すーぱーふみな
すーぱーふみなは「ガンダムビルドファイターズ シリーズ」の登場メカ。
すーぱーふみな | |
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登場作品 | |
声優 | 牧野由依 |
デザイン |
大貫健一(キャラクター) 島田フミカネ(モデル) |
初登場SRW | スーパーロボット大戦X-Ω |
SRWでの分類 |
機体 パイロット |
スペック | |
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分類 | ガンプラ |
型式番号 | SF-01[1] |
全長 | 24.5 m(設定全長) |
開発者 | サカイ・ミナト |
主なパイロット | サカイ・ミナト |
概要編集
『ガンダムビルドファイターズトライ』(SRW未参戦)に登場したガンプラ。ヒロインであるホシノ・フミナ(SRW未登場)をモデルに、サカイ・ミナト(SRW未登場)が開発した。
ガンプラコンテスト・メイジン杯のために制作された作品で、ガンプラ心形流の「心を形にする」という極意に基づき、ミナトのフミナへの想いを形にしたもの。
その外見は一言で言ってしまえばフミナを模した『MS少女』である。素体となったMSはフミナが使用していたガンプラ「パワードジムカーディガン」(SRW未登場)。フィギュアとしての見た目もこだわられていて、髪の毛やメイド服風の服装の質感に非常にこだわっており、それぞれ別素材を使用する事でリアリティを追求。関節部は服飾で隠す等の工夫がされている。全体のプロポーションもフミナのものが再現されているが、ウエストだけ1割ほど細いらしい。
武装はパワードジムカーディガンと同じものが装備されている。ただし元のガンプラのコンセプトが「重武装の機体に推力強化をして機動性を保つ」だったのに対し、「フミナに攻撃を当てさせない」というコンセプトのもと徹底的な軽量化が行われており、高い機動力を発揮する。また、被弾した際には服がキャストオフする仕様になっているが、劇中ではミナトの技量もあって被弾する事は無かった。
たたし、フミナには無許可で制作されており、ウエストの件や服の分離など失礼を重ね過ぎているため、フミナ本人からは怒りを買う結果となった。審査員である三代目メイジン・カワグチにまで無許可制作を咎められており、当然「肖像権侵害」を根拠にメイジン杯優勝は逃す事となった。三代目曰く、「ガンプラは自由だ。無限の可能性を秘めている。だが人として最低限のルールはある」。ガンプラは自由という言葉を盾に、人の道を踏み外してはいけないという、反面教師的なエピソードにもなっている。
『ガンダムビルドファイターズ バトローグ』編集
登場作品と操縦者編集
単独作品編集
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 初登場作品。2020年1月のイベント「ふみなとギャン子と逆襲の悪魔」期間限定参戦。大器型SSRシューター。『バトローグ』設定に基き、すーぱーふみな本人がパイロット扱い。パイロットパーツはボイス付きとなっている。XΩスキル対応(パートナーははいぱーギャン子)であり、XΩユニットも同時に実装されている。
装備・機能編集
武装・必殺武器編集
武装編集
- ビームマシンガン
- 3点バーストタイプのビームライフル。
- 『X-Ω』では通常攻撃に使用。
- ビームサーベル
- 両肩にマウントする。
- ガトリングガン
- 両腕の装甲に内蔵する三連装の実弾武器。近距離戦で真価を発揮する。
- 大型ライフル
- バックパックから両肩に突き出した大型砲。精密射撃に特化し、威力も高い。
- 『X-Ω』では必殺スキルに採用。
- シールド
- オリジナルのパワードジムカーディガンとは異なり、ファンネルとして使用する事も可能。また、先端からビーム刃を発生させる機能もある。
合体攻撃編集
- ガンプラ・コンビネーション
- はいぱーギャン子とのXΩスキル。
サイズ編集
- SS
- 『バトローグ』設定なので、人間大サイズ。
パイロットステータス編集
精神コマンド編集
人間関係編集
関連機体編集
余談編集
- 当ガンプラは美少女フィギュアとしてのクオリティとプロポーションを維持するため、HGサイズでありながらかなり大きめのサイズになっている。設定全長もそこから逆算して24.5mと大型のサイズ。
- ちなみに関節部は主に特撮ヒーロー作品のキャラクター等がランナップされていた『Figure-rise 6』シリーズのランナーを流用しており、大きめのサイズもこれに起因するものである。
- 『ガンダムビルドダイバーズ』(SRW未参戦)等の後続シリーズにおいても美少女キャラクターのプラモデル化というコンセプトを受け継いだ商品は登場しているが、技術の進歩により、一般的な18m級MSのガンプラより頭一つ分大きい程度のサイズにまで小型化されている。また『ビルドダイバーズ』シリーズでは「電子生命体が現実世界で活動するための肉体」と言うストーリー展開上でも重要な意味を持つこととなり、世界観に与えた影響は大きい。
- 当ガンプラのヒット以降バンダイはフミナの新作プラモを定期的に発表しており、ファンからは「バンダイにとってのフミナは美少女プラモにおける初代ガンダム」と呼ばれたりもしている。
- 2024年発売予定の後継プラモとも言える『あばたーふみな』は名義こそ『Figure-rise Standard』だが、胴体など各部の構造は美少女プラモブランドである『30 MINUTES SISTERS』の共通規格となっている。
- 美少女にMS風の装甲を着せた、いわゆる「MS少女」の発想はガンダムシリーズ初期から存在していたが[3]、当時は成形技術の限界もあり商品展開は(出来の悪かった)『アーマードレディ』を除き高額で組み立ての難しいガレージキットなどに限られていた。当機が「ガンプラ」として広く販売できるようになったのはバンダイの技術力の進歩が大きい。
- また、2000年代以降『武装神姫』『figma』などの美少女アクションフィギュアが販売されるようになり、バンダイからも『アーマーガールズプロジェクト』というメカ少女(MS少女含む)の完成品フィギュアの商品展開が行われるようになった。更には『フレームアームズガール』の登場により美少女プラモが(素組みでも)十分な可愛さを得た事が大きい。