宇宙刑事ギャバン
『宇宙刑事ギャバン』は東映が制作した特撮テレビドラマ作品。
宇宙刑事ギャバン | |
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脚本 | 上原正三ほか |
音楽 | 渡辺宙明 |
制作 | 東映 |
放送局 | テレビ朝日 |
放送期間 | 1982年3月5日 ~ 1983年2月25日 |
話数 | 全44話 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦X-Ω |
概要
特撮ヒーローアクション『メタルヒーローシリーズ』の第一作。
主演の大葉健二によるハイレベルなアクションや、当時使用例の少なかったビデオ合成を多用した映像などにより、絶大な人気を獲得。世界観を継承した続編『宇宙刑事シャリバン』が制作されるほどとなる。また、後に制作された『宇宙刑事シャイダー』と合わせて宇宙刑事三部作と称される。
2012年にはスーパー戦隊シリーズにゲスト出演する形でギャバンが復活。そのまま単独で新作映画が制作され、現在では2代目ギャバンを中心に据えた新規シリーズが展開されている。
スーパーロボット大戦への参戦
関連作品である『スーパーヒーロー作戦』や『スーパー特撮大戦2001』には参戦しており、スパロボには『X-Ω』第4期参戦作品として初参戦となった。
特撮作品としては『ゴジラ』(ゴジラ対エヴァンゲリオン名義)と『恐竜戦隊ジュウレンジャー』という先例があるが、どちらも期間限定参戦であるため、通常の参戦枠としては特撮作品初となる。
ストーリー
銀河連邦警察は、宇宙犯罪組織マクーの標的となった地球を守る為、宇宙刑事ギャバンを派遣する。
バード星人の父と地球人の母を持つギャバン(地球名:一条寺烈)にとって、地球は第二の故郷。宇宙の平和と第二の故郷を守り、ギャバンはマクーと日夜戦い続ける。
登場人物
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
ギャバンとその関係者たち
- ギャバン / 一条寺烈
- 主人公。地球では身分を隠し「アバロン乗馬クラブ」で働く。
- ミミー
- ヒロイン。ギャバンに好意を持っており、密航して着いてきた。
- コム長官
- ギャバンの上司であり、ミミーの父。
- マリーン
- コム長官の秘書。
- 大山小次郎
- UFO専門のルポライター。本作のコメディリリーフであり、後の『シャリバン』『シャイダー』にも続投する。
- 藤豪介
- 「アバロン乗馬クラブ」のオーナー。烈がマクーと戦う宇宙刑事ギャバンであることは知らない。
- 星野月子
- マクーに研究を狙われた科学者星野博士の娘。宇宙刑事の事を知りギャバンやミミーと共に行動する。
- ボイサー
- ギャバンの父。地球担当の宇宙刑事だったが消息を絶つ。
- 一条寺民子
- ギャバンの母で故人。
- 伊賀電
- 森林パトロールの青年。マクーに立ち向かって重傷を負うが、ギャバンによってバード星の医療技術で一命をとりとめ、そのまま宇宙刑事としての訓練を受ける。
- 続編作品『宇宙刑事シャリバン』の主人公。
マクー
登場メカ
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
ギャバンの戦力
- コンバットスーツ
- 戦闘時にギャバンが装着するパワードスーツ。「蒸着」の音声コードによってドルギランから電送され、0.05秒で装着を完了する。
- 超次元光速機ドルギラン
- ギャバンの乗る宇宙船。龍型の「電子星獣ドル」と「ギラン円盤」で構成されており、戦闘時には分離したドルにギャバンが乗って戦う事が多い。
- サイバリアン
- 魔空空間への突入と離脱能力を持つサイドカー。
マクーの戦力
- マクー戦闘円盤
用語
- 魔空空間
- マクーの作り出す異空間で、一種のブラックホールであるという。ここではダブルマンやベム怪獣の戦闘力が3倍になるので、戦闘を有利に運ぶ目的で作り出される。
楽曲
- 「宇宙刑事ギャバン」
- 作詞:山川啓介 / 作曲:渡辺宙明 / 編曲:馬飼野康二 / 歌:串田アキラ
- OP曲。
- サビ前の叫びは「ビーム! ビーム!」なのだが、歌詞に記載されることはあまりないため、「イー! イー!」などと誤解される。
- 「星空のメッセージ」
- 作詞:山川啓介 / 作曲:渡辺宙明 / 編曲:馬飼野康二 / 歌:串田アキラ
- ED曲。
登場作と扱われ方
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- スパロボでの初参戦作品。