真・虎龍王(Shin Kouryuoh)
- 登場作品:バンプレストオリジナル
- 分類:四神の超機人
- 全高:50.9m
- 重量:170.1t
- 動力:五行器
- 装甲材質:御符
- 開発者:不明
- 所属:αナンバーズ
- 主なパイロット:ブルックリン・ラックフィールド【虎王機・メイン】、クスハ・ミズハ【龍王機・サブ】
- メカニックデザイナー:宮武一貴
ナシム・ガンエデンとの決戦で龍と虎の超機人はその器を失ったが、魂は消滅せず、再びの巨悪との決戦に備えて自らを封印していた。そして、ナシム・ガンエデンの意思と同一の存在となったイルイ・ガンエデンの説得に応じ、眠りから目覚める。クスハ・ミズハが、真・龍王機操る孫光龍に追い詰められたその時、龍王機と虎王機は復活し、同一の超機人である「雀王機」と「武王機」とも魂が融合。轟龍改・雷虎改を器に、「四神招魂」による四神の超機人全ての融合形態、「真・龍虎王」と「真・虎龍王」が誕生した。
真・虎龍王は以前「龍虎王」が使用した龍王破山剣を譲り受け、自らの武器にすべく「斬神陸甲剣」へと鍛え直している。「雀王機」と「武王機」が合体した「雀武王」と「武雀王」の武具は特に見あたらない。また、虎龍王時のメイン武器であったランダム・スパイクとソニック・ジャベリンは消失しており、徒手空拳および剣撃戦に特化した機体となっている。
真・龍虎王についてはリンク参照。
登場作品と操縦者
αシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦α
- クスハ編第44話「四神招魂、ここに」にてブリットが覚醒して真・虎龍王が使える。近接戦特化のユニット。最大攻撃値はダイゼンガーなどの特機(スーパーロボット)に劣るが、分身が使えるのが大きい。龍虎王と異なりこちらは単体攻撃一本のため、援護攻撃をするならこちらで。
装備・機能
武装・必殺武器
- 虎王飛拳
- タイガー・ナックル。一度消滅してから再構成されたため、参式のブーストナックルの機構はなくなり、虎の姿をした「気」を拳に乗せて打ち出す。
- 虎王咆哮
- ソニック・シャウト。虎王機固有の技で、「気」に乗せた咆哮の衝撃波によって敵を撃破する。射程が長めだが射撃攻撃なので、ブリットの能力とは若干かみ合わない。
- 虎王回転圏
- ヴァリアブル・ドリル。参式のドリルを引き継いだ武装で、この形態でも所持。衝敵の〆に使われる。
- 虎王牙闘打・蒼天
- タイラントブレイク。脚撃、腕撃の連打の後、斬神陸甲剣でとどめの斬撃を加える。
- 虎王牙闘打・衝敵
- タイラントオーバーブレイク。敵機の周囲を身分身で高速移動しながら脚撃、腕撃の連打の後、ヴァリアブル・ドリルで渾身の一撃を加える。ちなみに虎龍王の時とは違い、決めは左手。モーションの前には肩を回したり首を鳴らしたりと、気合を入れているような動作がある。
- 虎王斬神陸甲剣
- 真・虎龍王最大奥義。四神の力を刀身に宿し、大上段から両断する。なお、破山剣と異なり召喚するのではなく、鞘に納めて右腰にマウントしている。
特殊能力
- 剣装備
- 斬神陸甲剣によって切り払いを発動する。
- HP回復(小)
- 分身
- 「身分身の術」という虎龍王の脚力で、高速移動して残像を形成する。元々は虎王機の時に龍王機から譲られたもの。
- 変形
- 分離、最合体して真・龍虎王へとなる。
- 念動フィールド
- 念動力による障壁。無効化系の上に上限1800。これで止められる攻撃をしてくる敵は参戦時点ではもういないので、実質無意味。
移動タイプ
サイズ
- L
機体BGM
- 「龍虎天翔~我等ニ敵ナシ」
- 真・虎龍王及び真・龍虎王のデフォルトBGM。ボーカル版は水木一郎氏が歌唱を担当している。
対決・名場面
- 最強白虎、再び
- 閉鎖空間を切り裂き、一行を救い出した白き戦神・バンプレイオス。その力を引き出すため、リュウセイを導いて限界を迎えたクスハは龍虎王ごと行動不能に陥ってしまう。追い打ちをかけるかのように孫光龍が現れ、絶体絶命の危機が訪れる。そんな中、操縦座で眠るブリットの心に虎王機が語りかける。「汝、人界の救済を望むや?」目覚めた彼は、その問いに対してクスハを守るために戦うと断言。覚醒した力は超機人、真・虎龍王となって顕現し、四霊の龍王を一刀のもとに撃退。四神招魂、我等ニ敵ナシ……復活の名乗りとともに、逆転劇の幕が上がる。
関連機体
余談
- 武装のネーミングについて
- 真・虎龍王の武装のネーミングは、阪神タイガースの応援歌『六甲おろし』の歌詞から取られている。