミサイルの下位互換なので、総弾数以外のメリットはなさそうである。本機は戦闘アニメが簡易的な作品にしか登場していない上、詳細な設定も判明していないので、どのような武器かは不明。
- ビーム砲
- 本機から追加された武装。待望の最高威力の武器ではあるが、パンタグリュエルの入手タイミングもあって、ビーム吸収持ちのユニット相手に全く通用しない。四ツ谷博士の手によって追加されたものだと思われるが、どこに装備されているのか不明。
移動タイプ編集
サイズ編集
- M
関連機体編集
- ガルガンチュワ
- 本機はこの機体の後続機にあたる。
余談編集
- 名前の元ネタは16世紀に刊行されたフランソワ・ラブレーの小説『ガルガンチュワとパンタグリュエル物語』から[2]。
- 作品の枠を大きく超えたクロスオーバーな存在であり、後年実装されたクロッシング・パイロットを大きく先取りしていた存在とも言える。にも拘わらず話題にも滅多に上がらず、出番にも恵まれないまま放置された悲運のロボット。