ミゲル・アイマン
ミゲル・アイマン | |
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外国語表記 | Miguel Aiman |
登場作品 | |
声優 | 西川貴教 |
デザイン | 平井久司 |
異名 | 黄昏の魔弾 |
種族 | 地球人(コーディネイター) |
性別 | 男 |
年齢 | 19歳 |
所属 | ザフト |
役職 | 緑服 |
概要
普段は気さくで面倒見も良い為ため隊内でも人望が有る人格者だが、ナチュラルに関しては平然と見下した発言を行う[1]。
ジンに搭乗し、ヘリオポリスにおけるアスラン・ザラ達の新型MS奪取作戦を援護したが、キラ・ヤマトの乗るストライクガンダムに撃墜されて死亡した。
なお、ミゲルの戦死後、『SEED』劇中においてミゲルの母親と弟(と思われる人物)が写る場面が有る。
キャラクターの総評
ミゲル・アイマンは本編の主人公キラ・ヤマトの初陣の相手であり、序盤で戦死するものの存在感は大きく、以下の設定が明かされている。
ミゲルは『SEED MSV』等の公式外伝作品においては「黄昏の魔弾」という異名を持つエース級のパイロットであり、オレンジ色のカラーリングを持つ専用機「ミゲル専用ジン」が存在している事が判明している。
実は、ミゲルが『SEED』本編におけるヘリオポリス襲撃時に通常のジンに搭乗していた理由は、その前の「叢雲劾との戦闘でミゲル専用ジンが損傷した為」である。
また、ドラマCDでは、アスランとニコルの先輩としてのミゲルの一面が細かく描写されている。
登場作品と役柄
現在のところは西川貴教氏による音声収録は行われておらず、音声無し作品でのみで登場している。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- 初登場作品。原作と異なってヘリオポリス襲撃の時に生存し、その後も度々敵として登場するが、中盤で戦死する。乗機は一貫してジンに搭乗。
- 能力値的には「黄昏の魔弾」という異名に完全に名前負けしている。普通にやれば苦戦するような敵ではない。
- スーパーロボット大戦W
- ようやく専用機のジンに搭乗。仲間にこそならないが、終盤でスポット参戦する。前作や原作と異なって、戦死しない。
- 普通にやれば苦戦するような敵ではないのは『J』および原作と同じだが、やたらと「黄昏の魔弾」の二つ名を連呼する。
単独作品
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- 第1話B「その名はガンダム」におけるボスとして登場。
パイロットステータス設定の傾向
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
特殊技能(特殊スキル)
人間関係
- ラウ・ル・クルーゼ
- 上官。ちなみに、ミゲルはクルーゼの素顔が気になっていたらしい。
- アスラン・ザラ
- 同僚。
- イザーク・ジュール
- 同僚。『W』ではミゲルがジュール隊に配属された為、上官に。
- ディアッカ・エルスマン
- 同僚。
- ニコル・アマルフィ
- 同僚。
- ハイネ・ヴェステンフルス
- 同じ声の人。彼を尊敬していたらしい。「後方不注意」な点が似ている。なお、ハイネは音声付き作品にも登場しているが、ミゲルと同様に音声収録は行われていない。
- シホ・ハーネンフース、ミハイル・コースト
- 本編では関わる事は無いが、『W』では同僚。
- キラ・ヤマト
- 彼の初陣の相手となった。
名台詞
- 「コイツ! どうなってる!? コイツの装甲は!」
アスラン「そいつらはフェイズシフトの装甲を持つんだ。 展開されたら、ジンのサーベルなど通用しない!」 - 第2話より。ジンの重斬刀で斬りかかるものの、フェイズシフト装甲を展開したストライクには傷一つ付かない。
- 敵機の堅牢さに驚くミゲルだが、そこにイージスを奪取したアスランが現れ、フェイズシフト装甲の仕様を聞かされる。
- 「フン…! いくら装甲が良かろうがっ! そんな動きで!」
「生意気なんだよ、ナチュラルがモビルスーツなど!」 - 同上。キラ・ヤマトが駆るストライクと交戦した際に。ナチュラルを蔑視している事がうかがえる台詞だが、敵機の搭乗者であるキラは皮肉にもミゲルと同じコーディネイター(スーパーコーディネイター)であった。
- 余談だが、公式外伝を含む『機動戦士ガンダムSEED』シリーズ作品には、コーディネイターよりもモビルスーツの操縦技術に優れたナチュラルのパイロットが少なからず存在している。それ以前に上司のクルーゼも(生粋のとは言えないが)ナチュラルである。この事実をミゲル本人が知ったら、どう思うであろうか…?
- 「ハイドロ応答無し、多元駆動システム停止…ええい!」
- 同上。OSを最適化され、本来の性能を発揮したストライクのアーマーシュナイダーを動力部に食らい、ジンは機能停止に追い込まれてしまう。ミゲルは毒づきながらも、自爆コードを打ち乗機から脱出する。
- なお、「ハイドロ応答無し」の件は、SRWにおけるザフト兵の搭乗機体の撃墜時の台詞パターンの一つになっている。
- 「オロールとマシューは戦艦を! アスラン! 無理矢理付いてきた根性、見せてもらうぞ!」
「そぉら落ちろっ!」 - 第3話より。特火重粒子砲を装備したジンで出撃してきたミゲル。アスランに檄を飛ばしながら、ソードストライクを攻撃する。コロニーを巻き込む攻撃に、キラも回避より防御を優先せざるを得なくなる。
- 「もらったぁっ! …何ぃ!?」
「うわあぁぁぁぁぁぁぁーっ!!」
アスラン「ミゲルゥゥゥゥゥ!!」 - 同上。イージスと対峙するソードストライクの間に割り込むが、とっさに反応したキラがマイダスメッサーを投擲。易々と避けるも、戻ってきたマイダスメッサーが脚部に命中。バランスを崩したところを対艦刀で叩き切られ、アスランの眼前で散った…。
搭乗機体
余談
脚注
- ↑ もっとも、コーディネイターがナチュラルを見下す事は、当時のプラント(ザフト)では「特に珍しい思考ではない」点に留意する必要は有る。逆に、ナチュラルが遺伝子を操作して生まれたコーディネイターを嫌悪する事もまた、然り。