ブッチは『ガン×ソード』の登場人物。
ブッチ | |
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外国語表記 | Butch |
登場作品 | ガン×ソード |
声優 | 岩田光央 |
デザイン | 木村貴宏 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦K |
プロフィール | |
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種族 | 人間(惑星エンドレス・イリュージョン) |
性別 | 男 |
概要
グローリアの街に住む青年マッドサイエンティスト。
流体を利用した効率的なエネルギー生産システムの研究を行っていたが、過去に実験に失敗して爆発事故を起こしており(顔のマスクはその時の傷を隠すため)、それ以来街の人々に白い目で見られるようになり、鬱屈とした思いを抱えながら家に閉じこもって怪しげな研究や発明をしている。
その後はカギ爪の男の集団の支援によってG-ER流体に関する研究を行っていたようで、その研究の末に自らヨロイ(バッドローズ)を製作し、自分を除者にした(これはブッチの被害妄想が強いが)村を破壊しようとした。
しかし、数十年ぶりに立ちあがったエルドラVによってバッドローズを破壊され、ネロ達に叱られ反省、以後ネロ達に協力する。
それまでのG-ER流体の研究を生かしてエルドラVをレプリカ初となる二足歩行が可能なエルドラソウルに強化改造するなど、技術者としては高い能力を持っている。ヴァンがダンのサテライトベースを破壊されてオーバーヒートを起こした際、ヴァンを助けようと奮闘する一行と連絡を取り合って手助けをしたりもした。
登場作品と役柄
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦K
- 初登場作品。自身の技術力をカギ爪の男の目につけられ誘拐される。登場は終盤のみで、原作にあったヨロイ事件の有無は不明。EDではミロード村のジェネレーターの修理を手伝っている場面も見られた。
VXT三部作
- スーパーロボット大戦T
- 今回は会話と用語辞典で触れられるのみ。やはりヨロイ事件はうやむやとなっている。
単独作品
- スーパーロボット大戦30
- ミッション「懐かしき故郷」で登場。NPC。今作ではヨロイ事件は過去に起こった物として話題になっている。
- また、今作ではエルドラ全員の頼みで「新たにヨロイを制作してエヴァーグリーンを守る」ことを託されて、ブッチもそれを承諾するという形でエルドラに同行しない理由付けがなされている。
人間関係
他作品との人間関係
- エルネスティ・エチェバルリア
- 『30』では、エルドラソウル改修時にエルドラVにあった合体機構をオミットした事に彼から文句を言われた。
名台詞
- 「うぅ…俺は…街のためと思ってぇ!!」
「この力で…皆幸せになれたのにぃぃぃ!!」 - バッドローズで暴れまわりながらの恨み言の数々。
- 「許せない! 無駄な合体システムなんて!」
- エルドラVの合体を見て言った台詞。後にエルドラソウルに改造した際に合体システムを取り除いたのはわざとか?
- ちなみにこの時の声は勇者王に本当に似ている。一応、中の人的には勇者ではある。
- 「何でだ!? お前達も馬鹿にされてきただろ! いらないって言われただろ! 違うか!?」
「誰もわかってくれない! 認めてなんてくれない!! なのに! こんな町を! どうして!! どうして守ろうとする! どうして!?」 - 自分と同じように町の人間に厄介者扱いされ馬鹿にされ続けきたエルドラメンバー達が幾度やられても立ちあがり命がけで町を守ろうとする姿を見て思わず叫んだ台詞。この後メンバー達のまさに勇者と呼ぶべき台詞で一刀両断される。
- 「へー、補給ユニットまで古臭い」
- ピンクアミーゴ合体時の感想。そんな彼がエルドラソウルに搭載したエネルギー補給方式は「電池」だった。エルドラの装甲材であるアブソルートと言い、狙ったものだと思われる。
- 「効率の悪いヨロイだ。進歩がない!」
- エルドラVアルティメットを繰り出そうとするネロ達に対して自信ありげに。しかし彼らからは「進歩とはヨロイと人の心の合体だ」と返され、予想外のパワーの前にバッドローズを粉砕された。
- 「ごめんなさっ、さい…」
「はい…」 - 敗北後、エルドラVの掌の上でネロたちに叱られた際に。しかし彼らはブッチの行いを非難する事無く、逆に街のためにいずれ戻ってくるよう促した。この「罪を憎んで人を憎まず」の対応にはブッチも涙を流して反省するのだった。演出的にも浄解されたと言ったところだろう。
スパロボシリーズの名台詞
- 「…こんな俺を褒めてくれるのか…」
「わかった…。あんた達に代わって俺がこの街を守ってみせる」 - 『30』の「懐かしき故郷」のエンドデモにて、新たにヨロイを制作して、ドライクロイツと共に旅立つエルドラメンバーに代わりエヴァーグリーンを守るようエルドラ一同から頼まれて。最初は無茶振りに慌てたがブッチであったが、エルドラソウルの出来栄えと技術力、そして更生の具合を褒められたことで最後は笑顔で頼みに応じた。
- これは原作だとブッチを整備のために同行させようとしたホセとバリオからも頼む形になっており、ブッチが同行しない理由付けとなっている。