超電磁ロボ コン・バトラーV
- 1976年4月17日 ~ 1977年5月28日放映(テレビ朝日)、全54話
- 初参戦スパロボ:第3次スーパーロボット大戦(1993年)
概要
東映本社初のロボットアニメにして長浜ロマンロボシリーズ第1作。通称「コンV」。アニメ設定通りに合体できるロボット玩具が大ヒットした。この作品で登場する5人のパイロットたちのキャラ属性(熱血漢、クール、紅一点、幼児、巨漢)は後発作品に強い影響を与え、合体ロボットアニメにおけるパイロットたちのキャラ設定の定型となった。
ストーリー
3万5000年の長い歴史と高度な科学力を持つキャンベル星人は、戦闘ロボット・どれい獣を使って地球の侵略を開始する。キャンベル星人に対抗するために、南原博士はコン・バトラーVを開発した。日本全国から選りすぐられた5人の戦士が南原コネクションに集結、その搭乗者となった。
登場人物
スパロボごとの登場人物一覧については以下を参照して下さい。
- メカ&キャラクターリスト/第3次
- メカ&キャラクターリスト/第4次
- メカ&キャラクターリスト/F
- メカ&キャラクターリスト/F完結編
- メカ&キャラクターリスト/64
- メカ&キャラクターリスト/リンクバトラー
- メカ&キャラクターリスト/COMPACT2
- メカ&キャラクターリスト/α
- メカ&キャラクターリスト/α forDC
- メカ&キャラクターリスト/α外伝
- メカ&キャラクターリスト/A
- メカ&キャラクターリスト/IMPACT
- メカ&キャラクターリスト/R
- メカ&キャラクターリスト/第2次α
- メカ&キャラクターリスト/COMPACT3
- メカ&キャラクターリスト/SC
- メカ&キャラクターリスト/第3次α
- メカ&キャラクターリスト/J
- メカ&キャラクターリスト/SC2
- メカ&キャラクターリスト/A PORTABLE
- メカ&キャラクターリスト/L
南原コネクション
バトルチーム
- 葵豹馬
- 主人公。コン・バトラーVのメインパイロット。
- 浪花十三
- バトルクラッシャーのパイロット。大阪出身で射撃の名手。
- 西川大作
- バトルタンクのパイロット。九州出身の巨漢で柔道の達人であるが、漫画家になる夢を持っている。
- 南原ちずる
- バトルマリンのパイロット。本作のヒロイン。
- 北小介
- バトルクラフトのパイロット。IQ 200の天才少年。
協力者
- 南原猛(南原博士)
- 南原ちずるの祖父でコン・バトラーVの製作者。
- 四ッ谷博士
- 南原博士の死後に南原コネクションを引き継ぐ。
- ロペット
- 南原博士製作のロボット。
- 一木金太(いちのき きんた)
- 南原コネクションに引っ越してきたコックの息子。
- 一木知恵(いちのき ちえ)
- 金太の妹。金太とともにケロットに乗る。
- 川上健二
- かつて豹馬の両親が死んだ交通事故を引き起こした男の息子。豹馬とは因縁あるライバルで死神と呼ばれる。
キャンベル星人
オレアナ一派
ジャネラ一派
- 女帝ジャネラ
- ストーリー後半のキャンベル軍の司令官。
- 総統ワルキメデス
- ジャネラの部下。マグマ獣の製作や作戦を担当する。
- ダンゲル将軍
- ジャネラの部下。猪突猛進の将軍で、マグマ獣に登場してコン・バトラーVと戦う。
平和の使者
- デウス
- キャンベル星の平和勢力に属する人物。最終話に登場。
登場メカ
スパロボごとの登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
- メカ&キャラクターリスト/第3次
- メカ&キャラクターリスト/第4次
- メカ&キャラクターリスト/F
- メカ&キャラクターリスト/F完結編
- メカ&キャラクターリスト/64
- メカ&キャラクターリスト/リンクバトラー
- メカ&キャラクターリスト/COMPACT2
- メカ&キャラクターリスト/α
- メカ&キャラクターリスト/α forDC
- メカ&キャラクターリスト/α外伝
- メカ&キャラクターリスト/A
- メカ&キャラクターリスト/IMPACT
- メカ&キャラクターリスト/R
- メカ&キャラクターリスト/第2次α
- メカ&キャラクターリスト/COMPACT3
- メカ&キャラクターリスト/SC
- メカ&キャラクターリスト/第3次α
- メカ&キャラクターリスト/J
- メカ&キャラクターリスト/SC2
- メカ&キャラクターリスト/A PORTABLE
- メカ&キャラクターリスト/L
南原コネクション
- コン・バトラーV
- バトルジェット、バトルクラッシャー、バトルタンク、バトルマリン、バトルクラフトの5機が合体。
バトルジェットは川上健二搭乗の2号機も登場(J、ユニットアイコンのみ)。 - ケロット
- ケロット・コンバトラー変装バージョンも登場。
- ガルガンチュワ
- 原作18話に登場したブリッテン国のピカデリー教授が開発したロボット。第3次では『勇者ライディーン』のコープランダー隊が搭乗可能。
- パンタグリュエル
