概要
通称「シゲさん」。警視庁特車二課整備班主任の「若頭」的存在である。陽気な性格で、整備の腕は一級品。どちらかというとソフトウェア関係の方が得意なようで、劇場版では篠原HOSの起動画面を従来のOSに貼り付けたことからもその腕前がうかがえる。
十数年後の特車2課を描いた小説『番狂わせ』と実写作品『THE NEXT GENERATION -PATLABOR-』では、本編の登場人物の中で特車2課に残っているただ一人の人物となっており、実写版でもアニメ同様千葉氏本人が演じている。
当初はテレビアニメ版オリジナルのキャラクターであったが、やがて漫画版にも登場。その後もいくつかのゆうきまさみ作品にモブのような形で登場している。
なお、名前の漢字表記は漫画版でのみ使用されている。他媒体では「シバシゲオ」とカタカナ表記。
名前と顔の由来は担当声優の千葉繁氏から。千葉氏は制作陣の一人押井守監督の制作作品の常連であり、そこからこのキャラになったものと思われる。また名前についてはOVA及び劇場版で音響監督を務めた斯波重治氏も由来とされており、斯波氏も千葉・押井両氏と縁の深いスタッフである。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 初登場作品。戦闘時にはAV-98イングラムの掛け合い要員として声付きのセリフがある。
人間関係
- 榊清太郎
- 整備班に入りたてのころは敬っていなかったが、現在は崇拝といっていいほどの敬意と信頼を寄せている。
名(迷)台詞
- 「はっきり言って、第2関節のポリシーが無いんだよなぁ。あや取りははっきり言って哲学だよ?」
- 第6話「ザ・タワーSOS」にてモーショントレースによってイングラムにあや取りをさせようとするも、苦戦する野明への苦言。千葉氏はアドリブで有名だが、この作品においてもアドリブは健在である。