概要
グレートマジンガー
ミケーネ帝国の七大将軍の1人で、鳥類型戦闘獣軍団を率いている。口から超音波を発し、翼で竜巻を起こすことができる。
強気で自信過剰な性格で、会議に遅刻した上に、抜け駆け等のスタンドプレイも目立っていた。最期はあっけなくグレートマジンガーの攻撃で瀕死になり、撤退する無敵要塞デモニカの中で死亡したと思われ、七大将軍最初の戦死者となった。上記の性格のためか、実は暗黒大将軍時代には1度しかまともに登場したことはなく、2度目の登場は他の将軍たちに大きく遅れ、暗黒大将軍の死後でハーディアスに次いで出番が少ない将軍だった。
尚、声優は緒方賢一氏が代役ということになっているが、実は緒方氏の方が担当した回数が多い。
永井豪氏の漫画版では、他の将軍たちに比べて今ひとつ存在感が薄い。戦死する場面は描かれていないが、「科学要塞研究所の自爆に巻き込まれた」と記述された文献がある。
桜多吾作氏の漫画版では、胸部の人面ではなく鳥類型の頭部で表情を出していた。また、ニワトリ型戦闘獣のようなデザインに簡略化された。後半、衛星軌道上にて「ミケーネの超兵器」の守備隊を率いていた。大気圏突破してきたグレートマジンガーとビューナスAを迎撃するが、核爆弾を組み込んだバルーンダミーに翻弄され、部下が全滅したところを討ち取られる。七大将軍の中で唯一、戦死する場面がまともに描かれた分、存在感があった。
マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍
ミケーネ7つの軍団の一角である鳥獣型戦闘獣軍団の長。原作ではまともに戦闘することはなかったが、他の将軍と同じく本作では自ら戦闘を行っている。
プロローグ部分で部下たちがミリオンαに全滅させられると、自らミケロスから出撃。ミリオンαを背後から強襲してコクピットを握りつぶし瞬殺したが、そのままセクハラに勤しんでいたら辛うじて生き残ったロールの手でミリオンαの自爆によって、あっさりとミケロスごと倒されてしまった。
TV版に比べて口調が酷くなっている。まぁ、TV版では生粋の武人だったのにオネエ口調でイメージが180度変わってしまったハーディアスに比べれば遥かにマシであるが……。TV版と比べてデザインに目立った違いが殆ど無く細部の細かい違い等だけである。
真マジンガー 衝撃! Z編
最終回では、あしゅら男爵の自害による儀式によって復活したミケーネの神々の一柱として、シルエットのみの姿で登場。
登場作品と役柄
ユリシーザーと同様、部下の戦闘獣自体はSRWにしばしば登場するのだが、バーダラー自身は余り登場しない。
αシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦α
- TV版が登場、初出演。ルート次第では第1話から登場する。序盤は他の将軍と同じく万能要塞ミケロスに乗って指揮をとっている。終盤からは自ら戦場に立つ。
- 流石に空適正はSだが、パイロットの空適正Aだったり、さほどの強敵ではない。余談だが、格闘の戦闘アニメがやたら格好良いので一度は観ておきたい。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- OVA版が登場。ハーディアス&ドレイドウと共に出演。
- バーダラー以外の二人は本編でマジンカイザーと戦っているため、戦闘可能な敵ユニットとしての出演理由が理解できるのだが、何故か本編でマジンカイザーと戦ったユリシーザーを差し置いての出演である。
- スーパーロボット大戦W
- OVA版が登場。パリでの暗黒大将軍の会議場占拠作戦においてハーディアス&ドレイドウと共に登場。HPはそれなりに高いが、特別強い敵ではない。
装備・機能
武装・必殺武器
TV版
- 破壊光線
- 劇中未使用。『第2次α』では口から光線を吐く。
- 格闘
- 高速で相手を翻弄しながら何度も体当たりし、最後はニヤリと笑みを浮かべて飛び去る。なお、この攻撃は「回避された場合、悔しがる」という細かい演出がある。
- 超音波
- 劇中未使用。SRW未採用。
- 竜巻
- 劇中未使用。SRW未採用。
OVA版
- 超音波
- 口から吐く音波攻撃。劇中未使用。
- 『J』では、気力と精神コマンドを同時に下げる特殊効果がいやらしい。『W』では、装甲低下の特殊効果。
- 体当たり
- 猛スピードで飛行し、相手に突撃する。マルチコンボ対応。
- 竜巻
- 翼で巻き起こす突風。本編未使用。『W』では射程低下の特殊効果。
移動タイプ
サイズ
- M
パイロットステータス設定の傾向
特殊技能(特殊スキル)
人間関係
- 闇の帝王
- 主君。
- 暗黒大将軍
- 上官。
- 地獄大元帥
- 新しい上官。
- 獣魔将軍
- 設定上は上役。
- 超人将軍ユリシーザー、妖爬虫将軍ドレイドウ、悪霊将軍ハーディアス
- 同僚。元々スタンドプレイが多い性格のため、他の将軍との絡みは少ない。
- 魔魚将軍アンゴラス、大昆虫将軍スカラベス、猛獣将軍ライガーン
- 同僚。
- ヤヌス侯爵
- 桜多吾作の漫画版では、「ヤヌス侯爵はアルゴス長官と同格、すなわち名実共に七大将軍よりも格上」となっており、彼女の指揮下に入ったことがある。
- 兜剣造
- 永井豪の漫画版では、彼が研究所を自爆させた際に、巻き添えで戦死した模様。
- 剣鉄也、炎ジュン
- 桜多吾作の漫画版では、二人が放った核爆弾入りバルーンダミーに翻弄された。
- ローリィ、ロール
- OVA版では、彼女達の自爆に巻き込まれて戦死した。…つくづく爆発に縁のある将軍である。