インスペクター

2013年2月11日 (月) 01:30時点における121.109.28.156 (トーク)による版 (→‎人物 / 機体)

インスペクター(Inspector)

旧シリーズ

第3次スーパーロボット大戦』にて、ロンド・ベル隊およびディバイン・クルセイダーズ軍と交戦した異星人で、その実態はゾヴォーグ(「ゲスト」)と同じ「共和連合」に属する一勢力。なお「ゲスト」とは異なり、正式な呼称は明らかになっていない。

闘争本能ばかり突出した未成熟な地球人類に強力な兵器は不相応とし、征服により地球圏の“管理”を目論む。ただし、地球の軍事力を自勢力のものにせんという思惑もあったようだ。各地から地球のメカを次々と略奪し、研究を行った上で自軍の兵器として投入させていた。『第3次』では単に異星人と呼ばれていたが、彼らが自らを監察官と名乗っていたことから、『第4次スーパーロボット大戦』では「インスペクター」と呼ばれるようになった。

OGシリーズ

経緯や目的は旧シリーズとほぼ同様。ただし、旧シリーズでは「共和連合」の最高意思決定機関・枢密院の意志に反した抜け駆け的行為であったのに対し、OGシリーズではあくまで枢密院の意志に沿ったものという設定へと変更されている。理由としては「純粋に地球人の闘争本能を危険視した」、あるいはαシリーズにおける「地球人類がアポカリュプシスの鍵である」ため、さらには「南極遺跡における破滅の王の存在」などの可能性が考えられるが、今のところは不明。

なお、第3次と異なり自ら「インスペクター」と名乗っている。

シャドウミラーがいた向こう側の世界では、バルマーより先に地球へ襲来した異星人である事がラミアの発言で判明している(この点は旧シリーズの第3次と同様)。

インスペクターも元を辿れば地球人と同じく始まりの地で発祥した生命らしい。

登場作品

第3次スーパーロボット大戦
DCとは別の謎の第3勢力として登場する。ユニットアイコンの色は黄色。オデッサジャブロールナツーソロモンアクシズなど占拠。序盤から中盤までは自軍及びDCを上回る勢力を誇ったが、オデッサ作戦以降急激に勢力低下。最後は地球人勢力と手を組むこともあるが、作戦は失敗となる。
スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
事前情報なしのサプライズ参戦で、ユーザーを驚かせた。最終的にシャドウミラーと組むこととなるが、アインストにより拠点のネビーイームホワイトスター)に箱詰め状態となり、最期は壊滅する。なお、「武神装攻ダイゼンガー」では、テスラ研を占拠していた部隊の中にシャドウミラー兵の乗ったガーリオンがいる。シャドウミラーとの連携が明かされるのはこのふたつ後のステージなので、ネタバレもいいところである。
スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS
リメイクによる大幅な変更点はなし。

人物 / 機体

ウェンドロ・ボルクェーデ(搭乗機:ディカステス
インスペクターを率いる少年で、その正体はゾヴォーグの異文明監察官。

インスペクター四天王

個性的な面々が集っており、誰がリーダーかでモメる様子は最初に遭遇した地球側の面々に呆れられるほど。

メキボス・ボルクェーデ(搭乗機:グレイターキン
四天王の一人で、ウェンドロの兄。本人曰く『影のリーダー』。口は悪いが気のいい性格。当初は地球人を見下す態度を取っていたが、彼らとの交戦を経て考えを改めていく。
ヴィガジ(搭乗機:ガルガウ
スキンヘッド(本人は「剃っているだけ」と主張)の四天王。文明監査次官。ウェンドロへ厚い忠誠を誓うが、短気で頭に血が上りやすく、詰めが甘い。『リーダー』を自称し、他の三名が面白半分でリーダーを名乗ると激怒する。
アギーハ(搭乗機:シルベルヴィント
四天王の紅一点。男勝りの性格だが、自分の年齢のことを気にしており、それに触れられると激怒する。勝手に『裏のリーダー』を名乗る。シカログとは恋人同士。
シカログ(搭乗機:ドルーキン
四天王の一人で、寡黙な男だがパイロットとしての実力は高い。恋人のアギーハ曰く『真のリーダー』。

余談

インスペクター系の機体は「高周波ソード」、「メガスマッシャー」など「強殖装甲ガイバー」をモチーフにしたと思われる武装を搭載した機体が多い。

関連する用語

インスペクター事件
ゲスト
同じ星系に属する。
ゾヴォーグ
彼らの大本の組織。