ランドグリーズ

2012年10月20日 (土) 14:14時点における115.177.50.232 (トーク)による版

RGV-Type30 ランドグリーズ(Randgriz)

シャドウミラー世界のシグルーンの発展型に位置するヴァルキュリアシリーズ。現実的にもリデザインに相当するため、記号が似ている。

Z&R社が開発したものであるが、シャドウミラーが設計図を奪取し、これを運用した。横流しされたノイエDCアースクレイドルなどで生産し、主力機としている。

時系列を考えれば、シグルーンからType33への発展途上に位置する機体であり、ラーズグリーズに搭載されているものと同型の装備が見受けられる。そう考えると、間に当たるType29が武装強化試作機で、それの制式採用機というのが妥当な立ち位置だろう。ただ、64の機体の武装がよく考えられているのに対して、こちらはその辺適当で、瞬間面制圧に特化、対空性能を強化したバリエーション機という解釈もできる。脚部の無限軌道がホバーに変更されており、これが世界の違いによるものか、発展によるものかは不明。機体カラーは制式採用機のグリーン。

名前の由来は、北欧神話の戦乙女『ランドグリーズ』。意は『盾を壊す者』。

登場作品と操縦者

OGシリーズ

スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
敵として何度か交戦を経て自軍に加わる。殆どラーズアングリフの劣化版。デフォルトパイロットのカーラは、突撃を使って長射程の移動後攻撃が可能。
スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS
OG2シナリオと2,5シナリオに登場。性能はGBA版に準拠。敵としてみた場合、ビームコートでビーム攻撃のダメージを軽減し、ジャマーで誘導兵器の命中率を下げる為、それ以外の攻撃で攻めるのが定石。
スーパーロボット大戦OG外伝
最初からランドグリーズ・レイブンに強化された状態で登場するが、換装パーツを外す事で、強化前のこちらの状態になる事も可能。ただし、性能的に全くと言っていいほどメリットが無い為、まず使う事は無い。

装備・機能

武装・必殺武器

格闘兵装

シザースナイフ
唯一のデフォルト格闘装備。味方加入時のカーラ機のみ装備しており、通常の敵機は装備していない。そのため、後述するスパイダーネットを装備していない敵機は射程1が死角となっている。換装武器

射撃兵装

スパイダーネット
移動力低減効果を持つ特殊武器。一部の機体を除き装備している。
M13ショットガン
携帯火器として装備。武器の射程を考えると護身用としての意味が強いと思われる。換装武器
ファランクス・ミサイル
左背面に装備されたラーズグリーズのミサイルポッドに相当する火器。同機とラーズアングリフが8連装であるのに対して、6連装と若干少ない。OGではマップ兵器扱い。
マトリクスミサイル
肩のシールド内に1発づつ格納された多弾頭ミサイル。発射後に展開し、4つの子機を発射する。
リニアカノン
右背部に装備されたリニア砲。

特殊能力

ビームコート
ジャマー
誘導属性ミサイルを防ぐ。発生確率は50%で、敵のときは面倒に感じるが、自分で使うとありがたみを実感できない。

移動タイプ

空は飛べない。この欠点はランドグリーズ・レイブンに強化される事で解消される。

対決・名場面など

戦乙女の舞
OGクロニクルより。補給のためクロガネが寄港した人工島マルベリーにて、紅茶「大紅袍」を賭けてルスランと対決するカーラ。徹底して格闘戦チューンが施されたガーリオン・カスタムに苦戦を強いられるカーラは、火器を全てパージしてステップを踏むような格闘戦で対抗。勝負に水を差した襲撃者はタッグを組んで撃退し、事なきを得る。クロガネが去った後ルスランが取り寄せた補充物資の中には、「大紅袍」の名があった。

関連機体

シグルーン
本機の元となった機体。
ランドグリーズ・レイブン
本機の強化型。
ラーズアングリフ
本機の強化カスタマイズ機。