- スパロボオリジナル。ガルガンチュワの後継機として登場。
キャンベル星人
どれい獣
SRWでは「マグマ獣」表記となっている。
マグマ獣
その他
戦艦
主題歌とBGM
登場作と扱われ方
スーパーロボット大戦L現在、御三家以外の作品では最多登場回数を誇る(18回、御三家作品も含めて場合はシリーズ7位)。実質的にいるだけ参戦のケースも多いが、最近は長浜作品である『超電磁マシーン ボルテスV』や『闘将ダイモス』との絡みも多い。
- 第3次スーパーロボット大戦
- 初参戦。オープニング戦闘デモ初の記念すべきの1番手はコレ。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- スーパーロボット大戦F / スーパーロボット大戦F完結編
- キャンベル星人はオレアナ勢がF中盤で壊滅。
- スーパーロボット大戦64(スーパーロボット大戦リンクバトラー)
- ジャネラ勢が初登場。
- スーパーロボット大戦COMPACT2(第1部、第2部、第3部)
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 本作で唯一最初から最後までの原作の完全再現をしている。
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- スーパーロボット大戦α
- 今作にてボルテスVと初競演。当初は父を求める健一に対し、孤児の豹馬との対立があったが、激戦を経て以降のスパロボに続く固い絆が生まれる。原作再現はガルーダと雌雄を決するところまで。続きは第3次αに持ち越し。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 第3話で南原博士が死亡するイベントが発生する以外は大きなイベントは少ない。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- αシリーズでは最も存在が薄く、ボルテスやダイモスとの絡みはあるものの、お笑い要員的な立場である。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 女帝ジャネラ率いる侵略部隊第2陣が敵として登場。彼女の姦計により、ボルテスVやダイモスとの決闘を強要されるイベントなども有り、今回は比較的目立つ。
- スーパーロボット大戦A
- スーパーロボット大戦R
- スーパーロボット大戦J
- キャンベル星人が登場せずいるだけ参戦だが、川上健二が登場した。
- スーパーロボット大戦L
- 長い参戦歴の中で、(SDイラストとしては)初めてパッケージのセンターポジションを陣取ることとなった(リアル等身の『Scramble Commander』を含めると2度目)。『J』以来久々の参戦ではあるがいるだけ参戦。更にボルテス勢はコン・バトラー勢とは異世界の人間(しかもこの世界の60年前の人間)であるため、共演は中盤以降に持ち越し。
Jと同じくキャンベル星人が登場しないが、『神魂合体ゴーダンナー!!』の登場人物の協力者という立場であるため、敵勢力はゴーダンナーの擬態獣に差し替わる。そのため、対ゴーダンナー系の特殊台詞が存在する。 - スーパーロボット大戦Scramble Commander
- スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
用語
- 南原コネクション
- 国連の支援を受けて建設されたバトルチームの基地で超電磁の研究所。
- キャンベル星人
- 地球から34万光年離れたキャンベル星に住む異星人。高い科学力を持つが好戦的な軍事政権が支配しており、各地の星に侵攻し地球にも手を伸ばすことになる。
- どれい獣
- 初期のキャンベル星人の司令官オレアナが地球侵略に使用していた戦闘ロボット。その正体はキャンベル星に征服された星の人々や生物が改造された姿だった。
表現上の問題ゆえ、SRWではマグマ獣表記で統一されている。 - マグマ獣
- 女帝ジャネラが使用する戦闘用ロボット。純粋な戦闘用として開発されたため、その性能はどれい獣よりも優れている。開発は総統ワルキメデスが行い、操縦は弟のダンゲル将軍が担当している。
- アースボム
- 終盤で使用された最終兵器。主人公勢が何もできずキャンベル星人ハト派が解決するという異例の事態になる。
- バトルマシン
- コン・バトラーVを構成する5つの戦闘兵器。それぞれに特徴がある。
- どれい人
- キャンベル軍の元で働く捕虜となった地球人。立ち位置は様々で洗脳されて一般の兵士や工作活動に従事する者や強制労働に従事する者等が存在する。SRWにおいてはほとんど登場しない。
主要スタッフ
- 制作会社
- 東映(プロデュース)、創映社サンライズスタジオ(アニメーション制作、現:サンライズ)
- 監督
- 長浜忠夫
- キャラクターデザイン
- 成田マキホ(原案)、安彦良和(アニメーションキャラクター)
- メカニカルデザイン
- スタジオぬえ
- 音楽
- 筒井広志