スレイン・トロイヤードは『アルドノア・ゼロ』の主人公の一人。
スレイン・トロイヤード | |
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外国語表記 | Slaine Troyard[1] |
登場作品 | アルドノア・ゼロ |
声優 | 小野賢章 |
デザイン |
志村貴子(原案) 松本昌子(アニメ版) |
初登場SRW | スーパーロボット大戦DD |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
誕生日 | 1月11日 |
年齢 | 16歳 |
身長 | 170 cm |
血液型 | A型 |
所属 | ヴァース帝国 |
概要
火星の国家「ヴァース帝国」の37家門の火星騎士の一人であるクルーテオに仕える少年。
元々は地球の出身で、父親と共に火星へと移住した。その移住の際の事故で瀕死に陥るが、皇女のアセイラム・ヴァース・アリューシアの人工呼吸で命を救われている。アセイラムには教師として地球の知識を教えており、救命された恩義からも彼女に対する忠義は強い。しかし、帝国は地球への選民思想が蔓延しているため、クルーテオを始めとして他の火星出身の人間から当たりがきついことも深く実感している。
後にアセイラムの暗殺事件を知り、火星騎士のトリルランのニロケラスを載せた戦術輸送機のスカイキャリアを操縦して出撃、地球連合軍と交戦する。暗殺事件の黒幕がザーツバルムだと知った後は、彼の大義を聞いて悩むようになる。しかし、地球連合本部での決戦でザーツバルムがアセイラムを撃ったため彼を銃撃し、その場に居合わせた界塚伊奈帆にも発砲。アセイラムとザーツバルムを連れ、その場を去る。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦DD
- 初登場作品。序章ワールド5より登場。自軍部隊が地球側なので、スカイキャリアに乗るエネミーユニットとしての登場となる。担当声優の小野賢章氏は今作でSRW初出演。
- 1章Part9ではスポット参戦するステージがあり、一時的に味方ユニットとして使用可能。
パイロットステータス
精神コマンド
人間関係
家族
- トロイヤード博士
- 研究者だった父親。現在は故人。
ヴァース帝国
- アセイラム・ヴァース・アリューシア
- 命の恩人。彼女の教師となって地球のことを教えていた。彼女への思慕と帝国人としての立場との間で板挟みとなることになる。
- レイレガリア・ヴァース・レイヴァース
- アセイラム暗殺事件後に(不正に)面会し、その言葉を聞き入れてもらった……が、説得は失敗に終わる。
- レムリナ・ヴァース・エンヴァース
- 第2クールでは彼女を利用する。
- クルーテオ
- スレインの主人。だが地球出身の彼のことは見下している。
- 一方で、騙されて過激派になってしまっていたものの、本来はスレインと同じくアセイラムに強い忠誠を誓う穏健派であり、最終的にスレインを認めたのだが……
- ザーツバルム
- スレインの父親に対して恩義があるため気にかけられており、クルーテオの死後は彼の配下となる。
- 一方で、彼こそが望んで戦争を引き起こしたアセイラム暗殺事件の首謀者であり、スレインにしてみれば最大の敵でもある。
- トリルラン
- ザーツバルムの部下。スレインを見下す。
- マリルシャン
- スレインを毛嫌いする。
- バルークルス
- マリルシャンと同様だが、後にスレインを認める。
- ゼブリン、ラフィア、オルガ
- スレインの理念に賛同する。
- クランカイン
- 本国から来訪し、スレインを見定めようとする。
- エデルリッゾ
- 地球人であるスレインを余り良く思っていない。
- ハークライト
- スレインの部下。彼を尊敬して支える。
地球連合
- 界塚伊奈帆
- 地球側の主人公。アセイラムを守るという意志こそ共通するが、立場と行動は互いに食い違うライバル的存在。
他作品との人間関係
- デュオ・マックスウェル
- 『DD』では、アセイラムの存在を確かめるためにわだつみを追跡していた途中で出会い、一時的に行動を共にする。
名台詞
- アセイラム「地球では、水や空気に青い色が付いているんでしょうか?」
「いえ、水や空気は透明です。ただ、それが大量に積み重なると、光の屈折とか、ありまして…」
「あ、青い色に…見える…ってことだと思うんです」 - 第1話。アセイラムの問いに照れながら説明する。…が、「空や海が青く見えるのは光の屈折による」というのは間違った説明である。憧れの人に地球の知識を教えるという立場でのこの台詞は、視聴者にしばしばネタにされることとなったが、劇中でもこの件は後々に影響を及ぼすことになる。
- 「これを。地球に伝わる魔除けのお守りだと聞いています」
アセイラム「でも、これはお父様の形見だと」
「いいんです。父も喜ぶと思います」 - 同話より。自分の命を救ってくれた礼として、地球に向かうアセイラムに形見分けをする。
- 「地球の…カタフラクト!」
「す、すみません!」 - 第3話。煙幕の気流が乱れるとカームからスカイキャリアに攻撃を受け、謝りながら反撃する。
- 「あのパレードを…姫様を、暗殺しようとしたのは…!」
- 同話より。トリルランの言葉を聞き、真実に気づいたスレインは咄嗟に彼の銃を奪う。
- 「この人も、姫の死を利用しようとしている。そもそもトリルラン卿はクルーテオ城の食客として招かれていた」
「我ら…この暗殺計画には首謀者がいる。クルーテオ卿…いや、まさか」
「僕は…どうすれば」 - 第4話。クルーテオとの面会後、アセイラム暗殺計画の黒幕は誰かと悩む。
- 「実は、アセイラム姫は生きています!僕はこの目で見ました!」
- 第5話。皇帝のレイレガリアと直接面会し、彼にアセイラムが生きていることを報告する。