リェータ・ウィーバーは『スーパーロボット大戦OG 告死鳥戦記』の主人公。
リェータ・ウィーバー | |
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外国語表記 | Ryeta Weaver |
登場作品 | |
デザイン | 八房龍之助 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ |
SRWでの分類 | NPC |
プロフィール | |
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種族 | 地球人 |
性別 | 女 |
年齢 | 25歳 |
所属組織 | 地球連邦軍 |
所属部隊 | FDXチーム → 13特殊作戦PT部隊 |
軍階級 | 少尉 |
コールサイン | フューネラル2 |
概要
地球連邦軍南欧方面軍特殊作戦部隊FDXチームに所属する女性パイロット。ゲシュテルベン2号機およびゲシュテルベン改2号機を操る。金髪碧眼で褐色の肌を持つ。幼いころから口が悪くトラブルの元だったため、社会に出てからはあまり口を利かなくなった。しかし戦闘中は誰にも聞かれないためか口調が荒くなる。心の中に気に入らないランキングなるものを作っている。今もL5戦役時の悪夢を見ることがある。
戦闘時は近接戦闘を担当。敵の攻撃をかわしながら自身の想定するモーションパターンをくみ上げるなど高い実力を持つ。機体を体の延長としてとらえており電子攻撃下でも戦果を残してきた。
L5戦役開戦前まで高高度戦闘機乗りだった。人型機動兵器に乗り換えてからは、アーマードモジュール隊隊長の地位を得た。L5戦役開戦後はガーリオンに乗り込み戦果を挙げていった。この頃、10年前出奔も同様に家を飛び出して以来、初めて弟のイアンと再会し食事を共にしている。オペレーションSRWでは核ミサイルによる攻撃まで戦い抜いたが部下を失いグレートアークが轟沈したことで弟を失った。機体も全壊して漂っていたところをメギロートに攻撃されかけるが偶然カチーナ操る量産型ゲシュペンストMk-IIに救われた。その後、ダニエル社の掃宙艇に回収され、ダン・ワッツの自分の無力感への復讐という言葉に心を動かされFDXチームに参加した。
登場作品と役柄
OGシリーズ
- スーパーロボット大戦OG 告死鳥戦記
- 本作品の主人公。そのため彼女目線で語られることが多い。戦闘時は突っ込んでいくことが多いため他のメンバーがフォローすることが多い。当初は抑えていたが、第2部からはくだけたしゃべり方になっている。
- スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
- バラルルートにおいてヴェスナーと共に登場、ゴラー・ゴレム隊との戦闘によって壊滅したチーム・ジェルバの生き残りを回収している。
人間関係
- ヴェスナー・スケリット
- FDXチーム隊長。戦闘時には砲戦を担当している彼から援護を受けることが多い。自分の命を顧みない彼の戦い方に不安を覚えることもあった。彼からよく心を読まれ先を打たれるため気に入らないランキング上位にいる。
- オーセニ・ホドロフスキ
- FDXチームの一人。あまり交流を持つことはなかったが、彼の人柄を気に入っていた。彼が戦死した際は自らも気づかないうちに叫んでいた。
- ジマー・ホルム
- FDXチームの一人。彼の性格を把握できていなかったため、彼から冗談を言われたとき驚いていた。
- ラルカ
- FDXチームの一人の小型ロボット。作戦開始前の移動中は彼とよく話している。
- カルロ・サッキ
- FDXチームの責任者。彼に愚痴を言いかける場面がある。
- ダン・ワッツ
- FDXプロジェクトの責任者。彼の悪趣味に辟易しているが復讐の機会が与えられたことは感謝している。
- ゴート・コットー
- コルヴォニード艦長。彼に思わず軽口をたたく場面がある。
- ウタパル・アヴァリ
- 最初は敵としてであったが、後にオペレーション・プランタジネットでは偶然にも彼の救援をすることになった。その時から、彼にドゥルガー(戦の女神)と呼ばれることになる。
- イアン・ウィーバー
- 彼女の弟。オペレーションSRWの前に、十年ぶりに再会した。その後、オペレーションSRWでグレートアークとともに戦死する。
- ウォルター、ロジャー、デレク、ピート、トモキ
- オペレーションSRW時の彼女の部下。いずれも戦死している。
- カチーナ・タラスク
- オペレーションSRWで偶然彼女に命を救われている。
- ライオネル・ニールセン
- アンゴラ地区カビンダ州の第十二補給基地で出会った際に意気投合する。
- グレダス・ミモザ
- 赤の兄弟と呼ばれる修羅の一団を率いる修羅。彼と死闘を行った。
名台詞
スーパーロボット大戦OG 告死鳥戦記
- 「……で、私らの精励恪勤があのカエル野郎の勲章だか報奨だかに化けるってわけだ」
- 初台詞。彼女の口の悪さがよくわかる台詞。
- 「さあ、死者が目覚める時が来たよ!」
- 戦いに赴く際の発言。直後にダン・ワッツの悪趣味に影響を受けていると感じ舌打ちしている。ノーフォーク会戦でも似た発言をしている。
- (高く飛びたい……空を、もっと高い宙を!)
