イーゴ・モッコス
イーゴ・モッコス | |
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登場作品 | 銀河烈風バクシンガー |
声優 | 長堀芳夫(現・郷里大輔) |
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
出身 | ゴワハンド星 |
所属 | 新惑星連合 |
概要
新惑星系はゴワハンド星出身の軍人。原作では第16話「ゴワハンドの攻防」で初登場。当初は中立の立場でバクーフ側に接触を持ったり反バクーフ派と戦うこともあったがオズマ・ドラーゴの説得により、反バクーフ側についた。
抜け目のない性格から「タヌキ」呼ばわりされていたが、説得や交渉を重んじ、銀河烈風隊とは敵対するようになっても残党狩りを行わず、彼らの勇姿を後世に伝えるなど優しい性格をしている。
登場作品と役柄
単独作品
パイロットステータス設定の傾向
人間関係
名台詞
- 「こちらが尻尾を振って折れるのを待つ気か…第一作戦開始! ゴワハンド星の意地を見せたれや!」
- 初登場の第16話。宇宙堤防・シグマラインにて守備隊を指揮し外宇宙はエンゲーレスの艦隊を迎え撃つ。その言葉に違わずクラウワンカの半数程度を撃墜されつつもエンゲーレス艦隊に痛手を負わせ意地を見せるも、オズマ達や銀河烈風の加勢がなくば太陽系を上回るエンゲーレスの機動ロボに壊滅させられるところであった。
- 「銀河烈風には借りがある」
- 第17話。カシムの敗退を知り、部下から援軍を出すかと尋ねられるが、前回助けられた事もあり動くことはないと進言する。
- シンザーク「あなたにこんな趣味があるとは意外だ」
「ここは、安心できるからね。周りは私の部下ばかりだから、話が漏れる心配はないし」 - 第20話より。ロングー星のシンザーク・ハイムが接触してくるが、面会場所となったのはミラーボールの光乱れ飛ぶディスコの中。割と遊びも嗜んでいるらしいことが窺える。
- 「…ともかく、反バクーフの過激派の連中を押さえつけすぎますと、地下に潜って次々に事件を起こします。捜査も、地下に潜られてはしづらい…この際思い切って、ロングー大使館を再開し、反バクーフ活動家がキョウラーク星に自由に出入りできるようにすることです。そうすることによって、なんとでも手は打てますし、解決も早い」
アーウィン公「ふむ…その件は地球に行った折、バクーフの高官に説明しておいた。結論が出次第連絡があるはずだ…。しかしゴワハンド星は、新惑星系の連中から恨まれるんじゃないのかな? 言ってみれば裏切り行為に近い…」
「フフハハハハ…! 少々恨まれましても、過激派の暴発事件などない方が、世の為です」 - 同上話より。バクーフ重鎮であるモーリ・アーウィン公にゴワハンドから外宇宙の兵器を強奪したのがロングー星のケイの一派であったと報告した後、かねてから働きかけていたらしいロングー大使館の再開によって敢えて締め付けを緩めることを提言。協力を取り付けるも、自分と親密にする事で憎まれるのではとアーウィン公に言われるが、それも一笑に付しあくまで彼らの動きを抑えることが肝要と言い張る。
- 「まだ、早いのだ…。時の流れが味方するまで、待たねばならん…」
- 同上。イーゴの思惑を知る由もないケイはさらに外宇宙の兵器を使うべく技師を拉致する強攻策に出たため、やむなく自ら艦隊を率いて追撃。応戦するケイ一派を前にして一人ごちる。今はまだ雌伏の時なのだと。
- 「反バクーフ過激派の行動は新しい時代の夜明けに百害あって一利なしだ。しかし、同じ新惑星系のシモーヌ星にまで手をかけぬ訳にはいかん。いずれ、新惑星系の同志は手を結んで新しい時代に立ち向かっていく日が来るはずだ」
- 第21話、前回のケイ・マローンの暴動が切欠で過激派による反バクーフ運動が高まる中、彼らを一掃するためにあえてバクーフと手を組み融和政策を取る。その後、シンザーク・ハイムを討つためシモーヌ星攻撃の命が下されるが、これを良しとせずイーゴ達ゴワハンド艦隊は引き上げていくのだった。
余談
- モデルは西郷隆盛。ただし名前の由来は熊本地方の方言「肥後もっこす」からとズレている(言うまでもないが西郷隆盛は薩摩=現在の鹿児島出身である)。