堂馬広登

2016年9月6日 (火) 09:33時点における忠犬キャット (トーク | 投稿記録)による版

概要

真壁一騎らの後輩の一人で西尾里奈立上芹のクラスメイトの男子。

東京でスターになる夢を持っていたが、進路相談による三者面談から事を発した放送室占拠事件を起こす。その事件解決後にアルヴィス歌謡部門担当に抜擢されローカルTVに出演している。

里奈や芹と一緒にいることが多く、皆城乙姫とも仲が良い。後にパイロット候補生となり小楯衛からゴウバインのマスクを貰った。

『HEAVEN AND EARTH』ではゴウバインのマスクを着用し、かつて衛が乗っていたマークフュンフに搭乗する。現場指揮官である近藤剣司の普段の性格や育成方針もあって増長傾向の強い後輩組だが、その中でも「衛先輩のようになりたい」という思いの強い広登は、独断専行が目立った。しかし、実戦の中で剣司の強さに触れ、改心。最終的には、憧れの先輩と同じように、竜宮島を守る盾となった。

登場作品と役柄

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦UX
初登場作品。佐々木望氏は『α外伝』のオルバ役からゆうに12年ぶりの新緑となる。衛の生存フラグを立てた場合、マークフュンフは当然ながら1機しかないため、本作では珍しい乗機の取り合いになってしまう。そのため、憧れの衛先輩との共闘はイベントでしか実現しないことに……。適合性の問題もあるのだろうが、ファフナーの方も必ず余るため(ゼロファフナー or マークノイン&マークツェーン)、勿体ない感じである。
今作では日本が健在の為、EDでは東京でスターになる夢を果たすため日本の学校への進学を目指している。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

全ての能力がと同じか僅かに劣る。スキルパーツでなんとかできる範囲だが。

精神コマンド

UX
不屈必中鉄壁友情熱血
今回は衛が鉄壁を使えないため、その点では衛に大きく勝る。

特殊技能(特殊スキル)

UX
シナジェティック・コードL6、援護攻撃L1、援護防御L2、全体攻撃L2
後輩組の共通点としてシナジェティック・コードの伸びが悪い。

人間関係

小楯衛
先輩。彼からゴウバインヘルメットを託されたことを切っ掛けに、彼への強い憧れを抱くようになる。
立上芹
クラスメイト、戦友。作品を重ねる毎に距離が縮まっている。
西尾里奈西尾暉
クラスメイト、戦友。
皆城乙姫
後にクラスメイトになる。里奈や芹同様仲が良い。UXでは芹達と共に彼女の最後の同化に立ち会った。
堂馬量平
父。アルヴィスではブルク(格納庫)配属で、平時は食堂を営んでいる。
要澄美
彼女との面談で「夢」をバッサリ切り捨てられてしまう。
……もっとも、彼女が冷たいという話でもなく、第一種任務(アルヴィス関係)の進路相談だったので仕方がない。
近藤剣司
彼に説得を試みられた際、彼が「『ファフナーでフェストゥムを倒した(実際はまだ実戦経験すらない)』とか言って女の子をナンパしてる」ことを暴露する。元々は芹から聞いた話らしい。
劇場版では、相変わらず咲良の尻に敷かれている姿や、模擬戦で芹にノックアウトされている情けない姿を見て、完全に見下している(なお、前者はともかく、後者は後輩組に自信を付けさせるための手加減である)。後にその本当の強さを知ることに。
遠見弓子
学生時代、「アイドルになりたい」と主張して灯台の上まで行って叫んだという似たような過去の持ち主。
それが暴露されたのが広登の立てこもり騒動の最中だが、広登自身は特にそれを知ることはない。

他作品との人間関係

エイーダ・ロッサ
UX』では彼女の大ファンで第29話での対面時にはかなり興奮していた。
マシュー・デントンライカ・クルセイド
『UX』では彼らと共に乙姫の最後の同化に立ち会う。

名台詞

蒼穹のファフナー(TV版)

「俺、東京で働きたい!」
「東京行って、スターになりたいんだ。そんで、歌番組とかに出たりしてさ…」
教師との三者面談にて、希望を聞かれたことで、トンチンカンな返答(元々、アルヴィスの第一種任務の進路相談だった)をする。そんな彼に澄美が下した進路は「アルヴィス地下13階で制服の洗濯」だった…。
「バッカヤロー!」
直後にこのセリフと共に教室を抜け出した彼は、放送室に立てこもってしまう…。
「愛…」
竜宮島にて流れたテレビローカル放送に出演した際の歌い始め、この直後にカットが別のカットに代わる為結局彼の歌を聴くことはできなかった。

蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH

「綺麗だ…」
フェストゥム出現時のオーロラを目の当たりにして。TV版第1話における弓子の台詞のオマージュ。
UXでは突如現れたカリ・ユガに対して言っている。
「俺は、衛先輩みたいに戦うんだ!剣司先輩より、俺のほうが強い!」
フェストゥムとの初の実戦で、自機の役割を忘れ闇雲に戦ったことを剣司に咎められた時の発言。増長の極みである。
「なら、楽にしてやれよ!」
フェストゥムが苦しんでいることに気付いた芹に対してこう返し、フェストゥムに引導を渡す。ある意味これも正論ではあるのだが…。
「な、泣くなよぉ…」
泣き出してしまった芹を見て動揺してしまう…。
「剣司先輩だって…、ていうか先輩は!?」
右腕を失ったマークアハト――剣司から「機体名で呼べ」と注意されて。そして、フェストゥムの大群を引き受け、里奈が入っているコックピットブロックをマークフュンフに託された。
「うおぉぉぉ! 俺が…俺が守るんだ!」
空母ボレアリオスが竜宮島に向けられたミサイルを受け止めて。この後、マークザインの助けもあって、ミサイルを破壊することに成功した。
「痛い、助けて…」
「蒼い空だぞ、芹」
核の炎に焼かれたフェストゥムが苦しんでいる姿を見て。その目に、涙が浮かび……。

スパロボシリーズの名台詞

「!?」
「ほ、本物のエイーダ・ロッサだ! まさか本当にUXの一員だったなんて!」
「お、俺、堂馬広登って言います!」
「俺、将来はトップアーティストになるのが夢で、いつかはエイーダさんみたいな…」
UX』第2部第29話「燈火-ともしび-」シナリオデモより。憧れのエイーダに生で会えたことにかなり興奮していることがよくわかるが、からは「少しは落ち着けってーの!」とどつかれてしまう羽目に。
「お前にはわからないだろう!」
「倒れては立ち上がり…そのたび、前より強くなる!」
「それが、本物のヒーローなんだ!」
第3部第44話「フェイス」より。斃れたはずのヒーローマンMR-1の電気によって復活したことで、大いに取り乱したゴゴールに言い放った痛烈な一言。
元ネタは『宇宙刑事シャリバン』のエンディングテーマ「強さは愛だ」の歌詞。
なお、が復帰している場合は、衛が代わりに発言する。。
「俺はエイーダさんみたいなトップアーティストを目指すんです!」
UXのEDにて。今作では日本が健在の為、ある意味彼もスパロボ補正で救われたキャラクターの1人とも言えるだろう。