神ファミリーとは、『無敵超人ザンボット3』に登場する一族。
概要
かつてガイゾックによって母星を滅ぼされ、150年前の江戸時代に地球へ逃れてきたビアル星人の末裔。神家、神北家、神江家からなる。
当初は守るべき地球人たちから厄介者扱いされ、迫害されていたが、次第に信頼を勝ち得ていった。
一部書籍では「神ファミリーで生き残ったのは神勝平のみ」と記されているものもあるが、実際は小学生以下の子供と恵子を除く女性は最終決戦前に地球に送り返されているため生き残っている(梅江はその前に特攻死している)。
漫画版では終始「神一族」と呼称されており、こちらは先祖のビアル星人が地球に漂着したのは「300年あまり前」とされている。どちらにせよ江戸時代であることに変わりはない。[1]
登場作品
SRWでは一部作品を除き、基本的に壊滅することは無い。
旧シリーズ
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- ザンボットパイロットの3人の他、NPC扱いで兵左衛門・源五郎・一太郎・花江が出演。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- ザンボットパイロットの3人の他、初登場したキング・ビアルの艦長として兵左衛門、同艦のサブパイロットとして源五郎・一太郎が登場。NPCとして花江が第4次以来に、梅江がSRW初登場。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- ザンボットパイロット以外はNPC。翠の地球で、各地のレジスタンス間の仲介役や参謀役を担っていた。
COMPACTシリーズ
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- 本編開始前に、地球に到達する前のガイゾックを撃退している。当初は三輪長官に強制的にザンボットを徴収されてしまうが、連邦兵ではうまく動かせず、ザンボットを奪還して自軍部隊と合流。特に死者を出すことなく終了。
- スーパーロボット大戦R
- 序盤では「原作で死ななかった花江も含め、勝平以外の全員が死亡したにもかかわらず、ガイゾックはほぼ無傷」という最悪の事態を辿っていた。
- 過去に飛ばされたエクサランスチームは神ファミリー壊滅の過去を変えるべきか傍観すべきか葛藤するも、目の前で消えゆく命を見捨てられず、結果的にガイゾックを滅亡させ神ファミリーを救う。その結果、4年後のエピローグでは全員存命となり、ダイターンチームやナデシコCと共に新政権が樹立したキャンベル星へ向かい旅立って行った。
VXT三部作
- スーパーロボット大戦V
- 今回は原作終了後だが、原作とは異なりガイゾックとの決戦にはソレスタルビーイングやナデシコといった協力者が少ないながらも加勢してくれたらしく兵左衛門、梅江、源五郎の3名は原作同様に死亡しているが、宇宙太や恵子、一太郎などは生存している。尤も宇宙太と恵子が死んでいたらザンボット3に合体できないので当然ともいえるが。そして、彼等が生存していることそのものが後々の伏線となっている。
- サブロウタが原作における「市民からの迫害」に触れていたが、今作では神ファミリーを疎んだアロウズやその上の連中が「ガイゾックの地球襲来は、ビアル星人を追ってきたのが原因」といったデマを流したのが原因[2]。