ナイジェル・ギャレット

ナイジェル・ギャレットは『機動戦士ガンダムUC』の登場人物。

ナイジェル・ギャレット
外国語表記	Nigel Garrett
登場作品	ガンダムシリーズ 機動戦士ガンダムUC
声優	中村悠一
デザイン	安彦良和（原案） 高橋久美子（アニメ版）
初登場SRW	第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
SRWでの分類	パイロット

プロフィール
種族	地球人（アースノイド）
性別	男
年齢	27歳
所属組織	地球連邦軍
所属部隊	ロンド・ベル トライスター
役職	隊長
軍階級	大尉

概要

ロンド・ベルのエースパイロット3人で構成される小隊「トライスター」の隊長。独特な連携攻撃で訓練記録を塗り替え、その名を広めた。コードネームは「U007（ユニフォーム・セブン）」。

本来ならUC計画のテストパイロットになる予定だったが、計画が中断して支援用量産機ジェスタに搭乗することになった。 ラー・カイラムMS部隊に所属しており、ダカール襲撃以後ラプラスの箱を巡る争乱に巻き込まれる。

落ち着いた優男だが、自身の腕に絶大な自信を持つ傲慢さも持つ。

OVA版では3人ともマーサ・ビスト・カーバインを逮捕するべくラー・カイラムで地球へ降下した為、インダストリアル7での決戦を始め、宇宙での戦闘は無かった。代わりに、そのシャイアン基地にてグスタフ・カールやZプラスなどの連邦地上軍伏兵部隊との交戦が描かれ、これを苦もなく無力化した。

登場作品と役柄

Zシリーズ

第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇

初登場作品。中の人繋がりでアルトやグラハムに特殊援護台詞が存在する。

シナリオ上では、リディをネェル・アーガマに推薦したのが彼であったり、敵対時のリディにも戦闘前会話があったりと、リディの上官としての一面が強く描写されている。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦BX

NPC。ELSとの決戦の際、援軍としてやって来る。

VXT三部作

スーパーロボット大戦V

第23話or第24話にて加入。精神コマンドや特殊スキル、エースボーナスは第3次Z天獄篇をベースにした構成であり、優秀ではあるが戦闘要員としてもサポート要員としても中途半端な感は否めない。どちらかといえば、彼が乗ってくるジェスタの存在がありがたい。

単独作品

スーパーロボット大戦X-Ω

Rサポートユニット。

パイロットステータス

精神コマンド

第3次Z天獄篇

必中、閃き、加速、気合、闘志

V

必中、閃き、加速、気合、熱血、補給

特殊スキル

第3次Z天獄篇

見切り、ガード、援護攻撃L1、サイズ差補正無視L1

V

見切りL2、ガードL1、援護攻撃L1、サイズ差補正無視L1

エースボーナス

所属チームの命中率+10%、回避率+10%、クリティカル率+10%

『第3次Z天獄篇』で採用。

最終命中率+15%、最終回避率+15%、クリティカル率+15%

『V』で採用。数値自体が上昇しているうえ、命中率・回避率への補正が『最終』に変更された。『極』を一回り小さくしたような、派手さは無いが強力なボーナス。『見切り』を最大レベルにすれば、『極』と完全に同等の効果を得られるため、集中を覚えないという弱点を感じさせない。

サポートアビリティ

U007（ユニフォーム・セブン）

R。セットしたディフェンダーの命中率、回避率、クリティカル率アップ。

人間関係

ワッツ・ステップニー、ダリル・マッギネス

直属の部下。

ブライト・ノア

ロンド・ベル隊の指揮官。

バナージ・リンクス

小説版では彼を追跡していたが、のちに共闘。

リディ・マーセナス

小説版ではバンシィのパイロットとなった彼に対し、痛烈に批判している。

他作品との人間関係

ガンダムシリーズ

グラハム・エーカー

声が同じである他、いろいろと共通点がある人。『第3次Z天獄篇』で共演し、特殊援護台詞がある。

カティ・マネキン、ファルク・オクラムド

『BX』では彼らと共にELSとの戦いの救援に駆け付ける。

リアル系

早乙女アルト

声が同じ人。『第3次Z天獄篇』で共演し、特殊援護台詞がある。

ミスマル・コウイチロウ、フクベ・ジン、月臣元一朗、秋山源八郎

『BX』では彼らと共に（元一朗と源八郎はフラグを満たさなかった場合のみ）ELSとの戦いの救援に駆け付ける。

名台詞

原作小説版

「待て！迂闊に近づくな。奴は――」
「あれが《ユニコーン》……！」

第7巻、ラー・カイラム護衛中にワッツのジェスタを押し飛ばしたユニコーンガンダムを見て。このシーンの流れは「ユニコーンガンダムがトレーラーから立ち上がる→ワッツ機が取り押さえようとする→バランスを崩させ、頭を掴みそのまま押し飛ばす」と、『機動戦士ガンダム』第1話のオマージュになっている。
OVA版では、バナージのユニコーン奪還に居合わせていなかったためカットされている。

「いまのおまえは、パイロットの本分を見失ってる。なにかを埋め合わせるために、財団の御用聞きになってるんじゃないかって話だ。まっとうな神経のパイロットなら、あんな化け物みたいなマシーンには乗らない。この艦に合流するにしても、《デルタプラス》を持ってきたはずだ」
「それでなきゃ《ユニコーン》に勝てないとしてもだ。そのためなら心をなくしてもいいってのは、パイロットの頭じゃない。妄執に取り憑かれた若僧の勇み足だって思えるんだが、違うかな」

第8巻、ゼネラル・レビル内で再会したリディに対し。

OVA版

「殺生はせず…か」

EP5にて、ユニコーンガンダムがアンクシャを無力化した際に。

スパロボシリーズの名台詞

「戦場に出れば、老いも若いも、金持ちも貧乏人も、男も女も平等だ。誰もが死ぬか、生きるかのラインに立っている」
「余計な事は考えるな。もっとシンプルに生きろ」

『第3次Z天獄篇』蒼の地球ルート第10話「赤い彗星の影」より、迷走するリディに対しての叱責。この時点では軍人としての自分を取り戻したリディではあったが…

「安い男に成り下がったな、リディ」
リディ「申し開きはしません！　これが今の自分です、ナイジェル大尉！」
「軍人に申し開きもクソもあるかよ！　俺から見れば、お前は勝手な判断で部隊を抜けた脱走兵だ！」
「軍人らしく知り得た情報は上に報告しろ！　それすら出来ないようなヒヨッコが俺の相手になると思うなよ！」

『第3次Z天獄篇』宇宙ルート第37話「暗闇のリディ」にて。飽くまでも「軍人」としてリディを糾弾する。

「一軍人が神を倒して宇宙を救う。悪くない結末だな」
聖アドヴェント「君は軍人にしてはロマンチストだな、ナイジェル」
「悪いな。俺はリアリストのつもりだ。言った事は実行する…！　覚悟してもらうぞ、アドヴェント！」

『第3次Z天獄篇』最終話「果てなき世界」より、至高神Zとの戦闘前会話。

搭乗機体

ジェスタ