エルネスティ・エチェバルリア
エルネスティ・エチェバルリアは『ナイツ&マジック』の主人公。
エルネスティ・エチェバルリア | |
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登場作品 | ナイツ&マジック |
声優 |
高橋李依 阪口大助(倉田翼) |
デザイン |
黒銀(原案) 桂憲一郎(アニメ版) |
初登場SRW | スーパーロボット大戦30 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール (エルネスティ・エチェバルリア) | |
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愛称 | エル |
種族 | 異世界人 |
性別 | 男 |
年齢 | 16歳(大西域戦争時[1]) |
所属 | フレメヴィーラ王国 |
所属部隊 | 銀鳳騎士団 |
役職 | 団長 |
趣味 | 幻晶騎士 |
プロフィール (倉田翼) | |
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読み | くらた つばさ |
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
年齢 | 28歳(享年) |
職業 | プログラマー |
趣味 | プラモデル制作 |
概要
現代日本から異世界への転生者。通称は「エル」。背丈は小柄で、容姿も女性と見間違うほどの美少年。
前世では「倉田翼」というプログラマーの青年であり、同僚から「最終防衛ライン」とま呼ばれる程の腕前の持ち主であったが、交通事故に遭い命を落とし、剣や魔法、そして幻晶騎士(シルエットナイト)という巨大ロボットが存在する別世界の人間へと生まれ変わった。フレメヴィーラ王国のエチェバルリア家で誕生した彼は前世の記憶・知識を引き継いでおり、日本ではプラモデル製作などを趣味としていたため、異世界で本当に巨大ロボットが運用されていることに驚愕・歓喜し、その騎操士(ナイトランナー)になるべく鍛錬と努力を重ねていく。ただし、前世の記憶を引き継いでいる事は当人が「特に重要ではない」という理由で明らかにしていない。
その頭脳は天才的で、王国のライヒアラ騎操士学園に入学後は、自身の知識を生かして幻晶騎士の開発・改修を推し進め、新たな機体を作り出したりと王国における兵器の技術革新を行い、様々な功績から国王直属の「銀鳳騎士団」団長にまで就任する。幼少から魔法の鍛錬を行っている為、上級魔法を難なく使いこなす[2]他、(特殊な方法を用いているとは言え)幻晶騎士操縦の腕も高い。
なお、小柄な体格ゆえに通常の幻晶騎士の操縦席では操縦桿等に手足が届かず、上手く操縦できなかった。それならばと自分の体格に合った操縦席を持った機体を作って夢である巨大ロボットに乗ろうとした結果、国家事業である幻晶騎士の開発を引き受け、特注機体のイカルガなどを生み出すことになった。
彼の行動理念は偏にロボットへの愛ありきであり、極端に言ってしまえば「趣味」の一点に集約される。だが、その趣味に没頭するあまり暴走してしまう面もあり[3]、周囲からは呆れられたり、まるで狂人のように思われてしまうこともある。また、革新的な技術を幾つも生み出しているものの、開発した機体はコンセプト優先で荒削りな部分が多々あり、時として失敗作が生み出されてしまう事も多い。特に開発機を「量産を前提とした兵器」としてブラッシュアップするにはその方面に長けた技術者の助力が必要となる。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦30
- 初登場作品。担当声優の高橋李依氏は今作でSRW初出演。本作の舞台となる地球とは別の地球から転生した設定。
- 誰もが予想した通り、PV公開範囲の時点で既に言動が壊れており、後述の「エルネスティエミュレータ」で形容されるところの「妖怪“ロボ大好き”」と化している。会話内容がとにかく濃く、参戦機体のレビューから同好の士とのロボ談義、果てはメタフィクションギリギリの台詞が飛び出る事も。
- 『SSSS.GRIDMAN』が参戦しているため怪獣とも戦うことになるが、本作では「ウルトラシリーズは守備範囲ではないが、知識は一通りある」という設定になっている。「特撮は不勉強(だからこれから勉強します)」というセリフもある。
パイロットステータス
精神コマンド
