天領イッキ
天領イッキ | |
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読み | てんりょう イッキ |
登場作品 | メダロット |
声優 | 山崎みちる |
デザイン | ほるまりん |
初登場SRW | スーパーロボット大戦X-Ω |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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種族 | 地球人(日本人) |
性別 | 男 |
身長 | 128.3cm[1] |
体重 | 27.7kg[1] |
所属 | ギンジョウ小学校 |
好きな食べ物 | 牛乳プリン |
概要
ギンジョウ小学校3年生。メダロット好きながらもメダロットを買ってもらえずにいた矢先、念願のメダロットを手に入れ、様々なロボトルやメダロット関連の事件に挑んでいく。
なお、メディアごとに性格と好物が異なる。
- ゲーム本編:おとなしめの性格で牛乳プリンやカツカレーうどん定食が好物。一人称は「僕」。
- アニメ版:お調子者ながらも熱血漢でたこ焼きが好物。一人称は「俺」。
- 漫画版:ゲーム版とアニメ版の中間的な性格でウエハースが好物。一人称は「俺」。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 初登場作品。2019年2月のイベント「友情と絆のメダロット」期間限定参戦。
- メタビーとの連名で、同機のパイロット扱い。ゲーム版に準拠し、一人称は「僕」。
- イベントシナリオでは、長期出張している父親のもとに休みを利用して行き、そこで新たなロボトル仲間に出会った設定。
パイロットステータス
精神コマンド
人間関係
- メタビー
- カブトバージョンでのパートナー。
- ナンバリングタイトルのゲーム以外では一貫してメタビーがパートナーであり、凸凹コンビを形成する。漫画やアニメ、ないしそれら基準の作品では頻繁に反抗されるものの、何だかんだで絆を結んでいく。
- ロクショウ
- クワガタバージョンでのパートナー。
- 『X-Ω』のユニットクエストでは、レトルトとパートナーを一時期交換する形で使用しているが、彼にメダロットとメダロッターの絆を説かれる。
- 天領ジョウゾウ、天領チドリ、ソルティ
- 両親と愛犬。
- 甘酒アリカ
- 幼なじみ。彼女に振り回される事が多く、後述のイッキの女装に関する元凶その1。
- 純米カリン
- アニメ版第1期では、彼女に片思いをしている。
- 辛口コウジ
- アニメ版では、カリンを巡るライバルでもある。
- あがたヒカル / 快盗レトルト
- 行きつけのコンビニ・ニコニコマートの店員でイッキの良き兄貴分。展開は異なるが、各メディア共にイッキは、ヒカルとのやり取りでメダロットを得る。レトルトとしても関わることが多いが、レトルトの正体がヒカルであることを知らない。
- また、「メタビー(ロクショウ)がパートナー」「家族は両親と犬」「気の強い幼なじみの少女に頭が上がらない」「女性リーダーの悪ガキ3人組と張り合っている」と何かと共通項が多い。そして『メダロットDS』ではとうとうイッキ自身が二代目のレトルトを襲名することになる。
- 秋葉原ナエ
- メダロット博士の孫娘。アニメ第2期である『魂』では、彼女に淡い思いを抱く。
- カンちゃん
- メダロット2とメダロット4の登場人物。「山姥」を連想させる老婆だが、川で溺れていたイッキを助けるなど善良な人物。
- 後述のイッキの女装に関する元凶その2で、メダロット2では川で助けたイッキに「着物」を、メダロット4では「ワンピース」を着替えさせた[2]。
主な使用メダロット
- メタビー
- 『メダロット2』など多くの作品で使用。先述の通り、漫画やアニメでも使用している代表格。
- ロクショウ
- 『メダロット2』他、ナンバリングタイトルのクワガタバージョンで使用。
- ウォーバニット/スミロドナッド
- 『メダロット2パーツコレクション』でゲーム開始時にどちらか一方を選択する。選ばなかった方は終盤での入手となる。
- サイカチス/ドークス
- 『メダロット3』以降。特にサイカチスはイッキ以外に使用する対戦相手のメダロッターがおらず、アニメ『メダロット魂』でもメタビーの新型ボディとして登場しているため、イッキのメダロットという印象が強い。
- ブラックビートル&ブラックスタッグ
- 『メダロット3パーツコレクション』でゲーム開始時にサイカチスとドークスのセットとどちらか1組を選択する。選ばなかった方は終盤での入手となる。
