ゾルタン・アッカネン

2018年12月21日 (金) 23:54時点における忠犬キャット (トーク | 投稿記録)による版

ゾルタン・アッカネンは『機動戦士ガンダムNT』の登場人物。

ゾルタン・アッカネン
外国語表記 Zoltan Akkanen
登場作品

ガンダムシリーズ

声優 梅原裕一郎
デザイン 金世俊
高橋久美子(原案)
初登場SRW スーパーロボット大戦X-Ω
SRWでの分類 パイロット
テンプレートを表示
プロフィール
種族 地球人(強化人間
性別
年齢 27歳
所属 ジオン共和国
役職 パイロット
軍階級 大尉
テンプレートを表示

概要

かつてフル・フロンタルと共に「シャアの再来」の候補者として開発された強化人間の1人。フロンタルが成功例であるのに対し、失敗作として扱われているため、それに強いコンプレックスを抱いている。

連邦軍がフェネクス確保のために『不死鳥狩り』作戦を展開するのに乗じ、フェネクス入手のために行動する[1]

容姿や人格はシャアとは程遠く、特に人格面ではコロニー内でビームを乱射するなど、凶暴かつ好戦的な面が目立ち、人望も決して厚い訳ではない[2]

少年期から強化人間の実験体として扱われた過去を持ち、右眼もその際の実験により失明しており、サイコミュを内蔵した赤い義眼となっている。そのため、彼が持つコンプレックスや残虐性の裏には戦争やニュータイプ神話の被害者であるという一面が見え隠れしている。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦X-Ω
初登場作品。2018年12月のイベント「起死回生のシャア」にて期間限定でユニットが登場したが、本編のネタバレを防ぐためにイベントシナリオには登場しない。

パイロットステータス

精神コマンド

X-Ω
集中閃き
パイロットパーツ装備時
感応直感自信

人間関係

エリク・ユーゴ
部下の女性MSパイロット。
フェネクス追跡の際に副官として行動を共にするが、実際にはモナハンから遣わされた監視役である。
フル・フロンタル
同じ「シャアの再来」の1人。
モナハン・バハロ
「シャアの再来」を計画したジオン共和国の外務大臣。フェネクス捕獲のためにゾルタンらに指示を出すが……。

名台詞

「人違い…いや、ガンダム違いか!」
サイコミュの感応波を感知する装置「サイコ・モニター」を手掛かりに、追撃対象のフェネクスが中立のサイド6内のコロニー「メーティス」に潜伏していると推定、侵入した際にナラティブガンダムと鉢合わせた際のセリフ。
憂さ晴らしとばかりにゾルタンはナラティブに猛攻を仕掛ける。
「撃っちゃうんだなぁ、これが!」
コロニー内でビームライフルを使わないであろうと判断したヨナに対して。シェザール隊・袖付き共にコロニーを傷つけることを考慮して射撃を躊躇う中、迷うことなくゾルタンは中立コロニーでハイ・ビームライフルをぶっ放すという凶行に及ぶ。更にヨナを追撃する際には(人が乗った車が往来している)道路にビームサーベルを突き立てながら移動するなど、彼の狂気を垣間見ることができる。
ゲームでは精神コマンド「」発動時のセリフとして採用。
「切り札ってのは、最後に切らないとな!」
IIネオ・ジオングをコロニー内に呼び寄せて。ゲームでは必殺スキル「ビーム・ライフル(乱舞)」使用時のセリフとして採用。

搭乗機体

シナンジュ・スタイン
フル・フロンタルの強奪した試験用モビルスーツ。2機あった内の1機を入手し、自身の専用機とした。
Ⅱネオ・ジオング
ネオ・ジオングの予備パーツを使って組み上げたモビルアーマー。SRW未登場。

脚注

  1. なお、ゾルタン率いるフェネクス捕獲部隊はジオン共和国軍の所属で、所属が露見しないようモビルスーツにエングレービングを施し、袖付きの残党部隊に偽装している。
  2. 初登場時、グルトップのブリッジを移動する際にはクルー達から避けられており、『NT』の脚本を手がけた福井晴敏によれば「肩が触れただけでメカニックを半殺しにしている」とのこと。