ネバーランド
ネバーランド(Never land)
- 登場作品:バンプレストオリジナル
- 分類:トライロバイト級万能ステルス母艦
- 全高:---m
- 重量:---t
- 推進機関:テスラ・ドライブ
- 所属:地球連邦軍シャドウミラー
- メカニックデザイン:小野聖二
平行世界の地球連邦軍シャドウミラーが保有するステルス母艦・トライロバイト級3番艦。プランEFの先陣に選ばれ、前期モデルのナンバーズや対人機動兵器を搭載し、システムXN・リュケイオスによって「こちら側」へ転送された。
だが、転送中にこの艦は次元のゆがみに巻き込まれ、全く別の異世界に転送され、その上空で爆発、真っ二つに折れて墜落してしまう。
辿りついた先はプランと同じ名を持つ異世界群「エンドレス・フロンティア」であった。分解したこの艦は、前部が空中都市国家フォルミッドヘイムのサウス・オリトリアを直撃してエルフェテイルに墜落させ、後部はロストエレンシア西部に落着。内部機構は辛うじて生きていたものの、もはや航行は不可能となった。
その後、前部にあったメインシステム「ティンク・アベル」からデータサルベージが行われ、記録されていた地球連邦軍の機動兵器のうち、フォルミッドヘイムにおいてゲシュペンストMk-IIIは「アルトアイゼン・ナハト」、ゲシュペンストMk-IVは「ヴァイスリッター・アーベント」として開発コードを冠されたうえでレプリカモデルが作られ、さらにW10「アークゲイン」は国王シュタール・ディープの護衛として接収されることになる。さらに10年戦争の終結後、暴走した2機を撃破するためゲシュペンスト・ハーケンのレプリカが製造され、この機体は後に「ファントム」として数奇な運命を辿ることとなる。
一方、初期ナンバーズの大半が搭載されていた後部は「さすらいの賞金稼ぎ」ジョーン・モーゼスによって調査が行われ、封印区画に嬰児の状態で冷凍睡眠させられていたW00「ハーケン・ブロウニング」、メモリーを全損した状態で起動したW07「アシェン・ブレイデル」が回収され、ハーケンはジョーンの子として、アシェンは助手としてツァイト・クロコディールに所属することとなる。
登場作品と操縦者
OGシリーズ
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS
- 名前のみ登場。
- 無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ
- 後部が最初のダンジョンとして登場。前部はイベントのみ。
- 無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ
- 前部にも内部マップが作られ、ダンジョンになった。また「ティンク・アベル」やブリッジ部分が描写されている。
装備・機能
他のトライロバイト級に準ずる装備だと思われる。
武装・必殺武器
- VLSミサイルランチャー
- 艦上甲板から誘導ミサイルを発射する。
- ターニング・ビーム
- 艦上甲板の中心部に設置されているビーム砲。
- DOBキャノン
- 艦上甲板左右に設置されているビーム砲。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- 3L
元の世界での関連人物
- レモン・ブロウニング
- プランEFの発案者。この艦にハーケンを乗せたのも彼女の意向らしい。
- アクセル・アルマー
- Wシリーズ全体の指揮官を務める人物。奇妙な廻り合わせの果て、再びこの艦と出会うことになる。
搭載戦力
有人機動兵器はデータのみ記録されており、実働戦力は初期型Wシリーズのみ。
- W00 ハーケン・ブロウニング
- 艦体中央の封印区画に凍結状態で配置されていた。レモンの意向らしいが、詳細は不明。
- W03 ピート・ペイン
- 万一の事態において、シャドウミラーの痕跡を抹消する目的を課せられていた。
- W05 ギムノス・バシレウス
- 人格移植の前に転移したため、起動することはなかったはずだが……。
- W06 カルディア・バシリッサ
- 特定の条件下においてハーケンを抹殺する指令を受けていた。
- W07 アシェン・ブレイデル
- ハーケンの護衛任務を受けていた。メモリーは全損したが、ジョーンのおかげで結果的には任務を遂行していたことになる。
- W10 アークゲイン
- この機体のみ前部にあった。調整施設は後部にあったのだが、理由は不明。
- 量産型Wシリーズ
- 「こちら側」での白兵戦のために用意されたと思われる。
余談
「ネバーランド」の存在が言及されたのは『スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATIONS』のレモンの発言「こんな時ネバーランドがあればね」である。この発言はホワイトスターに大量のアインストが発生したことによる対抗策として挙げている。しかし、アインストにWシリーズやパーソナルトルーパー程度では対抗できないことはレモンも十分承知しているため、ネバーランドにはそれらWシリーズやパーソナルトルーパー以上のものが存在していることを示唆していると思われる。