ファクター

2013年3月16日 (土) 11:09時点における180.33.224.141 (トーク)による版

ファクター(Factor)

鉄のラインバレルに登場する用語。マキナの操縦者であることを現す。特徴は、マキナ固有のナノマシン「ドレスクラー・ソイル」を移植されていることにより、自分のマキナと命を共有していること。そして、超人的な身体能力と治癒能力を得、マキナの能力によって事実上不死となることが挙げられる。

また、マキナ召喚時及び搭乗時にDソイルが活性化することにより、眼球に「ファクターアイ」と呼ばれる赤い紋章が浮き上がる。これは、ラインバレルの目と同じ形をしている。

Dソイルに生命維持を依存するため、マキナのソイル循環が不全になるとファクターにも危険が及ぶ。

スパロボシリーズでは現在のところ『L』にのみ登場しており、特殊技能として採用されている。能力に「Dソイル値」が追加され、マキナが毎ターンDソイル値に応じた量のHPを回復するようになる。
なお、パイロットの特殊技能によって機体HPを回復するので、修理装置などのHP回復系特殊能力とは別扱いになり効果が重複する。

主な習得パイロット

早瀬浩一
ラインバレルのファクター。ラインバレルが高いDソイルの性能を持つため、最初から高めのDソイル初期値で戦闘が始まる上、mode-C発動時にはDソイル値が他のファクター勢の最大値を超えた値まで上昇するなど、ずば抜けている。
城崎絵美
ラインバレルの本来のファクター。ラインバレルの行動原理が「絵美を守る」であり、絵美を乗せて戦わせる事を拒否するため、ファクターでありながら原則として彼女はラインバレルを操縦できない。ただし状況によっては彼女による操縦で動く事も無い訳ではなく、彼女の認証が無いと起動できないモードもある。
『L』作中ではスポット参戦なのでお世話になる機会はほぼ無いのだが、浩一より彼女に戦ってくれと思うプレイヤーは少なくない。顔は怖い。
森次玲二
ヴァーダントのファクター。能力が高く集中持ちで、シールド防御に切り払い、撃ち落としと防御技能が充実しており、マキナ勢で一番リアル系な戦い方をしているため、世話になることは少ない。
九条美海
ペインキラーのファクター。機体が修理装置を持つため(先述の通り、『L』ではシステム上Dソイルの回復と重複する)、回復量ならラインバレルに匹敵する。
山下サトル
ハインド・カインドのファクター。アウトレンジ射撃が主な仕事なので、やはり世話になる機会は少なめ。
遠藤イズナ
ディスィーブのファクター。ファクターではあるがメインパイロットではなく、ディスィーブのメインパイロットはファクターではない人間。
本来ならばファクターであるイズナがディスィーブのパイロットも務めるはずであり、ディスィーブのコクピットもそういう構造になっていたのだが、イズナ一人でディスィーブを制御するのは負担が大きい(できない訳ではない)と言う事で、複座式に改造された。ただしこれはメインパイロットを務める方が双子である遠藤シズナだから出来ることであって、もし彼が双子ではなかった場合、二人乗りに改造される事もなく、否が応でも一人で操縦するハメになっていただろう。
矢島英明
アパレシオンのファクター。サトル同様の理由で世話になる事は少ない。
なお、矢島がアパレシオンのファクターとして復活した経緯についての話で「アパレシオンのDソイルの性能のせいで復活に時間がかかってしまった」と、アパレシオンのDソイルの性能が低いかのような事を言うが、原作での性能はともかく『L』ゲーム中では、矢島のDソイル初期値は浩一・森次に次いでファクター勢中3位である。浩一に比べたら遥かに低いのは確かなのだが。
中島宗美
タリスマンのファクター。L最強の援護防御役候補。
なお、マキナ人間化後の彼と桐山、菅原マサキの3人は「マキナ人間」かつ「ファクター」である人物なのだが、『L』ゲーム中では両方の技能を持つ事は無く、全て「マキナ人間」の方のみになる。
もっとも、マキナ人間の技能を持つパイロットがマキナでない機体に乗っている事は無いため、ファクターの能力を内包した技能と言う事なのだろう。
桐山英治
プリテンダーのファクター。そんなに強くはないがプリテンダーが怖い。
菅原マサキ
グラン・ネイドル及びネイキッドのファクター。

その他

加藤久嵩
シャングリラのファクター。マキナの戦闘力は未知数。
石神邦生
原作漫画版のみジュダのファクター。実際に乗っているわけではない。
城崎天児
原作漫画版ではラインバレル真のファクター。