- 彼女が戦闘機の操縦桿を握った理由。彼女にとって人型機動兵器はこの願いをより実現に近づけるものだった。
- (なんだか、綺麗だ……あいつらの戦う姿……)
- 偶然彼女の命を救ったハガネ・ヒリュウ改隊の戦いを目撃して。統一性のない機体で戦う彼らの姿に最初は戦いにくそうと感じていた。しかし、完璧な連携で敵中突破する姿を見て考えを改めることとなった。
- (こんな顔する奴だったら、背中を任せてやってもいいかな)
- 前のミッションで仲間の力を信じずに犠牲になろうとしたヴェスナーに対し不信感を抱いていたが、ノイエDCから解放された記念の花火を眺める彼の顔を見て考えを改める。
- 「さあ、あんたの死を告げてやる……それは今さ!」
- ヴェスナー、オーセニ、ジマーの援護を受けながらシュリコにとどめを刺す際の決め台詞。この瞬間、彼女はFDXチームが死者ではなく告死鳥であると自覚するのだった。気に入ったのかこれ以降の戦闘でも使用している。
- 「オーセニ中尉ぃぃっ!」
- オーセニのガーダイド1号機が爆発するのを目撃して。彼女は自分の声だと気付いていなかった。
- 「またよろしくな……ゲシュテルベン改!」
- 生まれ変わった愛機を前にして。その姿はまるで新しいおもちゃをもらった子供のようだった。
- 「さよなら、コルヴォニード……」
- 自分たち告死鳥の巣への最後の言葉を敬礼しながらつぶやいた。
- 「狙ってたさ、こいつをぶち壊して、時間無制限のデスマッチに持ち込むのをな!」
- グレダスの目の前でソーディアンズ・ダガーを破壊して。悔しがるグレダスの様子はリェータには見えも聞こえもしなかったが伝わっていた。そしていつもの決め台詞を言って決着を付けた。
スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
- 「ん? 今、君もって言った?」
「へえ、初めて聞いた」 - ハガネに着艦後、同艦に救われた時の事を思い出していた際にヴェスナーの「君も」という部分に反応して。
- (うちの子と同系列のサボットみたいだから、AIだけは生き残ってて欲しいけど)
- エルマについて。「うちの子」とはラルカの事だろう。
- リェータ「あれ? あんた、どこかで会ったことない?」
ヒューゴ「いや、記憶にないが」
リェータ「そっか……見たことあるような気がしたんだけどなぁ」 - 教導隊のヒューゴを見て。過去にアビアノ基地に居た際のクライ・ウルブズを見ていたが、自分達が隠れるように過ごしていた事を忘れていたのかお互いに面識があると思っていたようである。
搭乗機体
余談
- 似た苗字の人物にハンス・ヴィーパーがいるが特に関係はないとのこと。
- ファミリーネームは映画『エイリアン』でリプリー役を演じたシガニー・ウィーバーから。