- パーティクル
- 『メダロット4』のラスボス戦で使用。
- アークビートル
- 『メダロットDS』以降で「二代目怪盗レトルト」として使用。
- マーサイモラン&マカイロドウス
- 漫画版『メダロットDS』で使用。「めのじ」「ろのじ」という名が付けられており、その正体を暗示している。
- シャーフー
- 『メダロット7』で「キャプテン」として使用。
他作品との人間関係
- 天海護、戸田突太、イオリ・セイ、レイジ
- 『X-Ω』では、父親の出張先で出会ったロボトル仲間(前者2名は弟分)。トッポとはイベント中実際にロボトルで対戦し、負けていたようだ。メダロット関係の騒動に巻き込まれた際、自分達で事件を解決することを決意したイッキに同調してくれている。
- リカルド・フェリーニ
- 『X-Ω』ではメタビー共々彼の特訓を受ける。背後の話は伏せていたのだが、きな臭いものを感じた彼は最終的に騒動からイッキ達を守るために駆け付けてくれていた。
- コマンダー・ベンメル
- 『X-Ω』でメタビーを攫おうとした偽レトルトの正体。皆で力を合わせて企みを阻止、最終的にロボトルで彼に完全勝利した。
名(迷)台詞
ゲームシリーズ
- 「えーーと、僕はこの『カツカレーうどん定食』」
アリカ「えーーっ何それ、おしゃれじゃなーい」
「僕はこれが『カツカレー』と『うどん』なのか、『カツ』と『カレーうどん』なのか確かめたいんだ」 - ゲーム『メダロット3』にて、レストランに入った際に『カツカレーうどん定食』を頼んだ際に。
- メニューだけでは内容が把握しきれない事に興味を持って頼んでみたが……。
- 「こっこれはっ! うどんの上にカツカレーがのってる! しかもお茶碗に山盛りのご飯がついてる」
「ど……どうやって食べるんだ? カレーうどんを食べながらご飯をカツで食べるべきか」
「カツカレーうどんを食べた後、残り汁をご飯にかけるのか。いや……それとも」 - ゲーム『メダロット3』にて、上記の続き。定食の正体はイッキの予想を上回り、カツカレーうどんは全てを混ぜ合わせた一品物で、更に山盛りのご飯が別についてくるものだった。これ以降の『4』でもこのネタは継続され、天領家の食卓やメダロット社のドリームマシンから生成されたりする(辛すぎる失敗作だが)など出番が多い。『5』の別主人公の時代でも登場人物から言及されるなど作中でも良くネタにされる。
- 余談だが、元ナツメスタッフでシナリオを担当した平野佳菜氏が通っていた定食屋にあった実際のメニュー。平野氏は実食はしていなかったが、スタッフの北玉氏に話したところ、「どんなメニューなのか」と想像を働かせた疑問の言い回しが面白かったため、そのままゲームで使用したとの事。
- 「メダロット転送!」
「なんだかなー」
「興味あるー!」 - ゲーム『メダロット4』にて、音声が流れる汎用セリフ一覧。最下段は『X-Ω』でも多用される。
- 「うそぉーー!! どう見たって脱ぎたてっぽい湿り具合じゃないか! 絶対に調べたくないよ」
脱ぎたて海パンを調べますか? → はい。
「ちょっと待ってよ。ヌメヌメ海パンを調べるのは僕なんだよ? ぜーーったいにヤだよ」
ヌメヌメ海パンを調べますか? → はい。
「そんなぁ、湿っている上に砂までついてギトギトになってるじゃないか!!」
ギトギト海パンを調べますか? → はい。
「うぅ~ オニ~ アクマ~!! 何だ? 海パンの中からメダリアが出てきたぞ。うぅ、でもコレも臭そうだなぁ」
臭そうなメダリアを拾いますか? → はい。
「はいはい、わかってますよ……」
『設置』のメダリアを手に入れた。
「設置のメダリアだからって、わざわざ海パンに設置しなくてもいいじゃないか……」 - ゲーム『メダロット4』にて、リゾート地のカラサワオサシスに不自然に設置されている海パンを調べた際に。
- 本人は調べることを非常に嫌がっており、プレイヤーにも抗議してくるが、プレイヤーの非情な選択により海パンを調べてアイテムを取ることを強要されてしまう。
- ちなみに直前で取るのをやめると、「えっ、ここまで調べて取らないの?」と逆に聞き返してくる。
- 「僕のこと男だって知ってるはずなのに。コクエン、お前は一体何がしたいんだ?」
- ゲーム『メダロット4』にて、クリア後にコクエンが「メイド少女ファンクラブ」なるものを作り上げ、亀山小学校で一大勢力になってしまっていることに関して。
- もはや、理解が及ばないのか、困惑することしかできないのであった。
アニメシリーズ
- (熱い魂だ…戦い方はあるんだ…!)
