リオ・メイロン
2013年3月7日 (木) 04:43時点における218.229.204.189 (トーク)による版
リオ・メイロン(Rio Meilong)
- 登場作品:バンプレストオリジナル
- 声優:夏樹リオ
- 種族:地球人(中国系と日本系のハーフ)
- 性別:女
- 年齢:18歳
- 生年月日:2月16日
- 星座:水瓶座
- 血液型:A型
- 所属:
- 役職:ハガネオペレーター(OG1、OG外伝)⇒マオ・インダストリー社出向(OG2以降)
- 階級:伍長→曹長→少尉
「勝ち気な主人公」(スーパーロボット大戦αより)。正義感が強く、明朗な面倒見のいい少女であるが、思い込みも激しい。ディバイン・クルセイダーズ(DC)に所属して性格が気弱なリョウト・ヒカワを当初は嫌っていたが、DCから捨て駒にされたリョウトを放ってもおけなかったようで、その後はパートナーとなっている。現在はハガネのオペレーターを務めているが、いざとなればパイロットも務める。
声優名と主人公の名前が同じなのは彼女だけ。また「悪を断つ剣」をスパロボで初発言したのも彼女(下記、名台詞参照)。
スパロボα設定では母親は日本人であり、リオは中国系と日本系のハーフである。OGシリーズでは「母親直伝の中華料理」という言葉からこの設定は無くなっている模様(ただし「中華料理が得意な日本人」の可能性はある)。
容姿がアジア系でチャイナ服をあしらった衣装の為、同じ中国系のリンよりもっともらしい中国系なキャラ。
普段の彼女からはわかりにくいのだが、一応会社重役のお嬢様である…が本人はお嬢様扱いを嫌がっており、最初は家庭環境を隠していた(この点は同じお嬢様キャラのレオナとは対照的である)。リクセント公国には避暑旅行で訪れた事があるらしい。
登場作品と役柄
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- デフォルトで天才を持ち、精神コマンドに大激励という有用なコマンドがある。また、リアル系の場合に限り、念動力の成長限界LVが8から9に上がる。念動力の伸びは初期は平均的な感じだが中盤辺りから長期に渡って念動力Lvが全く上がらなくなる時期がある。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- PS版に準拠。
OGシリーズ
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
- リョウトとの恋物語が展開される。やはり勝ち気な彼女が一歩リードしている。能力的には中の下ぐらい。
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
- 引き続きリョウトとの恋物語が展開しており、この時にはリョウトを認めている。今回も能力的には中の下ぐらい。デフォルトの乗機はAMガンナーだが、相方のリョウトがヒュッケバインボクサー向きの能力であるため、ヒュッケバインガンナーを彼女らを乗せて使いたければリョウトと機体交換した方が性能を発揮できる。後によりガンナー向きの能力を有すユウキとカーラのペアが参戦するため、AMガンナーのシートはカーラに譲って自分はユウキの持ってきたラーズアングリフ辺りに乗せておこう。
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS
- リメイク作品。扱いはOG1及びOG2に準拠しているが、リメイクに伴い、ゲームシステムが変更され、ツイン精神コマンド・修行を習得。これが極めて大きく、ヒュッケバインガンナーのメインパイロットにして、ツインユニットを組めば、対ボス戦で凄まじい量のPPを稼いでくれる。ツインユニットのメインをSRXにして、リオとAMガンナーのパイロットにラーニングを習得させれば更に効果が高い。中の下の能力値は変わらないが、このためにPP養成で一気に挽回できる。効果の乏しい戦意高揚を上書き出来るようになったこともあり、仕様変更の恩恵を最も享受できたキャラだと言えるだろう。彼女は格闘戦に強いイメージがあるが、実は射撃値のほうが高い。
- スーパーロボット大戦OG外伝
- 今回は出番は少なめ。しかもα主人公の中で唯一専用機(=強制出撃時に乗る機体)が戦闘機扱いのAMガンナー……と、シナリオ・システム両面で不遇。ただし、修行を用いたPP稼ぎにはOGsから継続して最適であり、プレイヤーの愛と工夫さえあれば簡単に劣勢を挽回して大活躍できる。推奨する機体はグルンガスト参式で、リオは戦闘向きの精神コマンドなので、サポート向きのカーラをパートナーで乗せると、バランスのいい活躍ができる。また、PPで格闘値を上げたり、攻撃系の能力を覚えさせておくと、より真価を発揮できる。
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- 服装がオペレーター服からクスハらと同じ軍服に変更。ハガネのクルーなのは変わらないが、パイロットに専念する形になったようだ。
- スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ
- ハガネのクルーとして活躍。
- スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター
- 今回はAMガンナーの専任パイロット。どういうわけか眉毛が凄いことになってしまっている。α主人公の女性陣の中では唯一EDにも出てこず、ちょっと扱いが不遇。
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION THE ANIMATION
- アニメ作品では此方が先だが、今回もハガネのクルーとして活躍。
人間関係
- リョウト・ヒカワ
- 彼女のパートナー。お互い性格は全く正反対だが、その点はお互いカバーし合っている。OG2の時点では技術者のリョウトのためにテストパイロットに徹するなど良き女房役になっていた。ちなみに初期の頃はリョウトの性格にイライラしており、「ウジウジしたタイプは大嫌いだ」とまで言っている。
- リン・マオ
- マオ・インダストリーの社長で、同じ中国系。人間としてもパイロットとしても尊敬している。
- クスハ・ミズハ
- 同い年であるが、リオが引っ張っている。お互い親友。α主人公がOGシリーズに出た際、OG1最初期から同僚なのはこの組み合わせだけ。
- リュウセイ・ダテ
- OG1(GBA版のみであるが)では序盤でハガネのクルーになったクスハを一方的に責めていた彼を非難した。
- レオナ・ガーシュタイン
- 同い年で、こちらはお互い気の強い親友。一応、お嬢様同士でもある。レオナの事は「何でもできる完璧な人間」と思っていたようで、彼女の料理下手が発覚したきっかけはリオが「料理も得意そうだから」と料理に誘ってしまった事である。ちなみにリオはクスハと共に彼女とタスクの進展に興味津々である事が中断メッセージで判明する。
- ユアン・メイロン
- 父親であり、マオ・インダストリーの重役。ユアンはイルムの父・ジョナサンとは知り合い。なお、彼が父親である事が皆に知られた際に家庭環境もバレている。
- エイタ・ナダカ
- ハガネに同乗するオペレーター。仲が良いものの、リオがパイロット要員として出撃するためか、エイタは貧乏くじを引くことが多い。
- ゲーザ・ハガナー
- 彼の死に複雑な思いを抱えるリュウセイやリョウトを尻目に、彼の死を自業自得と断じた。
専用BGM
- 「RIGHT AND KIND」
- OGSで新規製作された戦闘曲。今作ではリョウトとの供用。
- 「JUSTICE GIRL」
- OG外伝で新規製作された戦闘曲。「RIGHT AND KIND」はリョウトの専用曲となった。
名台詞
- 「巨悪を断つ剣…その名は龍王破山剣!!」
- 上記台詞の龍虎王版。α以外では聞けないのが残念。
- 「私たちが本当に正しいかなんてわからない…。でも、これだけははっきりと言える! 多くの命をもてあそんだあなたは…明らかに悪よ!」
- αの最終話より。ユーゼスとの戦闘前会話であり、DVE台詞。
- 「こうして、私の戦いは、終わりを告げました。そして、私は両親の元へ帰る決意をしました。ブライト艦長や他のみんなにはひき止められたのですが、これ以上、父様や母様に心配をかけられません。でも、地球圏に新たな脅威が迫れば、私は再び、ロンド=ベル隊に戻るつもりです。その時のために、もっといろいろなことを学びたいと思っています」
- αのEDより。DVE台詞。
- 「ちょっと、クスハは何も悪いことしてないわよ! どうしてそういう言い方するの!?」
- 前述にある通り、OG1の序盤でハガネに乗っていたクスハを責めたリュウセイに対して。
- 「そうです。私…正義のために戦いたいんです」
- イルムに何故パーソナルトルーパーに乗るのかと言われて。リオらしい正直な返答。
- 「…気にすることはないわ、リョウト君……」
「……あの人に同情の余地なんてない。自業自得よ…」
「…それよりも許せないのは…ああいう形で地球人を利用しようとするエアロゲイターよ…!」 - ゲーザが死亡した時の台詞。前述にある通り、彼の死を自業自得と断じた。
- 「悪は必ず滅びるのよ!」
- OGSにおけるグルンガストの計都羅喉剣・暗剣殺での止め台詞。悪を許さないリオの性格が前面に出ている。
関連機体
- 量産型ゲシュペンストMk-II
- 初期に搭乗した機体。
- 量産型ゲシュペンストMk-II・タイプTT
- ゲームでは初実戦の乗機。
- AMガンナー
- ヒュッケバインMk-IIIのアーマードモジュール。
αシリーズ
余談
何かと「正義」や「悪」に拘る性格や、中華系のキャラクターである事から、一部のユーザーからは某ガンダムパイロットとの類似性を指摘される事も多い(ちなみに過去のバンプレストオリジナルにはその某ガンダムパイロットと中の人が同じ人物がいる)。また、究極!ゲシュペンストキックの「悪!即!蹴り!」の元ネタはおそらく「るろうに剣心」の斎藤一の正義たる信念「悪・即・斬」とみられる。 ちなみに、シシオウブレードでの攻撃時には「悪・即・断よ!」と言っている。……ギリギリである。