後述する専用スキルのおかげで命中率・回避率ともに大幅な補正を受けられるため、場合によっては集中要らずで敵の命中率を完封することすら出来る。 また、脱力の消費SPも30と安いため、場合によっては脱力要員としての起用も可能となる。
特殊スキル
高位演算能力により、相手より技量が高い場合最終命中率と最終回避率、更に与ダメージまで増加する。そのため、再攻撃を習得させ、技量も養成すれば最大限にこの専用スキルを活用出来る。 技量をしっかりと上げて見切りLv3も習得させれば、相手の極(とプレッシャー)を相殺出来るので、命中率と回避率に関しては盤石と言える。 これに追加して三つ目の専用スキルの騎操士で通常の命中率、回避率とクリティカル率、そしてここでも与ダメージ増加の補正を得られる。 二つ目の専用スキル銀鳳騎士団長により、PP稼ぎ担当としての役割も見いだせる。専用機イカルガにもMAP兵器があるので、有効活用したい。
エースボーナス
- 特殊スキル「高位演算能力」の効果が最終命中率・最終回避率+20%、与ダメージ1.2倍に強化される
- 『30』で採用。
人間関係
家族
- ラウリ・エチェバルリア
- 祖父。ライヒアラ騎操士学園の学長。
- マティアス・エチェバルリア
- 父親。ライヒアラ騎操士学園の教師。
- セレスティナ・エチェバルリア
- 母親。幼少時のエルに魔法の手ほどきを行った。エルの体格・容姿は母親似。
ライヒアラ騎操士学園
- アーキッド・オルター
- 幼馴染の双子の兄妹の兄。アディと共にエルから魔法の手ほどきを受けた弟子でもある。
- アデルトルート・オルター
- 幼馴染の双子の兄妹の妹。エルを溺愛しており、隙あらば抱きつこうとする。
- エドガー・C・ブランシュ、ディートリヒ・クーニッツ、ヘルヴィ・オーバーリ
- 騎操士学科の先輩達。
- バトソン・テルモネン、ダーヴィド・ヘプケン
- ドワーフ族の友人と先輩。エルの無茶によく付き合わされる被害者であり共犯者。
- ステファニア・セラーティ
- 生徒会長。エルを可愛いからと自身の癒し先にしている。
- ノーラ・フリュクバリ
- 新入生。裏で防諜任務を担当し、エルと国の連絡要員も務める。
フレメヴィーラ王国
- アンブロシウス・タハヴォ・フレメヴィーラ
- 国王。彼が退位した際に専用機を作り、進呈する。
- エムリス・イェイエル・フレメヴィーラ
- アンブロシウスの孫。祖父の依頼に便乗しエルに専用機開発を依頼した。
- クヌート・ディクスゴード
- 宰相。エルの理解者となり、彼を支援する。
- ヨアキム・セラーティ
- 侯爵。キッドとアディにエルを探らせる。
- ガイスカ・ヨーハンソン
- 国立機操開発研究工房の工房長。互いに意気投合する。
- オルヴァー・ブロムダール
- 国立機操開発研究工房の所長。エルをアルフヘイムへ案内する。
- キトリー・キルヤリンタ
- アルフヘイムの大老(エルダー)。エルの素性を見抜く。
クシェペルカ王国
- エレオノーラ・ミランダ・クシェペルカ、マルティナ・オルト・クシェペルカ
- クシェペルカの要人達。大西域戦争時に彼女達を助け、支援する。
ジャロウデク王国
- クリストバル・ハスロ・ジャロウデク
- ジャロウデクの第二王子。エルと一騎打ちを行う。
- ドロテオ・マルドネス
- クリストバルの参謀。イカルガ(鬼神)を目の敵にする。
- オラシオ・コジャーソ
- ジャロウデクの天才技術者。エルに並ぶ頭脳の持ち主でライバル的存在。
他作品との人間関係
共通項として、だいたいの味方は、程度の差はあるがエルのロボ好きに引いている。
名台詞
倉田翼
- 「大丈夫、出来ますよ」
- 第1話。デスマーチ真っ只中の職場にて発した口癖。これと顎に人差し指を当てる癖はエルに転生した後も受け継がれている。
- 「こっ、これは! ニュートラルグレードのメフィストMkII! もう出てるとは不覚!」
「なんと! これはハイ・ディヴァインではありませんか! こんなところに~!」 - 同話より。仕事帰りにプラモデル売り場を訪れ、発売済の商品を見て歓喜する。なおWeb版では一部伏せ字にされているが、買っていったのはOOシリーズのガンプラだった模様。
- 「ああ…今日買ったプラモも、家に積んであるプラモも、今後発売予定のプラモも、もう作れないのか。…なんという無念!」
- 同話より。その直後、事故に遭い死んでしまうが、最後まで考えていたのはプラモの事であった。
- (僕がこの世界に生まれ変わったのは、この幻晶騎士に出会うためだったのか!)
