量産型ビルトシュバインは『スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター』の登場メカ。
量産型ビルトシュバイン | |
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登場作品 | |
デザイン | 中北晃二[1] |
スペック | |
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分類 | パーソナルトルーパー(ビルトシリーズ) |
生産形態 | 量産機 |
型式番号 | RPT-005 |
浮揚機関 | テスラ・ドライブ |
開発 | マオ・インダストリー社 |
製造 | マオ・インダストリー社 |
所属 | 地球連邦軍 |
主なパイロット | ブルックリン・ラックフィールド |
概要
L5戦役後に連邦軍によって正式採用された量産型パーソナルトルーパー。試作機ビルトシュバインの量産移行機に辺り、ビルトシュバインで問題となった高コストの部品や操縦の癖を取り払った機体である。テスラ・ドライブ搭載により機動力や空中浮揚も得ている。
ビルトシュバインでは左腕の武装がサークルザンバーで固定されていたが、本機は左腕の武装を戦況に応じて換装することが可能となっている。
先行量産された機体がATXチームに配備され、ブルックリン・ラックフィールドの乗機となっている。後に連邦軍の主力機として量産され、シロガネの戦力として運用されていることが確認されている。
外観はビルトシュバインの胴体に、量産型ヒュッケバインMk-IIの頭部とカラーリングを組み合わせたデザインとなっている。エクセレンからは機体の名前と色、量産型等から「猪というよりウリ坊みたい」と言われてしまう…。[2]
アニメオリジナル機体であり、現在のところゲーム作品には登場していない。『ジ・インスペクター』の前作にあたる『ディバイン・ウォーズ』でヒュッケバインシリーズが未登場に終わったため、本作でもどのように扱われるか注目されていたのだが、第1話でヒュッケバインMk-IIの代役機扱いで本機が登場したため、後にエクスバインが登場するまでは「ヒュッケバインの設定そのものが無かったことにされたのでは」という意見が多数を占めることとなった。
登場作品と操縦者
OGシリーズ
- スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター
- ストーリーの序盤に登場。ゲームではヒュッケバインMk-IIに搭乗していたブリットの乗機として登場。またゲームで量産型ヒュッケバインMk-IIに搭乗する機会のあるアラドも6話にて搭乗している。
- スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター Record of ATX
- ブリット機の他にライ機も登場している。R-2が運ばれた後、ライ機には乗機をラピエサージュの攻撃でオーバーホールに回される程の損壊で使えなくなったカイが乗り込む予定だったがある人物の粋な計らいで結局乗ることはなかった。
- また、ハードポイントが両腕に設定されておりブリット機が一度両腕にサークルザンバーを装備している。チャクラムシューターのモーションパターンはのR-2の物を使用しているとブリットが発言している。
- またアラドが搭乗した機体は、ジャケットアーマーを装備した物になっておりオペレーション・プランタジネットで投入されたが、ラピエサージュに撃墜されている。
装備・機能
武装・必殺武器
- ビームソード
- 携帯するエネルギーソード。
- チャクラム・シューター
- 左腕に装備される円形のユニットがワイヤーで繋がれた飛び道具。アニメに登場しなかったヒュッケバインMk-IIと同様の武装。サークル・ザンバーとは選択式。
- サークル・ザンバー
- 左腕に装備される回転式のエネルギーを帯びたカッター。換装可能である点以外はビルトシュバインと同じ。チャクラム・シューターとは選択式。
- フォトン・ライフル
- 光子弾を発射するエネルギーライフル。
- ブーストハンマー
- ブースターが付いた鎖付きの鉄塊。