電気王

2013年2月21日 (木) 10:35時点における61.203.131.29 (トーク)による版

電気王(Electric King)

歯車王(SRW未登場)に次いで現れた、機械化帝国より送り込まれた第二の機械王。「力こそ全て」を信条とし、策略よりも力押しを好む。
赴任早々に、ゴウザウラーに敗れた歯車王とその従者ギーグ(SRW未登場)を粛清した。
ギーグと異なり、故障していない機械でも機械化獣に変える能力を持つ。そうして生み出した機械化獣と、自身の乗機「デスボルト」でゴウザウラーに戦いを挑む。移動時にはUFOモードへの変形が可能だが、その形状は蛍光灯型である。

登場作品と役柄

スーパーロボット大戦NEO
本作では歯車王とギーグの存在がカットされ、地球に降り立った最初の機械王となっている。原作と異なり、乗騎がハイパーデスボルトとなっているが、融合はしていない。最後にはハイパーデスボルトと融合して襲い掛かってくるが、後釜としてやって来たエンジン王ギルターボによって止めを刺されてしまう。原作で歯車王とギーグを粛清した電気王が、逆に粛清される側になるというのも皮肉なものである。

人間関係

機械神
主であるが、「力だけでは勝てない」と自らの信念とプライドを否定されたことによって最終的に離反する。
歯車王
前任であった機械王。数々の失態により王の座を追われ、ゴウザウラーを道連れにしようとした彼を着任早々に処刑する。
ギーグ
歯車王の部下。彼がザウラーズに敗れた後、電気王の下に身を寄せるが…
電気大王
最終章で、過去の4体の王が強化復活されて登場。オリジナルの電気王同様にゴウザウラーとの戦いにこだわり、機械神から帰還命令が出た際には渋々ながらも従った。
オリジナルは声に電子音がかかっているが、こちらにはない。

他作品との人間関係

剣鉄也
NEOにおいて、彼とライバルのような関係になっていた。

名台詞

「我が名は電気王!無能な歯車王に代わって、この地球を機械の惑星にしてくれる!」
16話における初登場時の名乗り口上。死闘の末にやっとの事でキングギアとなった歯車王を倒したザウラーズの目の前で、一撃で歯車王を粛清し葬っただけでなく、等身大の姿でさえゴウザウラーを圧倒するほどの力を見せ付けた、インパクトのある登場である。
「貴様も歯車王と同じ負け犬だ。力なき者は生きている資格はない」
主である歯車王を見限り電気王に擦り寄ろうとするギーグに対して。この台詞の後、電気王は自ら搭乗するデスボルトでギーグを握り潰す。
「フフフ…全ては力だ。強き者こそが生きていく資格を持つのだ。フフフフ…」
ギーグを握りつぶした後、電気王は己の信念を口にする。
「ゴウザウラーに勝つための一番の策と言えば…あの子供達を抹殺することだが…」
「馬鹿な! そんな卑怯な戦いはできない! 戦闘の中でゴウザウラーを倒す…! それが許されぬとは…!」
23話において機械神より催促され「策を使え」と勧告された電気王であるが、『力』によってゴウザウラーを倒すことにこだわり、策略を用いることを渋る。
「見るがいい、機械神! やはり私は正しかった! 力だ! 力だ!! 力こそが全てを制するのだ!!」
ハイパーデスボルトと化し、ゴウザウラーマグナザウラーをも圧倒する力を示したことによって、己の信念を否定した機械神への造反を口にする。
「負けるはずがない…私が負けるはずが!力の強い者は全てを征するはずだ!!」
最終決戦、ゴウザウラーのザウラーマグマフィニッシュ、マグナザウラーのザウラービッグバスターを受けても立ち上がる電気王。力への執念がそうさせたのだろう。
「人間どもには、力より強い何かが…力よりも強い、何かがあるというのかっ…!?」
グランザウラーのザウラーグランドスラッシュを受け、この台詞と共についに倒れる電気王。力しか信じられなかった彼には『心』の強さは理解できなかったようだ。

スパロボシリーズの名台詞

「機械神様の命令とは言え、ゴウザウラー達の居ぬ間を狙わねばならんとは…」
「強者と戦わずに得た勝利になんの意味があるというのだ…!」
青空町を襲撃し、防衛隊を蹴散らしながらの台詞。この直後グレートマジンガーが駆けつけ、待ち望んでいた強者との戦いに電圧を上げて歓喜する。

搭乗機体・関連機体

デスボルト
機械神が電気王のために与えた電気王専用の巨大ロボ。SRW未登場。
ハイパーデスボルト
デスボルトと融合した姿。NEOでは当初からこの機体で現れる。

話題まとめ

資料リンク

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