- 同話より。虫型魔獣を倒した父マティアスの乗る幻晶騎士を目撃しての台詞。
エルネスティ
- 「○○が僕を呼ぶ!」
- 次回予告時のエルの決め台詞。ただし、第11話(第12話予告)のみ「マナの力に僕は震える!」に変更される。
- 余談だが、上記の台詞は『ナイツ&マジック』に先行する異世界ロボットアニメ作品『聖戦士ダンバイン』の次回予告時の決め台詞「○○がショウを呼ぶ」(ナレーター:若本規夫氏)のオマージュであると考えられる。
- 「そうか! これはプログラムと似てるんだ!」
- 第1話。幼いながらも魔法を使った際にその共通性に気付く。
- 「そうです! 僕が変われないなら、他を変えればいいんです!」
「だから、創ればいいんです!」 - 同話より。身長の足り無さを実感し、9歳で早くも自分のための専用機を創ろうと思い立つ。
- 「やっぱり巨大ロボはいいですねえ。これぞ心の癒し。一家に一台は必須です」
「学園の幻晶騎士(シルエットナイト)は騎士団からの払い下げだと聞いていますが、この機体はずいぶんとカスタマイズされていますねえ」
「もはやベースとなったサロドレアとは別物です」 - 同話より。待機するアールカンバーを見ての独り言。
- 「僕は…僕は今、ロボットに乗っています!」
エドガー「ロボット? なんだそれは?」
「男のロマンです!!」 - 同話より。エドガーの厚意でアールカンバーに乗せてもらい、大興奮する。
- 「さあて、ここからがプログラマーの腕の見せ所です!」
- 第2話。銃杖(ガンライクロッド)で自分が操縦出来るよう、奪ったグゥエールを最適化した。
- 「許しません…ロボットを壊していいのは、ロボットだけなのですよ!!」
- 同話より。援軍のカルダトア部隊が陸皇亀(ベヘモス)にやられたのを見て激昂する。
- 「では、陛下にお願い致します」
「僕が今、一番欲している物は知識。幻晶騎士(シルエットナイト)の心臓部。魔力転換炉(エーテルリアクタ)の製法に関する、知識にございます!」 - 第3話。国王アンブロシウスから、陸皇亀(ベヘモス)討伐の褒美は何が良いかと言われての返答。
- アンブロシウス「そこまで願う、その理由は?」
「それは…趣味にございます!」 - 同話より。何故そこまでして秘術を知りたいのか?と問われて。余りにも自重しないその姿勢から、隣にいた祖父から暗に自重を求められる。ある意味でエルを象徴する台詞。
- ダーヴィド「これは…結晶筋肉(クリスタルティシュー)か?」
「耐久性と、出力が上がるはずです」
「名付けて、綱型結晶筋肉(ストランドタイプ・クリスタルティシュー)です!」 - 同話より。幻晶騎士の結晶筋肉を強化すべく、ダーヴィドへ自身の発案を披露する。
- 「人の姿をしていても、つまる所道具であり機械です」
「求める機能があるなら、それに相応しい姿をとっていいと思いませんか?」 - 同話より。柔軟な思考で背面武装(バックウェポン)など、新しい装備を考案していく。
- 「奴らは、地中に潜む魔獣」
「やっかいな存在ではありますが、移動音に注意すれば、動きは予測できます」 - 第4話。襲ってきた魔獣の地砕蚯蚓(シェイカーワーム)を生身で迎え撃つ。
- 「趣味にございますから!!」
- 同話より。エルを怪しみ、何故にそこまでするのかというディクスゴードへの答え。…ぶれない。
- 「これは…もしや、動乱の兆し?」
- 第5話。カザドシュ砦で銅牙騎士団にテレスターレが強奪されたことに気付く。
- 「すぐそこで幻晶騎士(シルエットナイト)が死闘を繰り広げているというのに、僕が乗るべき機体は無し」
「いっそ生身で突っ込んでしまいましょうか?」
「いえ、メカにはメカを持って挑まなければ。僕の美学に反します」 - 同話より。上空から砦内を見渡していた際、ダーヴィドの馬車がやって来たのを発見する。
- 「僕以上に、背面武装(バックウェポン)の機能と構造を知っている者はいませんよ!」
