ジーン | |
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外国語表記 | Gene |
登場作品 | |
声優 |
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種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
所属 | ジオン公国軍 |
概要
シャア配下の新人MSパイロット。第1話にてデニム、スレンダーと共にサイド7への偵察任務に就いたが、功を焦って上官のデニムの命令を無視し、攻撃を仕掛ける。しかし偶然ガンダムに乗り込んだアムロと戦い、ガンダムのビームサーベルに乗機のザクごと切り裂かれて戦死した。
ガンダムに乗り込んだアムロと彼との戦いが宇宙世紀における最初のMS同士の戦いとなった。
小説版ではデニムが連邦に奇襲を仕掛けたため、ジーンも仕方なく攻撃に移る。その後ガンダムに切り裂かれるのは同じ。ちなみにランバ・ラルの「雷」に近いような発言をしている(後述)。
雑誌「冒険王」に連載された漫画版では、デニムと同格の新兵という設定。しかもアニメとは逆にデニムが先に暴れだす役だった(大都社・秋田書店版の単行本では修正されている)。
放映当時、朝日ソノラマより発売された絵本ではデギンの命令で遊園地を襲撃し、フラウ・ボゥ、カツ、レツ、キッカを人質に取るなどの行動をとったが、最終的にはガンダムに敗れる。
漫画「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」ではサイド7出撃前の描写があり、緊張して他のパイロットの言葉を無意識に無視した事をバカにされて乱闘騒ぎを起こし、ナイフで切りかかろうとしたところをシャアに止められるという「プライドが高い小心者」としての描写が追加されている。
登場作品と役柄
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦(G)
- DC所属。原作通り偵察を命じられるが、デニムの静止を振り切ってザクで戦闘を行う。
- 第3次スーパーロボット大戦
- DC所属。第1話でデニム・スレンダーと共にザクで登場するが、戦闘前に撤退するため、戦えない。ルート次第ではデニムと共にゲルググMで再登場、戦うことになるが大して強くない。
単独作品
パイロットステータス設定の傾向
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
人間関係
名台詞
- 「シャア少佐だって、戦場の戦いで勝って、出世したんだ!」
- 第1話より。彼が命令を無視して突出した理由。彼なりに向上心があったといえるが、シャアとは役者が違いすぎる故に身の程知らずとしか言いようがない。
- なお、『UX』では、シャアのオマージュキャラの部隊に配属が決まった彼がほぼ同じ台詞を言った。
- 「敵を倒すには早いほどいいってね」
- 同上及び劇場版より。偵察中なのにデニムの静止を聞かず先走ってザクでガンキャノンの部品を攻撃。しかし、真っ先にやられる羽目となってしまう。
- 上記の台詞と同様、彼の戦闘台詞としてオマージュされた。
- 「な、なんてモビルスーツだ。ライフルをまったく受け付けません!」
- ガンダムをザクマシンガンで銃撃するがビクともせず、驚き叫んだ台詞。
- ルナ・チタニウム合金(ガンダリウム合金)の設定は作中では明確に語られてはいないが、尋常ではない強度の金属で作られている事を端的に表した台詞である。
- 「へっ、お、おびえていやがるぜ…このモビルスーツ」(TV版)
「へへっ、おびえていやがるぜ…このモビルスーツはよ」(劇場版) - 起動したばかりで動きががぎこちないガンダムににじり寄りながら。威勢はいいが声が完全に震えており、ヘルメットのバイザー越しから大量の汗が滲んでいた。
- 「デニム中尉。蜘蛛の巣です」
「ザクを降りて触ってみたいものであります」 - 小説版での第一声。サイド7と違って「ジオンのコロニーは昆虫に対して厳格で、蜘蛛などは昆虫館でしか見ることができない」とのこと。世界観を強烈に主張している。
搭乗機体
- ザクII
- 搭乗機。
SRWでの搭乗機体
余談
- 漫画作品『MS戦記 機動戦士ガンダム外伝』の冒頭で、主人公フレデリック・ブラウンの同級生が「ジーンの兄さんは宇宙攻撃軍のザクのパイロット」と発言するシーンがあるが、それがこのジーンを指しているのかは明確ではない。
- OVA『機動戦士ガンダム MS IGLOO』第2話で、ガンダム開発前に「鹵獲したザクに搭乗した連邦兵が味方の振りをしてジオン兵搭乗のザクを不意打ちする」場面が描かれたことで、現在ではジーンとアムロの戦いは、宇宙世紀における最初の公式なMS同士の戦いと扱われている(鹵獲ザクの行動は戦時条約違反で連邦が記録を残していないが、ジーンとアムロの戦いは双方が記録している)。