コルレル
NRX-007 コルレル(Corell)
- 登場作品:機動新世紀ガンダムX
- 分類:試作モビルスーツ
- 全高:17.9 m
- 重量:4.5 t
- 開発:新連邦参謀本部
- 所属:新連邦
- 主なパイロット:デマー・グライフ
徹底的に軽量化し、運動性を高めた試作モビルスーツ(とは言え一般的に言う量産型の雛形的な”試作機”というよりは自分達の技術レベルを確認する”技術検証機”といった趣の機体である)。その為、武装はビームナイフのみで装甲も含めた機体強度が極端に弱くなっている。その為、非常に打たれ弱いものの敏捷性で圧倒する機体となっており、ガンダムダブルエックスが構えたライフルの先端に乗る、ヘッドバルカンを易々と回避する等の離れ業が可能である。
当初のカラーリングはグレーと赤と青(はっきりとは映っておらず、彩色設定も発表されてはいない)だったが、パイロットのデマーによって真っ白に塗り替えられている。
名前はスペイン語で「走る」を意味する。
登場作品と操縦者
- スーパーロボット大戦R
- 過去の世界で登場。驚異的な回避率を誇るが、装甲が薄いので、必中をかけたスーパーロボットなら一撃で落とせる。
装備・機能
武装・必殺武器
- ビームナイフ
- この機体の唯一の武装。ナイフなのになんと射程7。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- M
対決
- VSガンダムダブルエックス
- 運動性で翻弄するが、DXが残弾一発の状態のライフルで防御し、その誘爆のショックで動きが取れなくなってさらに装甲の薄さが裏目に出て全機銃の一斉射で落とされた。
余談
この機体は猫背気味で手足が長い、武装にナイフが有るなどエヴァンゲリオンを連想させるデザインであったことから、放送当時に盗作疑惑が浮上した。実際はデザインを担当した石垣純哉氏によれば、「高松監督からはデザインモチーフとして『あしたのジョー』の力石徹というオーダーだった」でありまた「(エヴァンゲリオンに)似せないように苦労した」と述べている。
また、当機はスパロボの様なゲーム作品では必中等のゲーム的な処置のせいか「バルカンで落ちる」部分のみが強調され、ただ脆いだけの欠陥品と評する向きが多いが 実際はバルカン程度は易々回避してしまう機体でありその運動性能・白兵能力は非常に高い典型的な”特化機”である。