コーウェン | |
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外国語表記 | Cowen |
登場作品 | |
声優 |
郷里大輔(原作) 三宅健太(SRW代役) |
種族 | インベーダー(元地球人) |
性別 | 男 |
所属 | インベーダー |
変身形態 | コーウェン&スティンガー |
概要
かつて、早乙女博士と共に月でゲッター線の研究に取り組んでいた研究者だったが、月でインベーダーに寄生されてしまう。以後はインベーダーの尖兵となり、各所で暗躍する。スティンガーとは友人だが、彼のほうが会話ではリードする立場にある。
メタルビースト・ポセイドンを操縦。 最後は巨大なインベーダー(コーウェン&スティンガー)となるも竜馬達に一刀両断されて敗れる。
スティンガー共々、キャラクターの原典は石川賢の漫画『魔獣戦線』に登場した敵役の13使徒の一人・シャフト博士。
登場作品と役柄
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 本作が原作よりも過去を描いている半オリジナルの展開なため、本格的にインベーダーに寄生される前の姿が登場する。顔グラフィックが原作の第3話冒頭のシーンを再現した、異様にどアップで映って(描かれて)おり、やたらと濃い。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 初の声付き参戦。シナリオの都合上中盤に決着をつける事になった『D』とは違い、終盤に戦う事になる。黒の英知に触れた存在ではないものの、ZEUTHの世界の黒歴史に纏わるロボット達の過去を知った様子を見せる。
- 原作でコーウェンを演じた郷里大輔氏は2010年に逝去しており、代役は三宅健太氏が担当。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 何の前触れも無く、スティンガーと共に突如として復活する。終盤で、実はインベーダーは御使いによって強制的にバアルと認定されてしまった事が判明。銀河中心を目指す自軍の前に立ち塞がる。敗北後、ゲッター線の使者として現れた早乙女博士に「真化の真理」を諭され、人の心を取り戻し最期を迎えた。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦D
- 初登場作品。プロローグから登場。合体インベーダー時にはメインを務める。活躍は概ね原作通り。ルイーナやペルフェクティオの強大さや恐ろしさに気付いており、死の間際にはそれを警告した。
単独作品
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 原作終了後設定のため既に倒されていたが復活を果たし、第7章のラストになってスティンガー共々ようやく初登場する。
- スーパーロボット大戦V
- 終盤にエンブリヲに蘇生されて登場し、第47話にて巨大インベーダー形態となって地球艦隊・天駆と交戦する。
- 本作では会話時にバストアップが表示される為、これまでのシリーズ以上にその異様な肩幅がよく分かる。
- ちなみに、インベーダー形態のバストアップは彼の巨大な顔のみが表示され、スティンガー部分が見切れているので、原作を知らない人には彼だけが喋っている様に見えてしまうかも知れない。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 2017年6月のイベント「光を求める乙女の願い」より登場。
パイロットステータス設定の傾向
特殊技能(特殊スキル)
人間関係
- スティンガー
- 相棒。常に二人一組で行動している。
- 早乙女博士 (OVA)
- かつて彼とゲッター線の研究をしていた。彼がインベーダー化した後は、行動を共にする。
他作品との人間関係
ダイナミック系
スーパー系
- アポロ、ロジャー・スミス
- 『第2次Z再世篇』では黒歴史の時代より存在する彼らの機体を知っている様子を見せる。
- シモン
- 『第2次Z再世篇』では彼を「螺旋の男」と呼び、竜馬達と同等に危険視している。
- ニア・テッペリン(アンチスパイラル)
- Zシリーズの世界において、圧倒的な力を誇るアンチスパイラルにとってもインベーダーは留意すべき存在だが、「所詮は獣」とその活動を少なからず容認している。
ガンダムシリーズ
リアル系
- キリコ・キュービィー、熱気バサラ
- 『第2次Z再世篇』では彼らの持つ力にも強い関心を見せる。
- エンブリヲ
- 『V』では彼に蘇生されて復活。彼の事は相方同様に「君」付けで呼ぶ。
- 沖田十三
- Vでは強大な進化を遂げていくコーウェンやスティンガー達インベーダーの脅威を前に、インベーダーを駆逐すべく遂に波動砲の使用を決断している。
バンプレストオリジナル
名台詞
- 「早乙女は、ゲッター線の実用化においては、我々の一歩も二歩も先を行った男。恐らくは…」