- 同話より。砦内に残った敵を制圧すべく、幻晶甲冑で賊のテレスターレを自滅させ、見事勝利する。
- 「まだ朧気にしか見えない、僕の、僕による、僕のためのロボット」
「今回の新型機も追加装備(オプションワークス)も、全てはそのための布石」
「夢の中では手が届きませんでしたが、これは、自分の手で掴み取ることのできる現実なのですから!」 - 第6話。ツェンドルグの開発を開始し、アディからエルくんの夢が叶うかもと言われて。
- 「これは、極めて特殊な機体です」
「操縦方法も従来の物と大きく異なります」
「そこで、機能を二つに分けて、それぞれに担当してもらおうかと」
「二人で動かすのですから、相当に息が合っていないといけません」 - 同話より。ディーやヘルヴィに、ツェンドルグの二人乗りの理由を説明する。
- 「国機研(ラボ)が、テレスターレをどんな風に改良したのか、楽しみですねえ!」
「そうだ! 後で乗せてもらいましょう!」 - 第7話。模擬試合で相手側の機体がどういう性能なのか興奮を隠せず、期待感に満ちる。
- 「そんなことは許されません!」
「ただちに、森都(アルフヘイム)の防衛、及び魔獣の殲滅に当たります!」
「銀鳳騎士団、出撃ぃ!!」 - 第8話。魔獣のせいで幻晶騎士の生産が不可能になるかもという危機感に、いつになく燃える。
- 「かまいません! 全部聞いて! 全部調べて! 全部バラして! 全部試して!」
「駄目なら抜け道を探して、それでも駄目だったら、さっぱり諦めます」
「でも、まずは全てを聞いてからです!」 - 同話より。森都(アルフヘイム)への道中、オルヴァーから魔力転換炉(エーテルリアクタ)製法の会得が出来るかどうか分からないと言われて。
- 「誕生おめでとう、僕のロボット」
「目覚めなさい、僕の相棒! イカルガ!」 - 同話より。ついに完成した自身の専用機、イカルガを起動させた時の台詞。
- 「なんとぉー!」
- 第12話。敵の攻撃を回避した際のセリフ。富野作品でお馴染みの回避セリフのパロディ。
- 有名なのはシーブック・アノーだが、本作の場合直接の元ネタはダバ・マイロード。こだわりが強く、リテイクも多かったとか。
エルネスティエミュレータ
- エルネスティですっ!
そこにロボがある限り、行ってみせますどこへでも。鋼の英雄が集結する戦い(まつり)の場所、見逃すわけにはいきません!
次回ナイツ&マジック『 #スーパーロボット大戦30 参戦』!
夢の舞台が僕を呼ぶ! - 『30』参戦にあたり作者の天酒之瓢氏のtwitterで公開された作者自身による二次創作短編集「エルネスティエミュレータ」[4]より。開幕となる次回予告調の台詞。そのキャラクター性からしてみればまさしく夢の舞台といえるだろう。しかし、以降同作のエルは盛大にハメを外すことになる…。
- 「どうしてですか!? このガンダリウムベッド、艦内に置いても良いと許可は得てきましたよ!」
「それに空いている部屋は好きに使っていいとも」 - ガンダリウム合金を少数分けてもらい、それをフレームに使用したベッドを作るだけでなく、それを格納庫に設置しようとした際に苦情を受けての文句。格納庫は居室ではないと何度も突っ込まれても受け入れてくれない。この一件を代表格に、「エミュレータ」では特に濃厚な大暴走の一角が見える。
迷台詞
- 「撃退ですか? 黙殺ですか? それとも闇討ちですか?」
キッド「そうそう、闇討ち…って、ねーよ。エルこえーよ、お前!」 - 第1話。キッドとアディの兄妹の家庭の事情を教えられ、心配から物騒な事を口走ってしまう。
- 本来はキッドとアディの事を疎んじている異母兄バルトサール・セラーティが何かを仕掛けてくるかもしれない、という話を聞いてのエルの発言なのだが、アニメ版ではバルトサールの存在自体が抹消されたために唐突に物騒な事を言うシーンになってしまっている。
- 「壊れた機体もまた、美しい」
「形ある物が崩れ、残骸だけが残る。これが、わび・さびというもの。…美しい」
