スーパーロボット大戦COMPACT3
- 発売日:2003年7月17日
- 機種:ワンダースワンカラー
- 開発:トーセ
- 発売:バンプレスト
- 定価:4,800円
- 前:第2次スーパーロボット大戦α(PS2)
- 次:スーパーロボット大戦D(GBA)
概要
ワンダースワンカラーで発売された、COMPACTシリーズ第5作目でありバンプレスト最後のワンダースワン用ソフト。『スーパーロボット大戦OG外伝』に登場した修羅の初出作品でもある。
『スーパーロボット大戦D』とほぼ同時期の発売であったため正直影は薄かったのだが、新規参戦作品がユーザー予想外の珍しい作品群であったため話題を呼んだ。
グラフィック面ではカットインにアニメーション効果を入れ、Dとの差別化を計っているとの寺田プロデューサーの談(Dはカットインが静止画)。
しかし出荷本数が15000本と少なく、中古市場での流通も希少で店舗によっては万単位のプレミアソフトとして扱われており、一般販売されたスパロボ作品の中でも入手難度の高さは一、二を争う。
システム
難易度
オリジナル主人公であるフォルカ・アルバークがステータスが異常に高く、機体共々単機クリアすら可能な能力のバランスブレイカーとなってしまっている。これは、各能力値が他キャラクターはウィンキー時代の能力値バランスの中、ただ一人バンプレソフト製の能力値で設定されている為だが、寺田Pによると「パラメーターを打ち間違えた」のが原因である。
特殊能力では射撃武器に効果を発揮するオーラバリアやステルスマントがあり、主人公機やオーラバトラー、ガイメレフに代表される格闘武器が強力なユニットが強い。雑魚敵ユニットの能力値設定は他シリーズと比較してかなり異なっており、機械獣よりもMSのHPが多く頑丈だったりしている。
本作の発売時期のスパロボでは常態仕様であった「クリア後の周回プレイボーナス」も実装されておらず、システム面で旧態化してる箇所も見受けられる。
話題
登場作品
新規参戦は★の4作品。
- 機動戦士Ζガンダム
- 機動戦士ガンダムΖΖ
- 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
- 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz
- 聖戦士ダンバイン
- 聖戦士ダンバインOVA
- マジンガーZ
- グレートマジンガー
- ゲッターロボG
- 真ゲッターロボ (原作漫画版)
- 超電磁ロボ コン・バトラーV
- ★合身戦隊メカンダーロボ
- ★魔境伝説アクロバンチ
- ★天空のエスカフローネ
- ★ベターマン
『聖戦士ダンバインOVA』はこれまで機体や一部キャラ(シルキー)の登場に留まっていたが、本作で初めて原作がシナリオで再現される。
バンプレストオリジナル
登場メカ(オリジナル)
主人公機
機体名 | 初登場 |
---|---|
ヤルダバオト | 本作 |
ヤルダバオト (神化) |
敵勢力機(修羅神)
機体名 | 初登場 |
---|---|
ボフリィ | 本作 |
ハルパス | |
フラウス | |
ビレフォール | |
ビレフォール (神化) | |
アガレス | |
アンドラス | |
ペイリネス | |
マルディクト | |
グラシャラボラス | |
エクスティム | |
ラハ・エクスティム |
登場人物(オリジナル)
フォルカを除き、下記のフルネームが初めて明らかになったのは『OG外伝』から。
本作では、フォルカを除く他の修羅はファーストネームしか登場せず、アルカイドは「修羅王」としての登録となっている。
主人公
人物名 | 初登場 |
---|---|
フォルカ・アルバーク | 本作 |
敵勢力(修羅)
人物名 | 初登場 |
---|---|
フェルナンド・アルドゥク | 本作 |
アリオン・ルカダ | |
マグナス・アルド | |
メイシス・マルク | |
アルティス・タール | |
アルコ・カトワール | |
ミザル・トゥバル | |
修羅王アルカイド・ナアシュ | |
修羅兵 |
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ゲーム中データ
分類 | 記事 |
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関連用語
余談
- 本作の参戦作品を決める会議は「自分の好きなのを出そうぜ!」という趣旨で行われ、歴代作品中、最も盛り上がった参戦作品決めの会議になったとスパロボOGネットラジオ うますぎWAVE193回で寺田プロデューサーの口から明かされている。
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