ヴェルター

2017年3月26日 (日) 10:35時点におけるCobalt (トーク | 投稿記録)による版

ヴェルター(Welter)

スーパーロボット大戦W』のプレイヤー部隊。命名者はハインリッヒ・フォン・フリーマン地球連合軍の私利私欲の行動では地球を守れないとし、GGGを基盤にスペースナイツプリベンターを集結させた組織名。 地球連合ではなく新・国連事務局直属の実働部隊であり、そのため新・国連安全保障理事会に所属する地球連合軍とは異なる、独自の行動が出来る。ただし、その性質上、地球連合軍とは作戦や思想の面で対立(というより、コルベットのような人物が一方的にヴェルターを敵視している)することがあり、著しい敵対関係ではないものの、両組織の仲は良いとは言えない(もともとヴェルターの創設理由の一つが『連合の腐敗』に端を発しているため、ある意味当然であるが)。 旗艦はヴァルストークナデシコ、司令官は大河幸太郎、現場指揮官はブレスフィールド・アーディガンが勤めている。

企画当初はカズマ達による反対やマジンガーZ及びゲッターロボの不在など戦力不足が目立ったが、後に新たな機体を持った兜甲児ゲッターチームの復帰、ミスリルナデシコゴライオン、そしてヴァルストークファミリーの正式加入により組織として幅広い行動が出来るようになる。

機界新種を倒すものの動ける機体がわずかしか残っておらず、血のバレンタイン事件に繋がる核攻撃を止めることに失敗した。さらにラダムイバリューダー謎の組織との戦闘が勃発し、戦闘のさなか聖バレンタインの光によりカズマブレステッカマンブレードが行方不明となったため、自然に解消されてしまった。

後にノイ・ヴェルターとしてその志は復活する。

名称の由来

ヴェルターはドイツ語で「灯台守」の意味を持つ。 地球の未来を照らす灯火を守る者たちという思いが篭っている。

構成母体

GGG
部隊の中核となる組織。ベイタワー基地(後にオービットベース)が部隊の拠点となっており、勇者ロボ軍団を含む全員が参加。機界新種との戦いで勇者ロボ軍団が一時壊滅の憂き目を見た。
スペースナイツ
フリーマン旗下の面々やDボゥイに加え、外部協力者として相羽ミユキが参加。「聖バレンタインの光」でテッカマンブレードが行方不明に。
プリベンター
五飛以外の全員が参加。
ミスリル
結成時に参加。マオ率いるSRTが常駐。
ナデシコ
火星から帰還した後に連合軍から追放される形で参加。名目上は監視されていることになっているが、実際は完全なメンバー。機界新種戦で機能停止し、解散後間もなくアキトとユリカが消息不明となる。
光子力研究所
結成前に甲児が生死不明となったため、復帰後にまとめて参加。
早乙女研究所
ゲッターチームの3人が参加。武蔵は戦死している。
ゴライオン
ナデシコに便乗する形で地球圏へ帰還。対ガルラ戦を主眼に協力する。参加後間もなく銀が戦死し、ファーラ姫がチームに参加。解散後は獅子座連合に協力していたが……。
ヴァルストークファミリー
結成時にスカウトされたが、内部の意見をまとめるのに時間がかかり過ぎ、経費が借金となったため返済すべく協力(協力する事自体は総意)。「聖バレンタインの光」でヴァルストーク艦長ブレスフィールドと専属パイロットのカズマが行方不明となった。
ジャンク屋組合
ロウ・ギュールの所属する組合。正確には参加母体ではないが、外部協力者として力を貸している。

仮想敵

ゾンダー
全生命体の機界化を目論む機械生命体の組織で、GGGが以前から戦っていた。内部侵入を許した際にはテッカマンや宗介に撃退される場面も。木星圏での戦いでZマスターが消滅し、戦いは終わったかに見えたが……。
Dr.ヘル一派
外部協力者の光子力研究所が戦っていた。ベイタワー壊滅直後の戦いで滅んだかに見えたが……。
ラダム
結成以前からの敵勢力で、スペースナイツがDボゥイの情報を元に戦っていた。指揮官クラスのテッカマンに苦戦することも散見されている。ゾンダーの東京制圧以後は一時姿を消していたが……。
木星蜥蜴
当初は正体不明の無人機の集団と認識されていたが、オービットベース宙域の戦いで思想を持った組織だったことが判明。一時は和平にこぎ着けるも、白鳥九十九暗殺事件で白紙に。しかし、火星での決戦時に九十九の生存と草壁の企みの露見、そして秋山源八郎による「熱血クーデター」によって戦争状態が終結した。
ガルラ
サダック率いる攻撃部隊が派遣されて来ていた。戦艦はサダックの乗る一隻のみだったらしく、地獄島で撃沈されて壊滅。残った部隊もあしゅら男爵に制裁された。後にシンクライン王子率いる本隊が火星までやってくるも、木星圏での戦いの後に撤退する。

関連人物

リリーナ・ドーリアン
ロゼ・アプロヴァール
新・国際連合事務総長であり、ヴェルターの最高責任者

関連項目

ノイ・ヴェルター

資料リンク