「そして、それに手を貸したのが自分だという、罪悪感混じりのアンビバレンツな感傷…」 - 第3話。自分が壊したグゥエールを前にしての感想。隣のダーヴィドはそれを聞いて唖然とする。
- 「という訳で、各々方、討ち入りでござる!」
キッド「…どこへだよ」 - 第6話。カルダトア二個中隊の搬入後、銀鳳騎士団の使命のためと皆を集めた前での台詞。
- 「みなさーん! お久しぶりでーす! はぁぁ~…! 遂に! 遂に!! 僕とイカルガが、スパロボ参戦です!! あぁ…夢にまで見た、憧れの先輩方との共演! やっぱりここは、感謝と敬意を込めて、この言葉を叫ばなくてはなりません! 『スパロボ サイコー!!』」
- 『30』出演を記念したPV…ではなく、『ナイツ&マジック』のBlu-ray BOX化が決定した際の宣伝PV[5]の開幕。開幕からこの調子なので、どちらの記念PVか全く分からなくなってしまっている。最後の言葉は、実際に複数人物に復唱させている。
- 原作者の天酒之瓢氏すらも「もう この子は だめです」と匙を投げてしまった[6]。
- 「幻晶騎士(シルエットナイト) サイコー!!」
- 上記
スパロボ参戦記念Blu-rayBOXの宣伝PVを含めて3回、幻晶騎士を紹介するPVがあり、紹介後の決めゼリフ。「幻晶騎士」となっている部分は字幕ではカタカナ表記で、同部分が紹介した機体名になるパターンも多い。 - これをテンションMAXのエルに続いて複数人に復唱させているのだが、最初の頃はイヤイヤなのが明らかだったのだがが回を重ねるごとに
(洗脳が進み)、最終的にはエルに負けないくらいのノリで叫ぶことに…。
スパロボシリーズの名台詞
- 「僕にもわかります…! あれが…全ての始まりなんですね!」
- サブシナリオ「復活の鉄の城」にて、マジンガーZの勇姿を見ての感想。
- 他の面々もマジンガーの復活に感慨深い言葉を連ねる中、異世界から来た彼もしれっとその中に混ざっているが、『30』世界でのマジンガーは本当に始まりの英雄であるため、この台詞に一切の間違いはない。
スパロボシリーズの迷台詞
予想通りというべきか、参戦しても全くブレず、原作以上に壊れている。
- 「この世界の軍用機のようでしたが、量産機特有のシンプルさと機能美の融合はたまらないものがありました… あのようなロボットが存在するとはここは僕にとって夢の世界かも知れません」
- 「Hero & Enemy」にて、ジェガンを見ての感想。どこかで見た事のある場面である。台詞からしてジェガンは初見のようであり、『30』設定だと倉田翼の居た世界にはガンダムシリーズは存在しなかったか、存在していても転生時に記憶が欠落したと推測される[7]。アニメ版設定ならば、先述の通り前者か。どちらにせよ、初見の驚きを夢の晴れ舞台で味わえるのは彼にとって幸福だろう。
- 「ああ…! 格納庫に並ぶロボット達! これぞ僕が夢に見た光景!」
「なんという僥倖…! なんという幸運…! 天国はここにあったのですね…!」
「ふおおおっ! たぎってきましたよぉぉぉ!」 - 加入後のエンドデモにて、格納庫内の機体群を見ての恍惚。PV3でもこの場面(最下段以外)が映されている。エルを知る者ならば、作品内外問わず誰もがこうなると思ったであろう光景。
- 「素晴らしい! ここは秋葉原と同じく聖地です!」
「古今東西のプラモにフィギュア! 限定品や改造品… さらに魔改造したものまである!」
「嗚呼! ここを教えてくれた護さんに感謝します!」 - 「覚-MEZAME-」にて、Gアイランドシティの電気街を散策しての発言。もはや前世を隠していない。
- 「信じられません! 合体こそ、ロボットの究極の美学の一つであるというのに!」
「確かに構造的な不利は否めませんが、それを補って余りあるメリットだって存在します!」
「分離形態と合体形態を使い分ける事であらゆるタイプの敵と戦局に柔軟に対応する事ができ…」