「はぁ、はぁ…! あのメダロットを売ってくれッ!」 - アニメ『メダロット』第1話「うごけ!ポンコツメダロット」より。メダロット狩りのロッカーズにアリカが襲われた際、一度はその場から逃げてしまうものの、逃げた先のヒヨコ売りのセールストークに感化され、コンビニに走る。
- 先にコンビニを訪れた際、イッキの少ない小遣いで買えるメダロットとして初期型の売れ残りパーツを店員のヒカルから提示されていたが、その時はアリカと二人で小馬鹿にしておりヒカルの怒りを買っていた。しかし、そのイッキが血相を変えて必死でパーツを求める姿に、ヒカルは只ならぬ事態があることを察し、メタビーと称するパーツ一式をヒカルは売ってくれた。
- なお、この際ナレーションで「この時、コンビニの店員ヒカルは全てを悟った。少年に戦う時が来たのだと」と入っているのだが、イッキが先に手に入れていたメダルはヒカルが快盗レトルトとしてロボロボ団と取り合い、最中で紛失したレアメダルだったということは知らなかった。
- (そんな…そんな! 何で動かないんだよ! ちゃんと組み立てた筈なのに!)
(こんな所で動きもしないで負けちゃうなんて、そんなのないよ!)
(折角溜めた小遣いがパアってことかよ!)
(くっそー…!)
「動けー! このポンコツメダロットーッ!!」 - 同話より。購入後ヒカルの指導でメダロットを組み上げ、アリカを助けるべくロッカーズにロボトルを挑むが、何故かメタビーが起動せず一方的に攻撃を受けた際に。
- この台詞の直後メタビーは起動し、旧式にも関わらず敵を一蹴するのだが…。
- イッキ「あ痛たたたたたっ、待ってお前、メダロットたるものご主人様の忠実なしもべとして…」
メタビー「あぁ!? だーれが主人だ誰が!」 - 同話より。先の台詞自体はメタビーにもしっかりと聞こえていたらしく「誰がポンコツだ」と追い回される羽目に。
- イッキの所持メダルがレアメダルだということに気づいて後を追ったヒカルも、この光景には流石に呆れてしまった。
- ゲーム等では「メダロット三原則(メダロット三ヶ条)」の「人を傷つけてはいけない」という項目が存在するのだが、アニメでは第1話からこれである。
- 「そうか! メタビー! 噴水を撃て!!」
- 同作第2話「逆襲のスクリューズ」。組み付いて得意の電撃でメタビーを追い詰めるペッパーキャットに対して、ロボトルの舞台である公園の噴水がすぐ近くにあることから即座に作戦に思い至る。この発案でメタビーが噴水を破壊した結果、破損箇所から吹き出した水がペッパーキャットを吹き飛ばした上に、漏電を誘発させチャンスを作り上げた。これらの戦術をロボトルデビュー間もない段階で発案できるというのは驚異的であり、イッキの才覚が伺える。
- アリカ「あーつまんないつまんない! つーまーんーなーいーっ!!」
イッキ「俺のせいじゃねーっ!!」 - 同作第14話「忍びが通る」。幼馴染の甘酒アリカと紆余曲折で忍者をモチーフにしたテーマパーク「シノビックパーク」に行くことになったが、同施設のメインの1つである忍者屋敷が運悪く改装工事でお休み。それが発端でアリカと喧嘩になってしまった際の台詞。
- 本編…というより、後にこのシーンが流用された『メダロットBRAVE』のCMの方が印象深い台詞。同ゲームのCMではこの二人のやり取りのあとに「そんなあなたにメダロットBRAVE」とナレーションが加わるのだが、同ゲーム自体が黒歴史レベルのクソゲーであったため、プレイヤーはアリカの台詞を繰り出してしまうという何とも言えない話になってしまった。
- イッキ「うーん、いけーメタビー……サブマシンガン」
