シラー・グラス

シラー・グラスは『ブレンパワード』の登場人物。

シラー・グラス
外国語表記 Bchiller Grass[1]
登場作品 ブレンパワード
声優 田中敦子
初登場SRW 第2次スーパーロボット大戦α
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 地球人
性別
所属 リクレイマー
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概要編集

オルファン所属のリクレイマー。最初期からグランチャーのパイロットとして従事し、少年時代のの才能を認め指導にあたっていた。

貧困から抜け出すため、オリンピック選手となり愛する姉弟たちを養おうとするも果たせず、飢え死にさせた凄絶な過去を持つ。その時は栄養失調で頬がこけガリガリに痩せていた。これは『キングゲイナー』のアデット・キスラー(彼女の場合はシベ鉄の給料)とほぼ同様のエピソード。 この経験から地球での生活に絶望し、理想の世界を求めてオルファンで銀河旅行に旅立つことを夢見ていた。それだけにオルファンを私物化する伊佐未ファミリーの存在を許せず、憎悪を募らせる。

劇中序盤から登場。オルファンを離反したを許さず、思いとどまらせようとしたカナンの行動を裏切りと決めつける。その後、ノヴィス・ノアに迎えられた二人に対しては敵意を剥き出しにした。ジョナサンクインシィに従いノヴィス・ノア部隊と死闘を繰り広げる。ケイディ・ディン、エッガ・ブランカンといった同僚達が相次いで離脱する中、オルファンを守って戦う。

しかし、着任したガバナーが浮上したオルファンをアメリカ領土とし、米軍のアーミィグランチャー部隊を主戦力に切り替えたことで戸惑いを隠せなくなる。更にはガバナーの陰謀でオルファンが核攻撃されるや、これを阻止するために勇たちと協力する。

終盤、バロンズゥごとクインシィを取り込み遂に起動したオルファンに逆に危機感を抱く。決着にこだわるジョナサンを叱責覚悟で強制的に撤退させる冷静な判断力をみせ、オルファンが発進に際してグランチャーのエネルギーを吸い取り硬化させている事実に気づいて対応にあたった。混乱の最中、バロンズゥを持ち出されたジョナサンを同乗させて決戦の地に赴き、バロン・マクシミリアン敗北の顛末を見届ける。その後、説得に応じ、オルファンへの総攻撃を企図していたノヴィス・ノア部隊を押し留め、遺恨のあったカナンとも手を携えて勇と比瑪をオルファンの元へ送り届ける。そして、クインシィを含む人々を解放して飛翔するオルファンを見届けた。

オープニングでは他の女性キャラと同様にヌードを披露。スポーツマンらしいしなやかな筋肉質である。

登場作品と役柄編集

αシリーズ編集

第2次スーパーロボット大戦α
初登場作品。原作通りの扱い。グランチャー部隊の一員として何度も敵として現れる。
隠し要素のフラグを立てる事により最終話でスポット参戦するが、味方になると命中率が微妙に低下している。
愛機の都合上小隊攻撃がほぼ不可能な事に加え、同時期にスポット参戦するクインシィやジョナサンと比べるとあらゆる意味で見劣りする能力値であることから精神コマンドによるサポートがメインか。

携帯機シリーズ編集

スーパーロボット大戦J
『第2次α』とほぼ同じだが、共にスポット参戦していた二人(クインシィ、ジョナサン)が仲間になるのに比べると扱いは悪い。

パイロットステータス編集

精神コマンド編集

第2次α
加速必中不屈熱血補給友情

特殊技能編集

J
斬り払い撃ち落しカウンター抗体反応L9、底力L9、援護攻撃L4、指揮L3、コンボL4

小隊長能力編集

回避率+20%
第2次α』で採用。乗機との相性も良いため、敵対時は不安なら必中を使おう。
仲間入りしても地味に頼れる小隊長能力…ではあるのだが、同時期にスポット参戦するジョナサンは回避に加え、命中率も+20%。完全にジョナサンの下位互換となっていて、彼女を小隊長に置く意味はほとんどない。

人間関係編集

ジョナサン・グレーン
同僚。指揮官として信頼していたが独断専行には辟易。
クインシィ・イッサー
同僚。ジョナサン同様だが、嫉妬や憎悪を伺わせる。
伊佐未勇
かつての同僚。才能を認めていただけに裏切りを許せなかった。終盤、説得に応じて協力する。
カナン・ギモス
かつての同僚だが裏切りを責め、執拗に狙う。
クマゾー
迷子になっていた際に世話をする。彼女を「強くて優しい」と評す。

搭乗機体編集

シラー・グランチャー
専用機で機体色は灰色。

脚注編集

  1. キャラクター、ブレンパワード アニメ公式サイト、2022年3月3日閲覧。