スコープドッグ・レッドショルダーカスタム

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スコープドッグ・レッドショルダーカスタムは『装甲騎兵ボトムズ』の登場メカ

スコープドッグ
レッドショルダーカスタム
外国語表記 Scope Dog Red Shoulder Custom
登場作品

ボトムズシリーズ

デザイン 大河原邦男
初登場SRW 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
SRWでの分類 機体
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スペック
分類 ミッド級アーマード・トルーパー
生産形態 改修機
型式番号 ATM-09-RSC
全高

4.21 m

降着形態時
2.501 m
乾燥重量 6.892 t
最大出力 245 Hp
最大トルク 58 kg/m
巡航速度 52.0 km/h
最高走行速度 98.7 km/h
装甲厚 6-14 mm
PR液総量

184リットル

予備
40リットル
原型機 スコープドッグ
乗員人数 1名
主なパイロット キリコ・キュービィー
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概要

ウドの街を牛耳っている治安警察との決戦に備えて、キリコがありあわせのパーツを使って火力を強化したスコープドッグ

レッドショルダーで使用されていた火力支援機「スコープドッグ・タクティカルカスタム」(SRW未登場)を再現したもので、一般のATパイロットでは持て余してしまうほどの重武装となっている。

本機はバニラ・バートラーがレッドショルダーにあやかって左肩を赤く塗装している。しかし、実際のレッドショルダー仕様機は色合いがもっと暗く[1]塗装部位が逆となっていたが、治安警察への威圧には十分であった。

無数の治安警察の機体に孤軍奮闘するが、途中でダメージの蓄積により擱座。キリコは例の如く乗り捨て、以降の戦闘はゴウトらが用意した予備の通常カラーのスコープドッグで行っている。 また、本機以外にも作中では囮として用意した無人の同じ機体も登場しいている。

本機は元になった仕様が存在するものの正式に採用された機体ではなく、レッドショルダーカスタム[2]の名称もあくまで俗称である。

登場作品と操縦者

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
初登場作品。武装が一気に増えて火力は増すが、反面移動力が大きく落ちるのがネック。また、運動性も大きく落ちるが、これは考えようによっては?????を発動させやすくなったと言えなくもない。ただしHPや装甲は変化しない。また、キリコに間違いだと指摘されているのに、換装される度に肩が赤く塗装されるが、気にしてはいけない。最もキリコ本人も正しい配色で塗られることを望んでいるわけでは決してないだろうが。なお、キリコの発言を反映して、左肩がスコープドッグRC等の右肩に比べて明るい赤色になっている
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
今回は序盤のクメンルートと中東ルートの面々が合流した際にデュオ達がキリコのためにジャンクパーツを仕入れてカスタマイズした(本当はスコープドックTCを用意したかったようだが、「ジェットローラーを用意できなかった」とキリコに謝っている)。…またもや左肩が赤く塗られるが、その点に関しては触れられない。今回、スコープドックTCの換装パーツ入手の際に入れ替わりに消滅する。尚、中東ルートを通った場合はインターミッション時に既にこっちに換装済みなのだが直後のシナリオデモで上記の会話を行うため多少の食い違いがある。

単独作品

スーパーロボット大戦Operation Extend
第5章から使用可能になる。今回キリコが搭乗する3機の中では、最も武装が豊富なのがポイント。しかし当機のアサルトコンバットは「バリア貫通」と「ガードアーム」特性のため、最大火力ではスコープドッグ・ターボカスタムに劣る。
スーパーロボット大戦X-Ω
2017年6月のイベント「光を求める乙女の願い」より実装。SSRシューター。
同年11月にニューカマーで大器型SSRシューターが追加。同機体の実装をもって、第1期参戦作品に全て大器型が揃うこととなった。
スーパーロボット大戦DD
スコープドッグRSC表記。序章ワールド4より参戦。命中&回避タイプ。宇宙で初登場するにも関わらず、宇宙の地形適応がB。しかもワールド4は宇宙戦が多いので苦戦する。Aに上げるにはSSR必殺技専用ユニットパーツが必要。
命中&回避タイプではアレクサンダと並んでSサイズ。その運動性と必殺技で囮役とブレイクゲージ削りを担うのが無難。
しかし、なぜ宇宙での護衛として雇われたのにラウンドムーバー装備ではなくこちらの機体を持ってきてしまったのだろうか...?

