013特命部隊(013 Special Force)
新地球連邦軍により結成されていた特命部隊。
その結成目的は表向きはコードネームBG(ブラックゲイル)、即ちシュロウガの追跡及び鹵獲であるが、真の結成理由は「特機及び各勢力エースの混成部隊として力をつけつつあったZEUTHに似せて組成させた部隊」、即ち仮想ZEUTHとしての役割を持たせることである。
何度かの戦闘を経てレムレース試作型と対峙。戦闘の後、別働隊によるBG鹵獲成功の報を受けて(実際にはジ・エーデルがその目的を達したために用済みとなり)部隊は解散となった。その後、部隊に所属していたメンバーの一部は元の所属へ戻って行ったが、多くの者は組織改編されたファントムペインに転属となり、(特にセツコ編では)ZEUTHと数度に渡り相まみえることになる。
主な参加者・その母体
基本的に、リアル系作品のライバルキャラクターによって構成されている。
- ファントムペイン
- ネオ・ロアノーク、スティング、アウル、ステラが参加。本部隊解散後にはファントムペインが類似の性質を持たされた大部隊に組織改編され、ネオが司令官を務めることになる。
- ティターンズ
- ジェリド、マウアー、カクリコンの3名が参加。後にフォウも参加することになる。
- その他新地球連邦軍(Ζガンダム)
- ブラン、ロザミアが参加。以上の3組織のメンバーは、部隊解散後もファントムペインに転属となり、引き続き同じ釜の飯を食うことに。
- その他新地球連邦軍(塔州連邦軍系)
- ユルゲンス、ドミニク、アネモネが参加。ユルゲンスはネオと共に部隊指揮の任に当たる他、部隊の母艦の艦長としての役割も務める。
- カイメラ
- レーベン、シュランの二名が参加。シュランはメンバーの中で唯一、部隊の結成目的を把握している。レーベンは部隊解散後、ZEUTHに潜入することになる。
- フロスト兄弟
- シャギアとオルバの兄弟が参加。
- シベリア鉄道警備隊
- 民間からの協力者その1。ケジナン、エンゲ、ジャボリの3人組、及び本作ではシベ鉄雇われの身であるティンプ、ホーラ、ゲラバらブレーカーも参加。
- セント・レーガン
- 民間(?)からの協力者その2。アスハム、ザッキの2名、及びシンシア(厳密にはシベ鉄所属)が参加。
- その他
- なりゆきで協力することになった民間協力者その3。ベック(とその手下2人)、及びコレンの2名が参加。この2人、メモリーを失っている共通点があるせいか、妙に意気投合していた。
登場作品
- スーパーロボット大戦Zスペシャルディスク
- 『スーパーロボット大戦Zスペシャルディスク』のアナザーサイドレコード1における自軍部隊。シリーズでも珍しい、異なる作品の敵組織のエースが一堂に介した精鋭部隊であり、このような存在が描かれたのは第2次のラストバタリオン以来である。また、部隊名称はないが、EXのシュウの元に集まった面子も(プレイヤーが操作出来る事を含めて)これに近い。時系列的には、ZEUTHが日本で百鬼帝国と戦っていた頃に結成された模様。
主要人物
- パプテマス・シロッコ
- 特命部隊の責任者である事をジャマイカンが紹介している。
- ネオ・ロアノーク
- 特命部隊の部隊長を務める。
- ジェリド・メサ
- 013特命部隊における主人公的存在。
- ジエー・ベイベル
- 補給物資を持って合流した際にベックと意気投合したらしく、彼のメガデウスをパワーアップ。ベックビクトリーデラックスをベック・ザ・グレートRX3へと強化した。
- ジ・エーデル・ベルナル、アサキム・ドーウィン
- この特命部隊の黒幕。その最終テストとして特命部隊を相手にレムレース試作型の実戦テストを行ったが、予想外の実力に大打撃を受ける。ジ・エーデルはこの敗戦を糧に、レムレース(及びカオス・レムレース)の完成に向けて更なる改良を行うことになるのであった。