オーラ力

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オーラ力(オーラちから / Aura Power)とは、『聖戦士ダンバイン』の用語。

概要

あらゆる生物が持つ生体エネルギーで、バイストン・ウェルそのものを支えている。また、オーラバトラーの操縦にも必要とされる。

地上人の方が高いオーラ力を持つ為、ショウ・ザマをはじめ数人の地上人が聖戦士としてバイストン・ウェルに召喚されていった。

強いオーラ力は他人にも影響を与え、ゼラーナのメンバーはショウ・ザマの影響で皆良い方向に成長することができ、ギリシャ軍はジェリル・クチビのオーラ力に当てられ彼女を信じ込むようになっていた。

またコモンの人間であっても、シーラ・ラパーナエレ・ハンムバーン・バニングスミュージィ・ポーなどの高いオーラ力を持つものもいる。

エ・フェラリオ以上のフェラリオは自在に強いオーラ力を操り、さながら魔法のような不思議な現象を起こす。ミ・フェラリオであってもオーラマシンに同乗することで、パイロットのオーラ力を増幅させるような描写がある。

スパロボシリーズでの扱い

スパロボでは『ダンバイン』出典の登場人物は、他作品の登場人物や地球や宇宙の様子もオーラ力で表す。この辺りはニュータイプが感じとる感覚や波国の覇気と同様。システム上のオーラ力の強さは「聖戦士」技能として表現されることが多かったが、『UX』で初めて「オーラ力」として技能化された。

スーパーロボット大戦UX / BX / X

レベルの上昇と共に、回避と特定武器の攻撃力、バリア効果にプラス修正される。

『ダンバイン』出典の場合、オーラ斬りはL1から、ハイパーオーラ斬り並びに合体攻撃は『UX』ではL3、『BX』ではボチューンの合体攻撃の場合のみL3、それ以外はL4で使用可能になる。

なお、原作では高いオーラ力を持っているシーラやエレは習得していない(旧・聖戦士技能が名義変更された形なので従来通りではある)が、これは「巨大なオーラバトルシップは擬似オーラ力発生器を動力としている」(=搭乗者のオーラ力が影響しない)という設定もあるためと思われる。一方でスプリガンに座乗しているショットは聖戦士と共に習得しており、実質『COMPACT3』でのゼラーナ(ダンバイン系パイロットで乗り換え可能で、パイロットの聖戦士技能が有効)と同様の扱いを受けている。

『リーンの翼』出典の場合、オーラフレイムソードはL1から、ハイパーオーラフレイムソード並びに合体攻撃はL3で使用可能になる。

レベル 回避補正 攻撃力補正 バリア効果
1 +5 +100 +100
2 +8 +150 +200
3 +10 +200 +300
4 +13 +250 +400
5 +15 +300 +500
6 +18 +350 +600
7 +20 +400 +700
8 +23 +450 +800
9 +25 +500 +900

関連用語

オーラバトラー
バイストン・ウェルに召喚された地上人ショット・ウェポンが開発したオーラ力を動力源とする人型戦闘用ロボット。
オーラコンバーター
オーラバトラーの背部に取り付けられているエンジン。大気中のオーラ力を取りこんで、推進力に変換させる働きがある。
聖戦士
バイストン・ウェルが危機に陥った時に現れると伝承される救世主。強いオーラ力を持っているとされている。
そのため、オーラ力が強い傾向にある地上人(地球の人間)が召喚され、コモンからは(バイストン・ウェルの人間)からは「聖戦士」として尊敬を受ける。
オーラ力増幅
プラーナ
ラ・ギアスにおいて生体エネルギーを指す用語。

話題まとめ

  • リアルロボット戦線』ではパイロットのパラメータとして登場。オーラマシンの操縦に係わる数値。全パイロットに設定されているが、出典が『ダンバイン』以外のパイロットにとっては無意味な数値である。
  • 聖戦士ダンバイン』で脚本を執筆した脚本家の渡邉由自氏は、「オーラ力とは結局、人間の欠陥である、強欲、利己主義、残忍さ、偽善、虚栄、そして何よりも弱さのもたらす念波(オーラ)だと理解していた」と語っている。
    • さらにそこから飛躍して、『聖戦士ダンバイン』の物語を「外部からの来訪者(地上人)によって波紋を起こされ、それまでの拮抗が破れ、バイストン・ウェルの人々の中に眠っていた、あるいは存在することすら気付かなかった意識が、覚醒してしまった物語だったと思います」とも供述している。