クインシィ・イッサー
2014年12月18日 (木) 18:57時点における1.79.39.183 (トーク)による版
クインシィ・イッサー(Quincy Issa)
伊佐未ファミリーの長女。リクレイマーの中でもトップクラスのグランチャー乗りで、オルファンの女王とも崇められている。
伊佐未勇の姉であり、本名は「伊佐未依衣子」であるが、両親との確執からこのような偽名を使っている(「依衣子」という名前は、富野監督の著書『だから僕は…』に登場する長女の仮名からとられている)。
本来は愛情深く非常に家族想いな少女であったが、両親によって幼少期からグランチャーの実験台となることを強要された事と、オルファンの抗体化の進行によって、リクレイマーである事へのプライドに凝り固まった苛烈で不安定な人格が形成されてしまった。そのため、研究にかまけた挙句に不倫にうつつを抜かす両親や、リクレイマーを裏切った弟の勇に対して憎しみを募らせ、やがて自分から孤立していく。
勇との和解のチャンスは幾度かあったものの、双方のすれ違いから憎しみを増すだけの結果に終わってしまった。
ノヴィス・ノアに投降した際に家族の絆と弟の想いを知り、ついに本来の自分を取り戻すが、その愛情深さゆえにグランチャーとオルファンを捨てることができず、完全なオルファンの抗体となる道を選ぶ。
しかし、勇の説得によってオルファンから切り離され、家族のもとへと帰っていった。
富野監督が手掛ける作品、また中の人も同じ、そしてその情緒不安定っ振り等で共通する点が多く、最後には某おかしくなってしまった人と同じ結末を辿るのでは? と噂されており、一時期はかなりそんな感じになりつつあったが、流石にそうはならなかった。
今の所、その人とはスパロボでは共演していない(α外伝と第2時αで入れ違いになった事がある程度)。
登場作品と役柄
αシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 度々敵として登場する。終盤は原作通りバロンズゥに乗り、オルファンと一体化して説得される。フラグを満たせば最終話でジョナサン、シラーと共にスポット参戦するのだが、何故か乗っているのは専用グランチャー。
携帯機シリーズ
パイロットステータス設定の傾向
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
小隊長能力(隊長効果)
- 第2次α
- 反撃時の攻撃力+20%
パイロットBGM
- 「Ground Zero」
人間関係
名台詞
- 「依衣子などここにはない。私はクインシィ・イッサーである」
- 「光っている花かい…?覚えているかい、勇?」
「あんたが花をくれたことがあったろ?いつも二人だけで、お婆ちゃんは下の村にパートに行ってた頃さ。あのプレゼント嬉しかった…。誕生日のプレゼントだった…」 - 第11話『姉と弟』での1シーン。グランチャーの手に置かれた花を見て、昔の大切な思い出を語るが、当の勇からは「ごめん、覚えていない」返されてしまい、激昂する。
- 「ガキは消えろ!」
- ナッキィを撃墜した時の台詞。第2次αでは、各参戦作品の少年キャラへの戦闘台詞として使われている。
- 「家族なんかぁああっ!!」
- 「メスをやっているひまがあったら、オーガニックエナジーの研究者らしい大人をやってみせろ!」
- ジョナサンと不倫関係にあった母親に言い放った台詞。
- 「オルファン! あんたにはあたしがいるじゃないか。他の誰もいらない…あたしがずっといてあげるから!!」
「ウフフフ…!アハハハ…!ハハハハ!アハハハハ!!」 - クインシィと伊佐未依衣子、それぞれの守りたいもので板挟みになった末に、すべてを捨ててオルファンの抗体となることを選ぶ。
スパロボシリーズの名台詞
- 「伊佐未依衣子と呼んで。そのつもりだ、あたしは今でもオルファンの守り人なんだから」
- 「憎悪の果て」でアランから「クインシィ」と呼ばれたことに対し。
搭乗機体・関連機体
- クインシィ・グランチャー
- クインシィ・バロンズゥ
- Jでは自軍加入後は「イイコ・バロンズゥ」名義になる。