国連メンバー「おぉ!来てくれたのかね、二人とも!」
「もちろんですとも。何せ皆さんと一緒にこれから起こる全ての証人となれるのですからね…そうだろう、スティンガー君?」 - 大量のゲッタードラゴンを従える姿に歯噛みする国際機密連合の面々の前に姿を現して。国連の面々と握手を交わしつつスティンガーと独特のやりとりを交わす。それに対して「う、うん、そうだねコーウェン君」と答えるスティンガー、というのが以後パターンとなる。なんとも楽しそうな声色が特徴的で、郷里氏の渋い声質とのギャップも相まって視聴者に強烈なインパクトを与えた。
- 「これから人類が迎えるものこそ、明日という名の希望なのか…」
スティンガー「はたまた破壊という名の」
二人「絶望なのか! それは、神のみぞ知る…!」 - 直後、早乙女研究所の頂上で炸裂するゲッター線の輝きを目にしながら。
- 「我々はゲッター線と共に生きるもの!」
- 第3話にて、国際機密連合の面々の前でインベーダーとしての本性を露わにしてスティンガーと同時に言った台詞で、インベーダーはゲッター線と共に生きていると言っているが実はゲッター線はその存在を拒否している。
- スティンガー「ワシらがこれを何とかしてやろうというのに!」
「そんなにミサイルに落ちて欲しいのかぁぁ!!」 - 重陽子ミサイルが真ドラゴンに当たると取り返しがつかなくなるため(暴走するのを防ぐためと思われる)止めようとしたら竜馬達に邪魔をされたので、スティンガーと共に怒号を返す。この時はゲッタートマホークを生身で白刃取りしていた。
- 「ふぅわわわわわわ……ぱわわわわわわ…」
- 上記の怒号ののち、ゲッタートマホークをへし折りゲッター本体に取り付いた際の奇声。郷里氏の怪演が光るワンシーンである。
- このあまりにも異常な光景にはさしもの竜馬も戦慄するほか無く、直後にコーウェンはゲッターに向けて大量のインベーダーを吐き出す。
- 「下がれ、スティンガー君!」
「フハハハハハハハ!さらばだ、君達は取り返しのつかない事をした!」 - もはや重陽子ミサイルを食い止められぬと悟り、地球へ向けて生身で降下しながらの捨て台詞。
- 「さらばだ!もう会うことも無かろう、ゲッターロボ!!」
- スティンガーと共に発言。重陽子ミサイルが地球に落ちる事でもう二度と会うことは無いと言ったが、13年後に再会する事となった。
- 「君の遺伝子が僕の身体に逆流してる!進化ってスゴイ!ね、そう思うでしょ?スティンガー君!?」
- 早乙女・スティンガーと共に真ドラゴンに自身の遺伝子を注入した際の台詞。お互いが触手で繋がりあった状態で、あたかもナメクジの交尾の如くお互いの遺伝子を交換しあう様はグロテスクの極みである。
- 「さあ受け入れるのだ!我らの魂を!そして、更なる高みへと、進化の階段を共に登ろうではないか!」
- 最終話にて、スティンガーと同時に言った台詞。人類とインベーダーは共にゲッター線の恩恵を受けて生きてきた事を語り、ゲッターチームに対して自分達の存在を受け入れさせようとするが、彼らからは当然拒絶されてしまう。元々その濃すぎる顔故に絵的にもインパクトの強いシーンが多いコーウェンとスティンガーだが、ゲッター太陽と化した木星の表面に現れたこの二人の巨大な顔が、わざわざハモって言うものだから、特に強烈なインパクトのあるシーンである。
- 「こ、これで終わったと思うなよぉッ!!」
- ファイナルゲッタートマホークに両断された際の断末魔。
スパロボシリーズの名台詞
Zシリーズ
天獄篇
- 「馬鹿な!何故、勝てない!?我等は太虚の因子を持ち、ゲッター線に祝福された選ばれし種ではないのか!」
- インベーダールート54話「閃光!!次元の果て!」より。自分達はゲッター線に選ばれし種であり、人類に敗北する事などありえないとするが、竜馬からは「お前達が勝手に他の生き物を滅ぼそうとしたから反撃をくらっただけだろうが!」と反論される。
- 「黙れ、黙れっ!どちらにしてもお前達も終わりだ!この宇宙を太虚が満たす!そうなれば、宇宙自体が滅ぶ!」
- 同上。自分達が敗れても、間も無く「太虚」が満ちて宇宙自体を滅ぼすと反論するが、その直後...。
- 「お前は早乙女!その姿!ゲッター線に取り込まれたか!」
「真化できない我等を笑いに来たか!何故だ!何故、我々は真理を掴めない!?」
「それは!何だ!?」 - 同上。直後、目の前にゲッター線と同化した早乙女博士が現れる。歪んだ真化を遂げたコーウェンとスティンガーは、早乙女博士に「真化の真理」とは何か問う。その答えは「他者を理解し、受け入れ...そして、共に未来に生きること」。それを表現するために三つの心を一つにするマシンとして、ゲッターロボを造った事を明かす。
- (わかる...!わかるぞ、早乙女の言葉が!)
(それこそが真理!)
(ありがとう、早乙女...) - 真理を理解したコーウェンとスティンガーは、早乙女博士の導きで「太虚」から解放され、人として最期を迎えた。