コンスコン

2016年9月17日 (土) 19:38時点におけるじお (トーク | 投稿記録)による版

概要

ドズル・ザビの腹心の一人で、シャアに対抗意識を燃やし、チベ級重巡洋艦1隻・ムサイ級軽巡洋艦2隻・12機のリック・ドムによる機動部隊を率いて、サイド6から出てきたホワイトベース隊を攻撃したが、3分持たずに12機のリック・ドムは全滅し、自身も乗艦のチベ級重巡洋艦を沈められて戦死した。

TV版ではリックドムが壊滅した時は一旦後退し、戦力の補充を受けた後に再び攻撃を仕掛けたが敵わずに戦死する。

3分も持たずに部隊を壊滅させられた事実や、シャアにネチネチと嫌味を言っていた事などから小悪党のイメージが強く、80年代に発売された書籍でも「無能」「威張り散らすだけのダメ上司」などと紹介されていた。

しかし実力主義者のドズルの元で将軍を務めており、しかもリック・ドム12機という当時のジオンでは精鋭と言える部隊を与えられていたことなどから、むしろ優秀な人物であったと逆説的に見なされるようになり、90年代ごろからの書籍では評価が見直されるようになっていた。そもそもリック・ドム12機を3分以内に落としたホワイトベース隊自体が圧倒的な実力であったと言える。

これらの事から、ゲーム作品『ギレンの野望』シリーズではそこそこ優秀な能力を持った将軍である(反面、何故か女性キャラとの相性が悪いが)。

登場作品と役柄

旧シリーズ

第3次スーパーロボット大戦
DC所属。チベがムサイ級になる以外は原作全て同じで、12機のドム(本作にリック・ドムは出演しておらず、宇宙でもドムが登場する)を早めに全滅させると原作のセリフを喋ってくれる。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
ソロモン攻撃のシナリオでザンジバルに乗って登場。12機のリック・ドムIIを引き連れており、これを開始3ターン(分)以内に落とすと原作同様のDVEを喋ってくれる。

単独作品

スーパーロボット大戦GCXO
原作通りチベに乗ってくる。今回もソロモン戦で登場し、リック・ドムを12機出してくる。
スーパーロボット大戦Operation Extend
今作でもソロモン戦終盤で登場。グワジンに乗ってくる。ドズル・ザビの特攻に付き合うなど、なかなかの男っぷりを見せつけてくる。12機の艦載機を出動させるが、リック・ドム以外の機体も交じっている。コンスコンより先にドズルを倒すと、その場で艦隊に連邦への投降を指示するなど潔い一面も。
その後は第6章で再登場し、部隊に黒い三連星が配属されている。

人間関係

ドズル・ザビ
上官。
シャア・アズナブル
ガルマ・ザビを守れなかったことからドズルの軍を追われ、キシリア・ザビの軍に移籍したシャアにネチネチと嫌味を言う。
実は作中でシャアが仮面を外さない事に言及したのは、コンスコンだけだったりする。
一方シャアは「ドズルもコンスコンも目の前の敵しか見えておらん」と評した。

他作品との人間関係

グレミー・トト
第3次』では共にドズル配下としてロンド=ベルに対抗するが、双方とも内心では見下しあっていた。『α』では戦闘時の台詞に「グレミーが見ているんだぞ!」というものがある。

名台詞

「シャアが見ているのだぞ!」
「12機いたリックドムが全滅だと!?ものの3分も経たずに…?バ、バケモノか…!?」

スパロボシリーズの名台詞

「ええい、墜とせ!シャアが見ているかもしれんのだ!」
OE』第6章におけるクワトロ・バジーナとの戦闘前会話。まさか当の本人と対峙しているとは思わなかったのだろう。そういったジオンの裏事情に通じていなかった所も含めて、クワトロには「兵を率いるには優秀な男だったが、時代が見えていなかったようだな」と評された。

資料リンク