リー・スー・ミンは『機甲戦記ドラグナー』の登場人物。
リー・スー・ミン | |
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外国語表記 | Lee Sue Min |
登場作品 | 機甲戦記ドラグナー |
声優 | 島津冴子 |
デザイン |
芦田豊雄 まんどりるくらぶ(現:スタジオライブ) |
初登場SRW | スーパーロボット大戦A |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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種族 | 地球人 |
性別 | 女 |
年齢 | 20歳 |
身長 | 185 cm |
所属組織 | ギガノス帝国 |
所属部隊 |
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役職 | 中隊長 |
軍階級 | 大尉 |
概要
グン・ジェム四天王の紅一点。
白兵戦に特化したカスタムメタルアーマー、スタークダインに搭乗する。
女性でありながら長身で、その外見通り気の強い性格。当初は凶暴かつがさつな性格で、グン・ジェム隊に立ち寄ったプラクティーズを囮にした事もある。
四天王の中では唯一生存し、グン・ジェム隊壊滅後はドラグナー討伐の任を受けたハイデル・ネッケン少佐(SRW未登場)に合流し連合軍艦隊を追っていたが、乗艦がマイヨ・プラートに接収された事がきっかけとなり、彼やプラクティーズとチームを組む事になる。この時マイヨに一目惚れしており、それ以降はめっきり女らしくなった。
宇宙機動要塞潜入時に、ギルトール元帥の死がドルチェノフによる暗殺であった事を暴くという、重要な役割を果たす事になる。ミンがドルチェノフに対して啖呵を切っていた際に落ちた瓦礫が部屋の中のマイクをオンにしたという完全な偶然によるものだが、SRWではミンが企んでやっている事になっていることがある。
登場作品と役柄
SRWでは基本的にフルネームは登場せず、「ミン」でのみ表記。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A(A PORTABLE)
- 初登場作品。グン・ジェム隊壊滅までは敵。それ以降はNPCとして他のプラクティーズの面々と同様に参加。正式には仲間にならず、マイヨの頼みでプラクティーズと共にフォン・ブラウンでアオイ・ワカバを保護・護衛している模様。
単独作品
- スーパーロボット大戦MX(MX PORTABLE)
- 音声初収録。グン・ジェム隊の一人として敵対した後、今作では終盤にマイヨやプラクティーズと共に自軍に参入。流石にマイヨには及ばないものの、スタークダインの安定した継戦能力から、充分な戦力になる。自軍に参入してからは、シャングリラ・チルドレンの男性陣を尻に敷いていた。敵として見た場合、マップ兵器や援護攻撃及び援護防御が厄介な存在。精神コマンドを使って早めに倒したい。他のメンバー同様にロム・ストールとの絡みでは、彼の前口上に対するリアクションをDVEで披露している。
- 味方入りする都合から、グン・ジェム隊の中で唯一カットインが用意されている。
- スーパーロボット大戦GC
- マイヨとの絡みは全くなく、最後まで敵のままである。
- スーパーロボット大戦XO
- 移植元の『GC』同様、最後まで敵な上、ジオン・ギガノスとの最終決戦で戦死したような描写がされており、原作では死ななかったのにSRWで殺されてしまったキャラの仲間入りをしてしまった。
パイロットステータス
精神コマンド
特殊技能
パイロットBGM
- 「夢色チェイサー」
- 前期OP主題歌。『MX』で採用。
人間関係
- グン・ジェム
- 上官。仲間を失うたびに日に日に荒れていく彼を心配していた。
- ゴル
- 同僚。乱闘の際に不可抗力で胸を触られ、彼をボコボコにするのに加勢したことも。
- ガナン
- 同僚。彼の死にはかなり錯乱していた。
- ジン
- 同僚。彼がグン・ジェムの暴走の巻き添えになって死亡した際はガナンの時と同じく動揺した。
- マイヨ・プラート
- 彼に惚れ込み、終盤は彼に協力する。
- プラクティーズ
- 終止お坊ちゃん扱いで、グン・ジェム隊の頃は完全に馬鹿にしていたが、その後は共闘する。
- 『A』ではグン・ジェム隊の仲間が全滅した際に彼らに拾われ、一緒に宇宙に上がることに。
- カール・ゲイナー
