グランティード・ドラコデウス
2016年7月4日 (月) 13:12時点における115.179.176.117 (トーク)による版
グランティード・ドラコデウス(Granteed Dracodeus)
- 登場作品:バンプレストオリジナル
- 分類:人型特機
- 全長:30.0m(J)/64.5m(OG)
- 重量:45.0t(J)/316.7t(OG)
- 補助MMI:サイトロン・コントロール
- 動力:オルゴン・エクストラクター
- 開発:アシュアリー・クロイツェル社(J)
- 設計:フランツ・ツェッペリン(J)
- 適性パイロット
- 紫雲統夜
- カルヴィナ・クーランジュ(Jのみ)
- サブパイロット
- カティア・グリニャール/フェステニア・ミューズ/メルア・メルナ・メイアの内1名(J)
- シャナ=ミア・エテルナ・フューラ(固定)、カティア・グリニャール/フェステニア・ミューズ/メルア・メルナ・メイアの内1名(OGMD)
- メカニックデザイン:大輪充
『スーパーロボット大戦J』に登場する、後期主人公機の1つ。
グランティードが危機に陥った際、それに呼応して現れた謎の竜型機動兵器「バシレウス」と合体する事によって誕生したスーパーロボット。
オルゴンモード時には、たたまれた状態の背面パーツが外側へ開き、カバーが上下に展開、内部のオルゴン放出部(?)が露出する。さらに4つのバックパック先端が展開して4頭の竜が出現、咆哮とともに強大な力を得る。その姿はフューリーの創世神「フューレイム」の姿に似ているとされている。
オルゴン・クラウドの発生によって短距離の空間転移や、バリアフィールドの形成が可能。またグランティード同様「ラースエイレムキャンセラー」が機体コアに組み込まれており、騎士機ラフトクランズの時間制御装置「ラースエイレム」を無効化できる。
神竜バシレウス
フューリーにおいて、グランティードとならび特別な存在とされる最強の兵器。翼を持った龍の姿をしており、これ自体もラースエイレムを搭載している。
戦闘力は折り紙つきで、騎士団では切り札として扱われている。だが、この機体はフューリーという種族ではなく、グランティードという機体の守護を第一目的として動いており、グランティードが危機に陥った場合は例え敵の手に渡っていようともすぐさま駆けつける。
真の姿は本体を含め5本の首を持った多頭竜であり、合体時にその力の全てが解放される。
登場作品と操縦者
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- 字数制限のため機体名は『G・ドラコデウス』名義。名称変更可能。接近戦用のP属性武器は格闘系、移動後使用不可能の遠距離攻撃は射撃系と分かれている。武器名は全てインターミッションで変更可能。イベント後に入手する。グランティード時と比べて移動力が1プラスされ、機体・武器性能が一回りずつ強化された他、特殊能力オルゴン・クラウドが追加。元々の装甲値の高さと相まって防御面はトップクラス。武装も遠近双方に対応している上に改造による攻撃力上昇がスーパー系にあるまじき高さに設定されており、非常に高いレベルでバランスの取れた機体である。なおこのゲームにおいては前述の設定は他の機体と後継機入手イベントを統一するために変更され、「グランティードの強化ボディ」ということになっている。
OGシリーズ
- スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
- 中盤で加入。オルゴン・クラウドが強化されただけでなくラースエイレムまで加わり、元々固かったグランティードに更に輪をかけて固くなっている。更にシャナ=ミアがサブパイロットとして加わり3人分の精神コマンドまで使えるという凄まじさ。唯一の泣き所と言えるのは足の遅さ(移動力6)ぐらいである。
- シナリオでも『J』の没設定や新しく加えられた設定も付けられた結果色々ととんでもない機体になっており、今後のOGシリーズにも大きな影響を及ぼす事が出来る本作の主役機となっている。
装備・機能
武装・必殺武器
- ドラコ・ナックル
- 『OGMD』で追加された攻撃。両腕にオルゴナイトの刃を作り出し、ロケットパンチの要領で射出して貫く。
- オルゴンドラコブラスター
- 頭部リング状パーツからオルゴンエネルギーを発射。射程2~7の射撃武器。
- フィンガードラコバスター/フィンガー・ドラコ・クラッシャー
- 敵機に突撃して両手からの貫手を連続で放ち、トドメにアッパー貫手を食らわせる格闘攻撃。P属性ありで、射程は1~3。コンボ専用版もあり、そちらは射程1で攻撃力が少し落ちる。どちらも無制限に使用可能。