メタビー「はーい」
セブンカラーズ「えっ!? ぎょえええッ~~!!」 - 同作17話「レトルト危機一髪」より。深夜の睡眠中なのだが、どうもロボトルの夢を見ているらしく、寝言でメタビーへの指示を出す。イッキのメダロット好きが筋金入りである事を窺わせる場面。
- しかし、あるインチキジャーナリストがイッキを快盗レトルトではないかと疑っており、カメレオン型メダロット『セブンカラーズ』にカメラを持たせて、自己隠蔽機能を使用しながら忍び込んでいた。だが、メタビーの寝相の悪さで転んでしまった挙句、この寝言に反応したメタビーは寝ぼけてサブマシンガンを発砲。セブンカラーズに複数の銃弾が直撃したが、機能停止には至らず、辛うじて脱出した。
- 「たこ焼きとは地球だ!」
- 同作28話「たこ焼き大作戦」より。ナダコのたこ焼きにタコが大きすぎるとケチをつけたあとに。
- 最終的には相手を論破してしまう。アリカ曰くは「昔からたこ焼きになると人が変わってしまう」とのこと。
- ちなみに、このたこ焼き自体は非常に美味しいものだったらしく、食したアリカやスクリューズが感動するほどだった。
- 完全に余談だが、同局作品であるテレビ東京の『YOUは何しに日本へ』では、チリからの2人の女性来日客は本エピソードを見て、「たこ焼き」を食べてみたいと思い、日本に来たという内容が放映された。
- 「うわ。新しいパーツはメダロッチにプログラムしていないから、転送での装着はできないぞ!」
「手で装着するしかない」 - アニメ『メダロット魂』第1話「爆走!新型メタビー」。ルール無用のデスメダロッターに敗北した翌日、新たに新型メダロッチ及びサイカチスのパーツを手に入れリベンジを果たそうとするイッキ。しかし、ぶっつけ本番で使おうとしたパーツの登録を忘れていた結果、メタビーはメダロットの骨格であるティンペット剥き出しの状態になってしまい、デスメダロッターの眼前でありながら手作業でパーツを装着する事態に陥る。
- あまりにしょうもない光景にデスメダロッターは唖然としており、隙だらけだったメタビーへの攻撃指示が遅れたことで結果的には何とか間に合い勝利する。しかし装着しながらの初戦闘で変形まで行ってしまったためか、結局この後緊急修理する羽目になる…。
スパロボシリーズの名台詞
- イッキ「…いくぞメタビー! 呼吸を合わせるぞ!」
イッキ「サブマシンガン、標準発射体勢から、3センチ上! 2センチ左! いけぇえええええ!!」
メタビー「まかせろぉおおおおおお!」 - 『X-Ω』期間限定イベント「友情と絆のメダロット」より。リカルド・フェリーニとの特訓の成果を活かし、コマンダー・ベンメルの所持していたロクショウのオリジナルのメダルをベンメルから弾き、見事ロクショウの奪還に成功した。
- 正確かつ的確な指示、そして呼吸を合わせること、双方ともフェリーニとの特訓で受けていたアドバイスであり、大事な局面で見事に活かすことができた。
- 「魂のないメダロットとメダロッターに 本物の絆で結ばれた僕らが、負けるはずないじゃないか!」
- 同上。ベンメルが悪足掻きで仕掛けたロボトルに、快盗レトルトとのタッグで挑み見事に完全勝利した際の台詞。まさにベンメルの敗因そのものを端的に換言した台詞。
- イッキ「僕、間違ってた。ロボトルに勝てれば良いってそう思ったけど…違ったみたいだ」
メタビー「俺も、パーツ変えて戦ってみたけどよ、なんかしっくりこねえわ」
イッキ「僕、ロボトルして勝ちたかったんじゃなくてお前と勝ちたかったんだって、改めて気づいた」
