ザピロ・ムッターカ

ザピロ・ムッターカは『ガン×ソード』の登場人物。

ザピロ・ムッターカ
登場作品 ガン×ソード
声優 石野竜三
デザイン 木村貴宏
初登場SRW スーパーロボット大戦K
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プロフィール
種族 人間(惑星EI)
性別
所属 カギ爪の男の集団
役職 開発主任
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概要編集

カギ爪の男の集団に所属する人物で、組織内においてはヨロイに関する技術者を務め、サウダーデ・オブ・サンデイの調整と改良を担当した。

彼自身は集団の目的を当初は世界征服と考え、多くの犠牲や征服後の状況がどう転ぶか分からない事を認識しつつも、統一による秩序によって安寧がもたらされると信じて集団に参加していた。しかしサウダーテの解析をしていく内に、カギ爪の男の目的が世界の破滅であると考えるようになり、数人の仲間と共に自身が見込んでいたミハエルを人質にして反乱を起こし、彼を御輿にしようとした。

しかしミハエル自身はムッターカの反乱に同調しなかった為に反乱は失敗し、仲間と共にドラクルで逃亡してヴァン一行との合流を謀ったが、ミハエルの乗るサウダーデ・オブ・サンデイによって倒された。仲間の一部は脱出に成功したらしく、後に仲間のうち1人だけが瀕死状態でヴァン一行に発見され治療を受ける。一度は意識を取り戻しミハエルとカギ爪の男を倒さねば世界が滅びると伝えるが、その後は息を引き取ったようだ。

ちなみにキャラクターこそ全く違うが、搭乗したドラクルの姿や中の人からある人物を想起させる。

登場作品と役柄編集

携帯機シリーズ編集

スーパーロボット大戦K
初登場作品。今回彼は生存しており自軍にカギ爪の男の目的は月を落として地上の人間を死滅させることだと伝えた。そしてカギ爪の基地へ案内しながらG-ER流体について説明し、基地制圧後は幸せの時計画のデータを消去するために中央制御室まで案内した。結果、本来計画を阻止したはずのジョシュアの存在が完全におまけ程度になってしまった。本作の彼は計画の詳細について説明を受けたようだが、破壊後の再生についてはあの非情な男が本気で実行するとは思えないと全く信じていなかった。データ消去直後のファサリナとの会話も合わさって、組織内の内紛が原因で計画が失敗したという印象を受ける。

VXT三部作編集

スーパーロボット大戦T
NPC。原作での見せ場が削られており、ほぼ脇役扱いとなってしまっている。

人間関係編集

カギ爪の男
当初は彼の目的が一種の世界征服による救済と考えて賛同して組織に参加していたが、その目的を世界の滅亡と見なして反乱を起こす事になる。しかし多少の犠牲を払ってでも世界を統一するというムッターカの考えは、彼から成功しても数百年しか持たないとあっさり否定される。
ドミンゴ
SRW未登場。同僚で共に反乱を起こすが、カギ爪の男に殺害された。この時のシーンはカギ爪の異常さがよく表れている。
ミハエル・ギャレット
仲が良かったが反乱に同調されず、結局彼に殺害された。
エレナ
カギ爪に殺害されたヴァンの花嫁だが、実はBD-BOX付属の小冊子『ガン×ソード インタビュー』に掲載された裏設定完全解説でムッターカの実妹である事が判明した。
ブッチ
アニメでは関係は無いが『K』では部下。