装備・機能

武装・必殺武器

格闘兵装

アームパンチ
スコープドッグの標準かつ唯一の内蔵武器。カートリッジ式の炸薬で腕を高速伸縮させ、パンチの威力を高める固定兵装。使用後には薬莢が排莢される。
基本的にどの作品でも採用。『OE』では「押出」「ヒット&アウェイ」の特性を持つ
『DD』ではガトリングガン同様単体武装化はしていないが、ラッシュ・コンバットの演出内で使用する。

射撃兵装

GAT-22 ヘヴィマシンガン
スコープドッグの基本武装。
『第2次Z』では単発モードで2連射、それ以外の作品では連射モードで撃つ。
『OE』では「対空」の特性を持つ。
『X-Ω』『DD』では通常攻撃に使用。実弾属性。
9連装ロケット弾ポッド/ショルダーミサイル(OE)/ショルダーロケット弾ポッド(DD)
右肩部の追加武装。元々戦闘ヘリの武装で、ロケット弾の為自動追尾機能はない。
『第2次Z』では地上開始の場合、ローラーダッシュを使わず歩行して発射位置まで移動する。
『OE』ではマップ兵器扱いで、「対地」の特性を持つ
『DD』では実弾属性SR必殺技に採用。メインアビリティは「逆襲II」で、HPが30%以下の時に攻撃力が増加し反撃時に確率で先制攻撃を行う。サブアビリティは「HPアップII」。
2連装対戦車ミサイルランチャー/SMM2連装ミサイル
右腰部の追加武装。
『OE』では「曲射」の特性を持つ
『DD』では実弾属性のR必殺技に採用。メインアビリティは「運動性ダウン付与I(必殺)」で、必殺技命中時に2アクションの間、敵ユニットの運動性を減少させる。サブアビリティは「照準値・運動性アップI」。
ガトリングガン
左腰部の追加武装。
『OE』では「突破攻撃」の特性を持つ
『DD』では単体武装化はしていないが、マルチプル・コンバットの演出内で使用する。
小型ソリッドシューター/ハンディ・ソリッドシューター
左腕部の追加武装。メディアによって名称が異なるがスパロボでは『ハンディ・ソリッドシューター』名義で統一されている。
『第2次Z』では地上開始の場合、ローラーダッシュ前に数歩ほど歩行して助走をつける演出がある。
『OE』では「エスケープ」の特性を持つ。
『DD』ではガトリングガン同様単体武装化はしていないが、マルチプル・コンバットの演出内で使用する。

必殺技

アサルト・コンバット
複数の武装でのコンビネーションアタック。『第2次Z』と『OE』にて採用。
『第2次Z』ではガトリングガンで距離を詰めつつ右肩でタックル後ヘヴィマシンガンを持ち替えて右アームパンチで2発攻撃しヘヴィマシンガンとガトリングガンの一斉射撃で締める。『OE』ではショルダーミサイルを発射後、ヘヴィマシンガンとガトリングガンで追い込み、最後に左アームパンチで締める。
一斉射撃
『X-Ω』での必殺スキル。
ヘヴィマシンガン、ガトリングガン、ショルダーミサイルポッドにて一斉攻撃を行う。
マルチプル・コンバット
『DD』でのSSR必殺技。実弾属性。ガトリングガンとハンディ・ソリッドシューターでの突撃。
メインアビリティは「ミッションディスク」で、照準値と運動性が増加する。さらに実弾属性のブレイクゲージ減少量が増加する。サブアビリティは「ダメージアップIII(実弾)」。
ラッシュ・コンバット
『DD』でのSSR必殺技。ヘビィマシンガンとアームパンチによる連続攻撃。ヘヴィマシンガンによる銃撃も多いが、締めがアームパンチの連打である為か打撃属性。
メインアビリティは「鉄の騎兵」で、移動力と運動性が増加する。さらに気力120以上の時、攻撃力が増加する。サブアビリティは「必殺技威力アップIII(打撃)」。
ロケットパレード
『DD』でのSSR必殺技。実弾属性。敵機の周りを移動しながらロケット弾を連続で発射していく。
メインアビリティは「ターレットレンズ」で、戦闘回数に応じて攻撃力と運動性が増加していく。また、ロケットパレード命中時には敵に防御力と照準値が減少する弱体効果を付与する。実弾属性全ての攻撃のブレイクゲージ減少量が増加し、敵ユニットの弱点属性で攻撃した場合は与ダメージが上昇する。

特殊能力

グループ (GR)
『OE』。ル・シャッコベルゼルガWPバニラATフライとグループ出撃可能。

移動タイプ

サイズ

S

カスタムボーナス

全ての武器のCRT+30
第2次Z破界篇』。
移動力+1、全ての武器のCRT+30
第2次Z再世篇』。

機体BGM

「炎のさだめ」
TVシリーズOPテーマ。

他作品の関連機体

スコープドッグ レッドショルダースペシャル(SRW未登場)
幻影篇に登場する機体で、本機と同様の装備をしており左肩に同じ塗装が施されている。
小説版ではバーグラリードッグの代わりに本機に乗り込み、黒い稲妻旅団との決戦に挑む。
スコープドッグ (エイジ機)
DD』のクロッシング・パイロットにて設定された機体。レッドショルダーカスタムの予備機として用意されていた。
RSC装甲騎兵型エグゾフレーム
OBSOLETE』とのコラボ機体。本機を模して制作されたエグゾフレーム。

商品情報

脚注

  1. キリコ曰く「レッドショルダーの色はもっと暗い、血の色」
  2. 放送当時は設定画同様"フル装備"という名前だったが、後のホビー展開に際してレッドショルダーカスタムという名称が与えられた