「何より、かっこいい! それを…それを…」 - 「懐かしの故郷」にて、エルドラソウルから効率が悪いからと合体システムをオミットさせたブッチに対しての反論。確かに分離合体を戦法にも取り入れた機体は多いものの、すかさず十三から「長いわ!」とツッコまれた。ネロからは「お前の魂は伝わった!」と褒められたが。
搭乗機体
- グゥエール
- 本来の乗り手であるディートリヒから強奪して搭乗。エルが初めて動かした幻晶騎士である。
- おかげで原作・漫画版1巻の表紙やOPのタイトルバックを飾っているなど、前半主人公機のような扱いを受けている(ポジションとしてはむしろシャッコーに近いのだが)。SRW未登場。
- トイボックス
- 自身が開発した実験機。テレスターレをベースにエルが思い付いた技術を詰め込んでカスタマイズしており、その様子からいつしか「おもちゃ箱(トイボックス)」と呼ばれるようになった。魔力転換炉を2基搭載するが、その恩恵を十全に受けているとは言い難かった。SRW未登場。
- イカルガ
- 自身が開発した専用機。
余談
- 原作Web版・書籍版と漫画版、アニメ版とで描写にいくつか変更がある。
- Web版では前世は関西圏の出身とされており、心の声では関西弁で喋っていたが、書籍化の際に心の声も標準語に変更。Web版も物語が進む毎に関西弁描写もフェードアウトしていった。
- Web版・書籍版では「転生」の文字通り、赤ん坊時代から物語がスタートしたが、漫画版・アニメ版では少年期に幻晶騎士を目撃し、熱意に目を輝かせる所から始まる。
- 異世界転生を扱うWeb小説作品は、転生後の世界を逸脱した特別な能力を転生時に得る(俗に転生特典と呼ばれる)展開が非常に多いが、エルの場合はそういった逸脱した能力は持たず、「元から所持していた特技が転生後の世界で大いに役立つ」という別のパターンに該当している。
- 異世界の技術・知識を持ち出し、転移先の世界で兵器技術に革新をもたらしたキャラクターという点では、『聖戦士ダンバイン』のショット・ウェポンと比較して語られる事が多い。
- 携わった兵器の劇中での扱いも、ショットが開発に携わったオーラマシンは「元は存在しなかった戦乱を拡大させる元凶」で、エルが開発に携わった幻晶騎士は「元々存在した大量破壊兵器や自然災害に対する抑止力」と何かと対照的に描かれている[8]。
- ちなみにエルは、ファンから「きれいなショット・ウェポン」と評される事がある。
- 担当声優の高橋李依氏は所謂少年キャラ(ショタ)好きで知られるため、エル役に決まった時はとても嬉しかったと語っている。また、高橋氏は自身のツイッター上においても度々エルに対する熱い思いを呟いている。
脚注
- ↑ 年齢の変遷は、ライヒアラ騎操士学園初等部時で9歳、魔獣「陸皇亀(ベヘモス)」討伐時で12歳、大西域戦争時で16歳。
- ↑ 作中での魔法の仕組みはプログラミングに似た部分があり、そこに前世の知識を組み合わせて魔法術式の改造や効率化を図っている。
- ↑ 初等科在籍時に中等科の幻晶騎士関連授業を受けるため、初等科の魔法授業を実力で免除させるなど。過激な言い方ではあるが「目的のためには手段を選ばない」と言い換える事もできる。原作小説の地の文でも「彼は狂っている」「異界よりやってきた狂人」などと書かれている。
- ↑ エルネスティエミュレータ
- ↑ エルと叫ぼう! ロボット愛!! PV~幻晶騎士、サイコー編~
- ↑ 2021年9月29日 天酒之瓢氏のツイートより
- ↑ 仮に記憶があった場合は、『OE』でのどこぞのオタク先輩のように物語を壊さない理由付けが必要になってしまうので、妥当な措置である。
- ↑ ショットならダンバイン、エルならテレスターレと、敵国に自身が開発したロボットが強奪された結果、相手国のロボット開発の参考にされてしまうという共通点も持つ。主人公が奪った側か、奪われた側かという点でも対照的。
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