『覇界王 ガオガイガー対ベターマン』は竹田裕一郎著作の小説作品。
覇界王 ガオガイガー対ベターマン | |
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原作 | 矢立肇 |
著者 | 竹田裕一郎 |
キャラクターデザイン | 木村貴宏 |
メカニックデザイン |
宮内利尚 山根理宏 藤沢真行 |
発表期間 |
2016年9月30日 - 2021年3月17日 |
話数 | 全10話(69回) |
初登場SRW | スーパーロボット大戦30 |
概要
『勇者王ガオガイガーFINAL』のその後を描く続編小説で、『GRAND GLORIOUS GATHERING』のDVD-BOXに収録された特典映像「プロジェクトZ」を内包する物語。
同じく世界観を共有する『ベターマン』のキャラクター達も登場し、地球に迫る新たな危機と勇者たちの最後の物語が描かれる。
藤沢真行氏によるコミカライズ版が連載中の他、登場メカの商品化や楽曲作成なども行われている。
ストーリー
三重連太陽系でソール11遊星主との死闘を制したGGGであったが、消滅する空間に取り残されてしまい天海護と戒道幾巳を確実に帰還させるため、二人を最後のESミサイルに乗せて送り出した。
最後まで諦めようとしなかったGGGはジェネシックガオガイガーの最後のツール「ギャレオリアロード」に一縷の望みを賭け、脱出を試みる。
3年後の西暦2010年、いまだ帰還しないGGGの救出のため、護たち新生GGGは木星へ向かうべく宇宙へ上がるが、突如木星から発せられた強力な磁気嵐、後にインビジブルバーストと呼ばれたそれにより地球は壊滅的な被害を受け、木星への旅立ちを諦め地球の復興を優先する。
さらに月日は過ぎ西暦2016年。20歳になった護たちは救出計画「プロジェクトZ」を再始動させるが、新たな敵「トリプルゼロ」が出現する。
登場人物
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
GGGブルー
GGGグリーン
GGGグリーン協力者
ソムニウム
- ラミア
- シャーラ
- ガジュマル
- ユーヤ
- ヒイラギ
- ライ
- 羅漢
- デウス
登場メカ
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
GGGブルー
- ガオガイゴー
- GGGとアカマツ工業の技術が融合した新たな勇者王。
- 覚醒人凱号 / ガイゴー
- ポルコート
- かつてルネと共に行動していた勇者ロボ。過去にボディをバイオネットによって大破され、非変形用の車に超AIを移植されていたが、今回は新たなボディを得て復活する。
- ガンシェパー、ガンホーク
- ポルコートのサポート用に作られたガンマシン。
- ビッグポルコート
- ポルコート、ガンシェパー、ガンホークが合体した形態。
- 月龍
- ドイツGGGにて作られたビークルロボ。
- 日龍
- ドイツGGGにて作られたビークルロボ。
- 星龍神
- 月龍と日龍がシンメトリカルドッキングした勇者ロボ。
- 翔星龍神
- 星龍神の背部に翔竜が合体した形態。
用語
- GGGブルー
- 新たに結成された新生GGGで「ガッツィー・グローバル・ガード」の略。
- 凱たち旧GGGと区別するため、マークの色が青いことからこの名称を採用する。
- GGGグリーン
- 凱たち旧GGGのメンバーの呼称。大河が未帰還の間は凱が長官代理を務める。
- トリプルゼロ
- 高純度のエネルギー「オウス・オーバー・オメガ」のGGG側での呼称。かつてザ・パワーと呼ばれていた物の正体。
- このエネルギーに侵された物は宇宙の摂理を守るため思考はそのままに知的生命体を殲滅するようになってしまう。
- ゼロロボ
- トリプルゼロに侵され変質したメカのGGG側での呼称。素粒子Z0と似たパターンが感知される。
- <パトリア>の刻
- ソムニウムが到達を目論んでいる謎の計画。
楽曲
小説単行本特典のドラマCDにて専用の主題歌が用意されている。
- オープニングテーマ
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- 「勇者王誕生! ‐御伽噺(ジュブナイル)ヴァージョン‐」
- 『30』にて採用。プレミアムサウンド&データパックに原曲を収録。
- エンディングテーマ
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- 「鎮-requiem-juvenile-伽」
- 『30』にて採用。プレミアムサウンド&データパックに原曲を収録。
登場作と扱われ方
単独作品
- スーパーロボット大戦30
- 初参戦作品。『FINAL』との同時参戦だが、『FINAL』側は機体のみ参戦でストーリーは本作がメインとなる。
- 小説媒体のため今作にて初めてアニメーションが描かれる。