ギルギル

2014年2月7日 (金) 23:04時点におけるベガ大王親衛隊 (トーク | 投稿記録)による版 (→‎旧シリーズ)

ギルギル(Girugiru)

UFOロボ グレンダイザー』第1話「兜甲児とデュークフリード」に登場。

ベガ星連合軍・地球攻撃隊が地球攻撃戦に際して最初に投入した円盤獣。上下開閉型に分類されるタイプの典型で、円盤が上下に開き、中から頭と4本の足と尻尾が現れる。また、獣型の四肢の他にも、円盤底面部から柱状の4本足を出す事も出来る。

しかし、地球に初めて降り立った円盤獣の出撃は、戦略・戦術に裏付けられた物ではなく、突発的なものであった。調査の結果、地球の技術力が脅威足り得ないと判断したベガ星連合軍・地球攻撃隊は、本格的な地球攻略作戦を開始するが、予定外の因子=グレンダイザーの出現に、急遽マザーバーンに待機させてあった本機を出撃させた。

円盤形態から伸ばした底面の脚でTFOを捕らえようとするが、グレンダイザーに奪回され失敗。そのまま変形し地上戦に突入。円盤形態で地中に潜り、地中からグレンダイザーを襲うなどの戦法で挑むが、円盤形態に変形する途中でスクリュークラッシャーパンチを差し込まれ、円盤の隙間から内部を攻撃されて粉砕。その後も残った首で戦うしぶとさを見せるが、あえなく粉砕される。

その後、ナイーダが、自身の弟・シリウスがこのギルギルのパイロットにされていた(桜多吾作の漫画版では、脳を生体パーツにされた)ことをデュークに告げ、彼を苦悩させることになる。
とはいえ、当時のナイーダが洗脳されており、後の戦いにおいてデュークが円盤獣との戦いに躊躇する事が無かった事を考えると、(TV版に限れば)信憑性は薄い。

なお、原作第7話の回想にて親衛隊仕様のよく似た円盤獣がフリード星で暴れていたが、これがギルギルと同一個体なのかは不明。

登場作品と操縦者

旧シリーズ

第2次スーパーロボット大戦
唯一の円盤獣として、グレンダイザーと共に初参戦。以降、レギュラー円盤獣となる。特徴のない雑魚ユニットと思いきや、ダメージを軽減する防御態勢をとる特殊能力がある。
第2次スーパーロボット大戦G
今回採用された唯一の円盤獣。決して弱くはないが、貰える資金は高くないというありがたくない敵。火炎が武器だが、宇宙では使えない。
第3次スーパーロボット大戦
序盤から終盤まで登場する。HPは低く、MS並か、あるいはそれ以下である。序盤は苦戦するが、中盤からはどうということはないザコで、あっさり片づけられる。とはいえ、今回は円盤獣には人が乗るので、エリート兵が搭乗するとこちらの攻撃が命中しにくい。よって、扱い的には「接近戦ばかりしかける弱いモビルスーツ」といった感じで、本来の姿からは遠く離れてしまったようだ。今回から武器にレーザーが追加され、「格闘」がスピンアタックと改名されている。
スーパーロボット大戦EX
前作とは違い、HPを大幅アップさせるかわりに人工知能が乗り込むという設定に戻された。射程は短いものの、スピンアタックがかなり痛い。
第4次スーパーロボット大戦S)
他の円盤獣とセットで登場することが多い。設定的には前作と変わりがないが、今回は円盤獣の中では最弱という位置づけになってしまっている。
なお、ロボット大図鑑ではシリウスの事に触れているが、「デュークの婚約者だったナイーダの弟の脳が使われていた」と微妙に誤解を生みそうな書かれ方をされており、「ナイーダの弟がデュークの婚約者ではない」と説明している。
スーパーロボット大戦コンプリートボックス
収録作品全てに登場。獲得資金は2次は400、3次は800と上がってはいるもの安かったが、EXではなんと3600と雑魚としてはかなり高額になっている。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT2
第2部に登場。P兵器扱いのレーザーが厄介だが、攻撃力自体はそこそこ。クワトロ円盤獣を一撃で落とせるのはグレンダイザーぐらいしかいないと嘆いていたが、そこまで苦戦する相手ではない。
スーパーロボット大戦IMPACT
何故か武装がレーザーのみに。そして純粋なザコとしては唯一の円盤獣

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦D
ベガ艦隊の戦力。移動しながらスピンアタックで攻撃してくる。厄介だが、そこまで強くはない。

単独作品

スーパーロボット大戦64
HP10000と、ザコとしては高過ぎるHPを誇る。ナイーダが搭乗したりする。
スーパーロボット大戦MX
武装が体当たりだけに。攻撃力はそこそこでP兵器だが、射程が短いので苦戦はしないはず。

装備・機能

武装・必殺武器

レーザー / ベガトロンレーザー
目から放たれる光線。
格闘 / 体当たり / スピンアタック
火炎
旧シリーズなど一部で採用。