ヴァルガードは『スーパーロボット大戦W』の登場メカ。
ヴァルガード | |
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外国語表記 | Valguard[1] |
登場作品 | |
デザイン | 柳瀬敬之 |
SRWでの分類 |
機体 母艦 |
スペック | |
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分類 | 超戦闘兵器 |
全高 | 85.8 m |
動力 |
プロトンドライブ プラズマドライブ |
合体形態 | ヴァルザカード |
所属 | ヴァルストークファミリー |
パイロット |
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概要
ヴァルホークとヴァルストークが合体した形態。機体名は変更可能。
ヴァルホークがコアユニットとなって動作を行い、外部装甲となるヴァルストークがトレースする。ヴァルホークのプラズマドライブと、ヴァルストークのプロトンドライブを一機で使うことにより、単機では不可能だった更なる性能を発揮することができる。
不思議なことに格闘戦主体なこの形態でも母艦としての機能は保持されており、飛行能力を有し機動兵器の大量輸送が可能。ただし走力はヴァルストークよりも幾分劣る。
いちおう人型ではあるが、膝が無い短足でむっくりとしたアンバランスな体型をしており、主人公機としてはかなり「らしくない」フォルムである(見方によってはほとんどギャグ機体である)が、その実力は本物。ちなみに、合体機構が導入されているのは発案者の趣味らしい。
だが強大な力を持つこの形態ですら、ヴァルザカードへの中継点に過ぎなかったことが後に明らかとなる。
構成機体
登場作品と操縦者
携帯機シリーズ
装備・機能
ヴァルガードの行動判定はヴァルストークと連動しているので、分離状態を活用しながら運用する際は、必ずヴァルホークから動かすこと。ヴァルストークが行動済みだと、ヴァルホークを移動せずに合体させてもまとめて行動終了になってしまう。Wの合体は各々の機体が上下左右に隣接しないと不可能なので、その点も注意。
敵のHPを削る際には分離状態での援護攻撃が効果的だが、敵を撃墜する際は極力ヴァルガードに合体させること。合体時は経験値がヴァルホークとヴァルストーク両方の全パイロットに入るためである。
ヴァルホークの後継機として見ると、2Lサイズ化により攻撃力と防御力の判定で有利になった反面、回避力は落ちた。だが、カズマのパイロット養成や運動性の強化次第で十分避け続けることは可能。第二部中盤以降は、ザ・データベースに代表されるように特殊武器を持つ敵ユニットが増えてくるため、回避型の方が攻略は楽。
武装・必殺武器
武器名は全て変更可能。
基本武装の多くはヴァルストークを踏襲したもの。脚部が短く蹴りに不向きなためか、Wの主人公機では唯一格闘攻撃が拳主体になっている。 そのためか、本機の体格もあり「相撲取り」を髣髴させるような演出も散見される。 P属性の有射程マルチコンボ格闘武器、マップ兵器、遠距離射撃武器など様々な武器属性を持つ武装が一通り揃っており、多彩な戦い方ができる。
主力武器の全方位多門ビームランチャー、フルアクセルインパクト、最強武器のクロスプロトンパニッシャーはいずれも消費ENが高め。EN対策は必須。
- 宇宙魚雷(射撃、斬り払い対象)
- 小型ミサイルを多数放出する。
- 誘導マイクロミサイル(射撃、着弾指定型マップ兵器、敵味方識別あり)
- 機体背面の左右のミサイルハッチをせり出し、大量の誘導ミサイルを集中的に連射する。使い勝手はヴァルストークとほぼ同様。味方を巻き込む心配がないので扱いやすいマップ兵器。
- 全方向多門ビームランチャー(射撃、B)
- 地表に着地し(別に地表が無くても演出は発生)、両手に内蔵されたビーム砲からビームを発射する。射程が長く、反撃や射程外射撃、援護攻撃に多用する。
- フルアクセルインパクト(格闘、P、C)
- 敵機に接近して両腕で殴りつけた後、巨体で掴み地面を引きずり、両腕で空高く投げ飛ばす。締めにはヴァルガードのカットインが入り、ツインアイが光った後プロトンドライブをフルチャージし、飛び上がりながら拳を叩き付ける。トドメ演出では地面を滑りながら着地し、ツインアイを光らせた直後に真っ二つになった敵が爆散する。マルチコンボ対応武器。
- クロスプロトンパニッシャー(格闘、P)
- ヴァルガードの必殺技。フルアクセルインパクトの流用カットインが入り、プロトンドライブをフルチャージした拳で殴りつけて持ち上げ、ぶち抜いた敵機の装甲に直接プロトンエネルギーを解き放つ。トドメ演出では専用のヴァルガードのカットインが入り、瞳が光った後全身の排熱口から排熱を行う。動きがターンXの熔断破砕マニピュレーターに似ている。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- 2L
機体BGM
- SAIL ON FUTURE
- デフォルトBGM。
- BREAK THROUGH
- クロスプロトンパニッシャー使用時。
関連機体
余談
- 見た目が見た目だけに、ユーザーからはファミコンロボ、ドスコイロボなど色々とあだ名をつけられている。特に相撲ネタに関しては、フルアクセルインパクトの演出でいわゆる「電車道」を披露しているのでなおさらな感がある。
- また、この機体をデザインした柳瀬敬之氏は、後に「お相撲ガンダム」「ドスコイガンダム」などとあだ名されるガンダムヴァーチェのメカニックデザインも行っている。
脚注
- ↑ ソフトバンク クリエイティブ『スーパーロボット大戦W パーフェクトガイド』314頁(書籍では全て大文字表記)。