ファルク

2013年6月10日 (月) 16:11時点における153.177.209.46 (トーク)による版

ファルク(Falck)

神聖ラングラン王国で開発され正魔装機として採用された魔装機。契約精霊は氷の精霊フルイッシュ。

魔装機計画初期に開発された機体のため平均的な性能で、中・長距離戦を得意とする。設計者はジーン・ラアス・ラッカーとその弟子キャンバー・ラアス・ルフラン。薄紫を基調とし曲線美に優れた機体だが、ジーンはその出来に満足せず、ガッデスの設計に取り掛かることになる。

初代操者はテュッティ・ノールバック、2代目操者はデメクサ・シーエ

登場作品と操縦者

魔装機神シリーズ

魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
第一章序盤でテュッティの機体として何度か戦闘に参加した後、デメクサに引き継がれる。デメクサには2回しか出撃の機会がないので、本格的な加入は第二章でデメクサ加入ルートを通った場合に限られる。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
基本的にはリメイク前と同じ。テュッティ搭乗時に何度か戦闘に参加するので改造したくなるが、今回は「絶望の淵で」でのグランゾン、「調和の結界」でのナグツァートと改造が連動してしまうバグが存在する。竜巻をハリケーンにランクアップさせていると名前が空欄の武器がグランゾンに追加され、この武器を使われるとフリーズしてしまう。よって周回を重ねて資金が豊富になった場合でも、この機体の改造はしばらくしない方がよい。このバグはPSP移植の際に修正済み。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
序盤の終わりごろに参戦。なんと、ランクアップ武器が一つもない。これは離脱キャラが乗る機体と特定ルート参戦機体を除けばファルクだけであるため、離脱フラグではないかと受け取ったプレイヤーも多かった。南部ルートではなんと脱出装置が故障する隠しイベントが存在する。

装備・機能

武装・必殺武器

ミサイル
両腕に搭載されている。発射口は両腕に2門ずつ(計4門)。
プラズマソード
非実体剣。
ダモクレスソード
魔装機神II』(ROE)で用いる実体剣。
ソニックブラスト
衝撃波。両肩に取り付けられているユニットから発射する。
竜巻 / ハリケーン
水系魔方陣から激しい風を発生させて対象を風の渦に巻き込む魔術兵器。
  • ハリケーン:「竜巻」のランクアップ。両手に展開した2層の魔方陣から生み出す二重の風の渦を稲妻と共に叩き込む。『ROE』では使用不可。

必殺技

ダモクレスの剣
実体剣を召喚し、剣を自在に操りながら対象を切り刻み、止めに魔方陣で実体剣を巨大化させ相手に突き刺す。技名の由来は御存知「ダモクレスの剣」で、繁栄と華にも危険があり、それが剣が天井から糸のような髪一本で繋がれているという故事。
  • ROE:「ダモクレスソード」という名前になり、通常武器に降格してしまった。前作で各魔装機が必殺技時のみ使用していた実体剣を、本作では通常武器として使用している関係からと思われる。
  • オッカムのかみそり:「ダモクレスの剣」のランクアップ。技そのもののパターンはランクアップ前と同じだが、止めに水系魔方陣の中央を通過することで巨大化した5本の実体剣を用いる。『ROE』では使用不可。
ゴーディアンズノット
新必殺技。魔力で二剣にわかれた「ダモクレスソード」を投じて敵を牽制。高速で回転する二剣が放射する高圧の電流に縛られた標的を、魔方陣の透過で巨大化(幻影と思われる)したファルクが大剣を振り下ろして真っ向唐竹割りにする豪快な技。

特殊能力

修理装置
味方のHPを回復する。
剣装備

サイズ

M

移動タイプ

水系魔装機は飛行可能。

機体フル改造時のカスタムボーナス

「HP+3000、移動力+1、装甲+300、HP回復+30%」
『ROE』では「HP+2000、装甲+200、MG回復+30」に変更。

機体BGM

「終わりなき戦い」
『LOE』での汎用戦闘BGM。

余談

  • 開発者であるジーン・ラアス・ラッカーの姓名は、メカニックデザインを担当した福地仁氏の姓名を変換したアナグラムの一種。
  • OGクルセイドのカードに「魔装機計画初期に造られ、試作機としての意味合いが強い機体。能力は平均的で、その主な役目は中距離戦での戦闘支援」と記載されている。

関連機体

ガッデス
本機の発展型。見事、水の高位精霊(ガッド)の御眼鏡に適うことに成功した。