- プラクティーズの中でも彼はミンに対して気があるようで、宇宙で再会したミンに声をかけられた時は動揺し、ミンに容易く銃を奪われている。
- ドルチェノフ
- 終盤に対決し、ギルトール暗殺の真犯人を彼だと言う事を結果的に知らしめる事になる。
- ハイデルネッケン少佐
- SRW未登場。グン・ジェム隊壊滅後に合流した、新たな上官。ギルガザムネの改修型の思考コントロールシステムのインターバルの時間稼ぎに利用されたり、彼にセクハラされたり、マイヨに乗艦を接収された時にも彼の逃亡に利用されたり……と、彼のせいで散々な目に遭っている。
- ケーン・ワカバ
- グン・ジェム隊時代は敵であるが、その後は一応の味方関係になる。30話では彼に年増呼ばわりされて激怒した。
他作品との人間関係
名台詞
- 「なんだってぇ! 誰が年増だって!」
- 30話でケーンに年増呼ばわりされて激怒した際の台詞。
- 「な!! 何て事すんだよ、大佐ぁぁぁぁぁ!!」
- ギルガザムネのコントロールシステムの暴走でジンを殺害してしまったグン・ジェムの行動に驚いた際の台詞。
- 「一つだけはっきりしておくよ少佐、残念ながらタイプじゃないんだよ」
- 41話でセクハラ行為を働いたハイデルネッケンへの台詞。
- 「申告します! 海洋戦域機動軍F軍団グン・ジェム別働隊リー・スー・ミン大尉。ただいまよりマイヨ・プラート大尉直属部隊に転属する事になりました!」
- 44話でマイヨの下で戦う事を決意し、敬礼と共に宣言。マイヨも彼女の決意を受け入れた。何気にこの台詞まで彼女のフルネームに言及されたことはなかった。
- 「無駄無駄無駄無駄無駄ァーッ!!」
- 47話でドルチェノフと白兵戦を展開した際、ドルチェノフを追い詰めた際の咆哮。台詞回しが完全に『ジョジョの奇妙な冒険』の吸血鬼DIOであるが、ドラグナー放映当時は第3部連載の序盤だったため音声ではこちらの方が先に出ており、恐らく偶然の一致(台詞自体は第1部の時点で登場しているが、この時はあくまでも「相手の攻撃は自分には通用しない」という意味合いで使われていた)。
- 「バ、馬鹿野郎。メソメソするんじゃないよお前達…アタイ達はね、戦争やってんだよ…!」
- 最終話、ギガノス機動要塞にマイヨが残ったまま、要塞が月に激突した際の台詞。カールとウェルナーが口々に「大尉殿…」と呟くのを遮るように発言するが、当のミンの方が言葉も震え、涙も流すほどだった。だが…マイヨは生きる道を選び、帰ってきてくれた。
- 何しろやる事成す事、全部にきっちり筋が通ってるんだ
グン・ジェム大佐を始め 今までガサツな男にしか出会ったことなかったけど
この人なら…この人になら…
アタイ決めたよ - パチスロに収録された、珍しくミン視点で作られたピクチャードラマ内の台詞。マイヨと出会い、彼に助けられた後の部分。今まで会ったどの男とも違う、高潔な男の一端に触れ…この後、上記の44話の名台詞に繋がる。
スパロボシリーズの名台詞
- ミン「勝ち目のない戦いに挑む。いつのまにか、そういうのに慣れちまったのさ。それに、こういうのはけっこう好きでね」
ドルチェノフ「しょせん、ひとりになってもギガノスの汚物は汚物か!」
ミン「言うじゃないのさ、汚物の親玉が!」 - 『A』第24話「夢色の追跡者」「バーニング・ハート」より。成り行きで出会ったプラクティーズに付き添い、そのまま窮地に陥るマイヨを救う増援として現れた時の台詞。出会う前から毒扱いしていたドルチェノフの明らかに見下した発言に対して、キレのある皮肉もおまけについてきた。
- 「おだまりっ! アタイらグン・ジェム隊にケンカ売るたぁ、いい度胸じゃないか!」
- 『MX(PORTABLE)』第18話重慶ルート「Burning heart, Flying high」より。ロムの口上を聞いての反応。この一連のイベントはフルボイスである。
- 「!? そ、そんな…!! 大佐、何であたいを!?」
- 『MX』第31話(『MX PORTABLE』では第32話)地上ルート「暴悪の鎧武者」より。暴走状態となったグン・ジェムを止めようとしたミン。しかし、巻き込まれてしまったが、脱出に成功した。なお、既にジンが倒され、グン・ジェムのHPが50%以下にならないと発生しない。
- 「私とした事が…ドジっちまったよ…大佐…」
- 『XO』第41話「戦士、再び…」より。本作では原作と異なり、味方にならず戦死してしまうが、その際の最期の台詞。
スパロボシリーズの迷台詞
搭乗機体
余談
- キャラクターデザインの芦田豊雄は最初はやせた美人としてデザインしたが、神田武幸監督から「もう少しイモっぽくポッチャリさせてくれ」と手直しを受けたと語っている。