シャッコー
シャッコー | |
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外国語表記 | Shokew[1] |
登場作品 | |
デザイン | 石垣純哉 |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦G |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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分類 | 汎用モビルスーツ |
生産形態 | 試作機 |
型式番号 | ZMT-S12G |
全高 | 14.7 m |
本体重量 | 7.9 t |
全備重量 | 19.2 t |
動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 5,190 kW |
スラスター推力 |
15,490 kg×2
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アポジモーター数 | 16 |
装甲材質 | チタン合金ネオセラミック複合材 |
開発 | ベスパ |
所属 | ザンスカール帝国 |
パイロット |
クロノクル・アシャー ウッソ・エヴィン |
概要編集
ゾロアットやゾロに続く、新たな量産型モビルスーツの開発を目的としており、主に白兵戦を重視している。ゾロと違って可変機構は搭載されていないが、ビームローターを装備しているので単独での飛行が可能。また、性能は全てにおいてゾロを上回る。
宇宙で運用テストが行われた後、重力下での運用テストのために地球へ持ち込まれ、ポイント・カサレリアにてクロノクル・アシャーが乗り込んでテストを行っていたが、マーベット・フィンガーハットのコアファイターと遭遇し、交戦。その直後、偶然戦闘に巻き込まれたウッソ・エヴィンによって強奪される。その後、クロノクルが専用のゾロで本機を撃墜・回収した。その時の運用データから量産型であるリグ・シャッコーが開発されている。
元々次期主力機を想定した試作機の中では有力候補ではなかった。このことは女王の弟であるクロノクルがテストパイロットに充てられるという、彼のキャリアアップを意図した人事からもうかがえる。しかし当時13歳のウッソが本機を強奪・運用したことで、未熟な少年兵でも十分な性能を引き出せる高い汎用性を持った機体として注目されることになり、一気に次期主力機として採用された経緯がある。
登場作品と操縦者編集
旧シリーズ編集
- 第2次スーパーロボット大戦G
- 初登場作品。DCの戦力として登場し、クロノクル機やザコが搭乗。第1話ではウッソのVガンダムと一騎討ちを繰り広げる。リグ・シャッコーが登場しないこともあり、後半のジュピトリス内部にも現れる。
- 最強武器の2連ショルダービームガンは、序盤に出てくる敵の武器としてはそこそこの威力なので注意。
αシリーズ編集
- スーパーロボット大戦α
- ザンスカール兵のほか、名のあるパイロットではルペ・シノが搭乗。残念ながらクロノクルは乗ってくれない。今回も量産されていて初登場のマップから大量に出現する。ゾロアットと大差ないやられメカで適当な攻撃を当てれば1発で落とせることがほとんど。今作ではビームローターで飛行、その姿は初見ではシュール。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 現代編にてティターンズやマリーメイア軍がよく使用してくる。本作におけるティターンズ系最弱MSのマラサイと同程度の強さなので特に苦戦する事はない。
携帯機シリーズ編集
- スーパーロボット大戦D
- クロノクル専用機。序盤の地上ルートのみに登場する。
単独作品編集
- 新スーパーロボット大戦
- クロノクルの乗る「シャッコー(TEST)」という名称の機体が序盤に登場、イベントのため撃墜はできない。その後は宇宙編の序盤から雑魚として登場するようになる。
- 新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
- フリーバトルに通常機・TEST機ともに登場。
装備・機能編集
武装・必殺武器編集
武装編集
オプション装備編集
特殊能力編集
移動タイプ編集
サイズ編集
- M
対決・名場面編集
関連機体編集
余談編集
- 『機動戦士Vガンダム』は低年齢層を取り込むためにモビルスーツのSD化は番組後半まで見送る方針をとっていたとされ、『Vガンダム』のキャラクターや兵器を大半のモチーフとした『新SDガンダム外伝 ナイトガンダム
物語 』では苦肉の策として『Vガンダム』の主人公のウッソが最初に操縦した機体であるシャッコーを主人公・魔竜剣士ゼロガンダムのモチーフにしたとされる。もっとも本来はシャッコーもSD化禁止だったのだが顔をガンダム化&色も変更したためにバレなかったようだ。 - 同じように『Vガンダム』がメインの『新SD戦国伝 七人の超将軍編』では禁止令が緩んだためかV2ガンダムを主役の武者飛駆鳥にVダッシュガンダムがその弟の舞威丸(後者は次回作『新SD戦国伝 超機動大将軍』では主人公になっている)として、それぞれ起用されている。
- こちらではシャッコーは物語の黒幕、リグ・シャッコーはその強化形態にして事実上のラスボスとして登場。まぁリグ・シャッコーの方はほぼ名前だけでデザインは別物と化しているが。
- 名前の由来は遮光器土偶であると思われる。上記の『七人の超将軍編』のシャッコーも「遮光」と当て字されている。
- 主人公が乗る機体であるためか赤い顎、V字の角などガンダムを意識したデザインになっている。
- ……であるにも拘わらず、放送当時にプラモデル化されなかった機体でもあり、放送当時から実に25年かかって、ようやく、『RE 1/100』レーベルにて初キット化された。
脚注 編集
- ↑ MECHANIC|機動戦士Vガンダム 2022年1月10日閲覧。