- 『OGMD』でも、右手にオルゴン結晶の刃を精製する以外はほぼ同じ流れ。
- オルゴンドラコスレイブ
- 跳躍し、上空よりオルゴナイト混じりのエネルギー波を胸部の竜の顎から放つ。射程3~8の射撃武器。
- オルゴナイト・バスター
- 『OGMD』で追加された攻撃。合体前と同名の攻撃だが、技構成は違う。
- バスカー・モードを起動し相手に肉薄、バシレウス頭部の噛みつきとと4匹の小龍から現れたドリルで拘束し、小竜のブレスとドラコ・スレイブで敵機を粉砕する。
- インフィニティキャリバー
- 尾部の先端が柄に、頭部の角状パーツが鍔になり、機体本体の3倍ほどもあるオルゴン結晶(OGMDでオルゴナイトという名称がついた)の刀身を有す大剣「インフィニティキャリバー」で放つ(メルアを除く)、グランティード・ドラコデウスの必殺技。移動後使用可能な射程1の格闘武器。使用するためには同乗するパートナーの搭乗回数が20回以上必要(周回プレイの場合、以前のプレイで条件を満たしていれば最初から使用可)。攻撃力等に差異は無いが、パートナーによって演出が変わる。
- 『OGMD』では攻撃開始時に一度グランティードとバシレウスに分離し、オルゴンエネルギーを纏ったバシレウスの突撃を行う事が共通しており、その後パートナー毎の演出に移行する。また、パートナーの登場回数は必要無い代わりに、最終盤に追加される。
- カティア
- オルゴンモードに変形し、5つの竜の頭から発射したオルゴンエネルギーで相手をクリスタルに封じた後、インフィニティキャリバーを形成し、両断する。
- 『OGMD』では共通演出後再合体⇒ドラコ・ナックルからのフィンガー・クラッシャー⇒ドラコ・スレイブによる結晶化⇒キャリバーで結晶ごと突き砕く流れ。
- テニア
- オルゴンモードに変形し、下方から敵に体当たりし、上方の敵に対して5つの竜頭からオルゴンエネルギーを発射、クリスタルに封じながら上空へ押し上げつつインフィニティキャリバーを形成し、上空から落ちてくる敵めがけキャリバーを投げつけ、貫通・破壊する。
- 『OGMD』では共通演出後再合体⇒ドラコ・スレイブによる結晶生成⇒ドラコ・ブラスターの乱反射⇒キャリバーで両断の流れ。
- メルア
- オルゴンモードに変形した後にグランティードとバシレウスに分離、バシレウスに乗ったグランティードがオルゴンエネルギーに包まれながらエネルギー体に変化し、相手をクリスタル化させ、内部でドラコデウスを実体化させて破壊する。
- フェイスガードを外したグランティードと分離したバシレウスが見られるのはここだけ。
- 『OGMD』では分離状態のままテンペスト・ランサー⇒オルゴンを纏った突撃の流れ。突撃のカットイン中に再合体するが他の2人の場合と違いシーケンスは描かれず一瞬で合体する。
特殊能力
- 剣装備
- 切り払いを発動する。
- オルゴン・クラウド
- 無条件で全属性のダメージを軽減するバリア。更に気力130以上になると、分身による回避効果が加わり、地形&ENコストや敵機を無視して移動できる。フューリーの上位機体の特徴と言える能力。
- EN回復S
- 毎ターン自軍フェイズ開始時に、ENが最大値の10%回復。EN制の武器が多いグランティード・ドラコデウスにとって、非常に有難い能力。
- ラースエイレム
移動タイプ
サイズ
- L
機体BGM
- 「Limit Over」
- 男主人公時のデフォルトBGM。
- 「Guardian Angel」
- 女主人公時のデフォルトBGM。
- 「Resolution」(カティア)
「Powerful Eater」(テニア)
「Sweet Suite」(メルア) - インフィニティキャリバー使用時に限り、選択したサブパイロット別の専用BGMが流れる。機体に設定した戦闘BGMより優先される。『J』ではBGMセレクトからの選択は不可能。
関連機体
- グランティード
- 本体となる機体。OGシリーズにおいては「玉座機」と呼ばれ、皇族に連なる者のみが操れる特別な機体。
- バシレウス
- 謎の竜型機動兵器。フューリーにおいては「神竜」と称され、グランティードと並ぶシンボル兼切り札とされている。
- 創世神フューレイム
- フューリー創世神話に登場する主神。ドラコデウスはこの神を模した外見となっている。なお、設定そのものは『J』の段階で存在していた。
余談
- 全長・重量が強化前のグランティードと全く同じである。さすがに有り得ない(他の後継機はちゃんと全長・重量が変わっている)ので、バンプレ側か攻略本の編集側が誤植したものと思われる。さすがに誤植と気づいたのかOGシリーズでは素のグランティードよりも巨大化している。