メタビー「俺もだ。ひとりで強くなったって、なんも意味ねえ」
イッキ「ごめん、メタビー」
メタビー「悪い、イッキ」 - 『X-Ω』ユニットクエスト「ロボトルの絆」。ロボトルに必要なものが食い違って、戦略を求めるイッキとパーツ性能を求めるメタビーで喧嘩になった後、レトルトとロクショウの力添えで一時的にパートナーを交換した際に、自分達が感じていた違和感に気づいたことで自分達のロボトルの原点に気づき、互いに謝罪。二人の絆がより深まった瞬間である。
余談
- どういうわけか、ゲームではほぼ必ず女装させられる事で有名で、マニアック過ぎる展開(特に「4」のメイド服関連のイベント全般)もあり、時代の先取りと評されることもしばしば(メダロット2は1999年、4ですら2001年発売のゲームである)。また女装が有名だが、女物だけではなく男性物のコスプレを強要されることもある。
- そのためか、ゲーム版の登場人物からは「コスプレが趣味」と誤解されており、ライバルの「辛口コウジ」にも勘違いされている。メダロット4では敵キャラクターのミズチに快盗レトルトや女装、袴姿を目撃された結果、趣味がコスプレと勘違いされてしまう。クリア後では彼にビャクヤの制服を貸して匿うイベントでも「何故、こんな服を持ち歩いている?」と訝しがられてしまい、イッキが誤魔化した態度に終始したため内心で「やっぱり趣味か」と誤解が深まる。
- さらに衣装も「2」では「スカート、着物、お姫様、バニーガール(リメイクではウェイトレス)」、「3」では「マーメイド女学生」、「4」では「ワンピース、メイド服」と多岐に渡る。男性ものでは勇者や袴、マーマン男子学生やトラニシ男子学生、ロボロボ団員、快盗レトルトの制服にも着替えている。
- 外見もかなり可愛らしい模様[3]で、基本的に面白がっているアリカも似合っているなど容姿を褒める事が多い。また、シリーズを通して敵地潜入した際に女装した彼を少年と見破った者は皆無である[4]。特にメダロット4では敵キャラクターである「コクエン」のアジトにメイド姿で侵入した結果、コクエン配下のチンピラ学生達はその可憐さに魅了されてしまい大歓迎の姿勢を示し、更にコクエン本人をガチで惚れ込ませてしまう程の完成度を誇っていた。正体が露見した際には敵意剥き出しとなったが、本編クリア後では正体を知っているにも関わらず、「メイド服を着たイッキ」に執着心を顕にし、「メイド少女ファンクラブ」を築き上げてしまっており、イッキは困惑している。ある意味、彼が禁断の趣味に目覚めた原因となってしまっている(それまでは権力志向が強く各地の可愛い女の子を拐っているという、女好きの一面のあるキャラであり、クリア後は別人のように豹変した)。
- なお、女装することを本人は基本的に嫌がっており、幼馴染の甘酒アリカに強要された場合はせめてもの仕返しとしてアリカと名乗ることが多い。
脚注
- ↑ 1.0 1.1 テレビマガジン1999年11月号の記事より。
- ↑ 孫娘ナツメのお古しかなかったという事情もある。しかし、彼女自身はイッキに女装を行う事を楽しんでいる節が強く、4では「ナツメの制服が似合いそうな子が来たのに」と呟いたり、「正義のヒーローか、今度は魔法少女でもやらせてみようかねぇ」と発言しており、イッキは慄いている。
- ↑ メダロット4のメイドイベントではアリカと亀山小学校の女性陣に徹底的に「おめかし」されられた際には女性陣から「花の妖精みたい」と感嘆されるほど。
- ↑ ライバルの辛口コウジなど近しい人間には気付かれているが、この場合はイッキが演技などをしていないという理由もある。