ガンダム・バルバトスルプスは『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の主役メカ。
ガンダム・バルバトスルプス | |
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外国語表記 | Gundam Barbatos Lupus[1] |
登場作品 | |
デザイン | 鷲尾直広 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦DD |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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分類 | ガンダム・フレームモビルスーツ |
生産形態 | 改修機 |
型式番号 | ASW-G-08 |
全長 | 19.0 m |
重量 | 31.2 t |
動力 | エイハブ・リアクター(ツインリアクターシステム) |
装甲材質 | ナノラミネートアーマー |
MMI | 阿頼耶識システム |
原型機 | ガンダム・バルバトス (第6形態) |
所属 | 鉄華団 |
パイロット | 三日月・オーガス |
概要
エドモントン戦の後も数多の戦場を最前線で駆け抜け、鉄華団内では修復困難な損傷を受けたガンダム・バルバトスをテイワズの本拠地「歳星」のMS工房にてオーバーホールした新形態。
改修の際、パイロットである三日月・オーガスの戦闘データをもとに機体の反応速度および機動性の向上、阿頼耶識による挙動の調整などが行われている。また、エドモントン戦で三日月の右腕が不自由になったのを考慮し、阿頼耶識の接続ケーブルが従来の機体より長く、コックピット外で接続できるようになっている。
ハイヒール状の脚部や腰部ブースター等、第6形態の名残を強く残しながら、曲面を主体とした装甲により大きく様変わりしている。この装甲は軽量ながら衝撃の吸収に優れており、近接戦闘を主体とする三日月のスタイルに合致したものとなっている。肩アーマーが暗い赤色に塗装されたのも特徴。
名前の「ルプス」はラテン語で「狼」を意味する。
登場作品と操縦者
単独作品
- スーパーロボット大戦DD
- 初登場作品。3章Part8より参戦。攻撃特化タイプであり、第6形態同様武装共有不可の乗り換えで実装。
- 同章ではユニットアイコンが出る前に登場演出代わりの「ソードメイス連撃」のイベント戦闘が挟まれるという珍しい形で、原作を再現した派手な初登場を飾っている。
装備・機能
武装・必殺武器
武装
- ソードメイス
- テイワズの技術者が開発した近接兵装。機体の運動性を殺さない大剣の形状をしたメイス。
- 『DD』では打撃属性の通常攻撃及びR必殺技。メインアビリティは「サブアーム(バルバトスルプス)」で、攻撃力・防御力が増加する。サブアビリティは「攻撃力アップI」。
- サブアーム
- バックパックに搭載された副腕。改修前と同じく主に武装の保持を行うが、クローが仕込まれているため後方の敵機に攻撃する隠し腕のような使い方が可能。
オプション装備
- ツインメイス
- 乱戦での取り回しを重視した二振りの小型メイス。一撃必殺の威力はないが連撃に向く。
- 『DD』では打撃属性のSR必殺技。メインアビリティは「アタッカーII」で、サブアビリティは「攻撃力アップII」。
- 腕部200mm砲
- 腕部アタッチメントに装備する射撃武器。近接武器を装備したまま使用でき、レールスライド方式により発射時の衝撃を吸収する。
- 『DD』では実弾属性のR必殺技。メインアビリティは「底力I」で、サブアビリティは「攻撃力アップI」。
- 腕部ロケット砲
- 200mm砲と選択式で装備するロケット砲。非使用時には180度回転させて保持するが、その状態でも発射可能。レールスライドで反動を吸収する構造は200mm砲と同様だが、大口径なため完全に衝撃を殺しきれず、体勢によっては発射時にバランスを崩す事もあり得る。
- ヴァルキュリアバスターソード
- 対ハシュマル戦においてヘルムヴィーゲ・リンカーから強引に借り受けて使用。MSの全長にも匹敵する大型剣だが、リミッターを解除したバルバトスルプスはこれを片手で易々と振るっている。
- 新型太刀
- バルバトスルプス用にテイワズの技術者が打ち直した太刀。レアアロイで製錬された刀身は、使い手の技量次第ではMSのフレームすら両断する。本編未使用だが、ハシュマルのプラモデルキットに付属している。
- 変形メイス
- 収納状態から柄と爪を展開する小型メイス。先端部の爪はインパクトした対象を捕まえるピックとして使用される。アニメ本編では未登場だが、漫画版で使用している。
- 大型レールガン
- 砲身のスライドが可能な大型レールガン。腕部アタッチメントに装着し、グリップを保持する形で使用する。本編未使用。
特筆機能
- リミッター解除
- ガンダムフレームに共通して装備されている、対モビルアーマー用の機能。モビルアーマーと相対した時に限界以上の戦闘力を発揮して、対象を殲滅する。ただし、機体の強度やパイロットの安全性を無視して発動する諸刃の刃でもある。
- メインカメラを赤く輝かせ、パイロットの生命すら削りつつ猛然と敵を駆逐せんとするその姿は、悪魔以外の何者でもない。
- 作中ではハシュマルと相対した際に発動。上述のヴァルキュリアバスターソードをも軽々と扱う膂力を始め、圧倒的な力を見せつけハシュマルを下すも、その代償としてパイロットの三日月・オーガスは阿頼耶識非接続時には半身不随状態に陥ってしまう。
必殺技
- ソードメイス連撃
- 『DD』で打撃属性のSSR必殺技として登場。メインアビリティは「ガンダム・フレーム(バルバトスルプス)」で、MAP兵器以外の最大射程・移動力が増加する。攻撃力・防御力・照準値が増加し、気力が10上昇する毎に攻撃力・防御力・照準値が増加する。気力135以上のとき、全ての攻撃の与ダメージが増加し、戦闘時のみ敵ユニットの攻撃力・運動性を減少させる。ビーム属性の被ダメージを軽減するバリアを展開する。ソードメイス連撃命中時、自分に「根性」を発動する。サブアビリティは「攻撃力アップIII」。
- 第26話から第27話にかけての初戦闘シーンを再現した必殺技。火星大気圏から地表への降下シーンから始まり、腕部200mm砲で牽制しながら着地。その後は機動力に任せてソードメイスによる連撃を浴びせ、最後は縦に叩きつけて圧し斬る。
- ツインメイス連撃
- 『DD』で打撃属性のSSR必殺技として登場。メインアビリティは「エイハブ・リアクター(バルバトスルプス)」で、攻撃力・防御力・照準値が増加し、気力が10上昇する毎に攻撃力・防御力・照準値・ツインメイス連撃の必殺技威力が増加する。気力135以上のとき、全ての攻撃の与ダメージが増加する。ビーム属性の被ダメージを軽減するバリアを展開し、反撃時、一定の確率で先制攻撃を行う。ツインメイス連撃命中時、自分に「覚醒」を発動する。サブアビリティは「攻撃力アップIII」。
- 第29話のサンドバルとの戦闘シーンを再現した必殺技。ツインメイスと腕部200mm砲による連続攻撃。敵の反撃に加え、三日月が避けた方が当たると評したイオク・クジャンの攻撃も再現されている。
サイズ
- M
関連機体
- ガンダム・バルバトス(第6形態)
- 改修前の原型機。
- ガンダム・バルバトスルプスレクス
- ハシュマル戦で大破した本機を再改修した姿。
脚注
- ↑ Mobile Suit、機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ、サンライズ、2023年10月25日閲覧。
商品情報