イオリ・セイ

2022年9月22日 (木) 22:27時点における忠犬キャット (トーク | 投稿記録)による版

イオリ・セイは『ガンダムビルドファイターズ』の主人公の一人。

イオリ・セイ
登場作品

ガンダムシリーズ

声優 小松未可子
デザイン 大貫健一
初登場SRW スーパーロボット大戦X-Ω
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 地球人
性別
年齢 13歳
所属 イオリ模型
私立聖鳳学園中等部
役職 ビルダー
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概要

私立聖鳳学園中等部に通う1年生。実家が模型店である事や父親が世界大会の準優勝者である事から、大人顔負けの工作技術を持つ。その出来の良さからセイの作ったガンプラで大会に出場しようとする者もいる程。店には彼の作ったガンプラが見本として並べられている。

ファイターとしての腕前はからきしで、大会に出場しても初戦敗退を繰り返していた。ある日、偶然助けたレイジがバトル初心者ながら自分の理想とする戦闘スタイルであった事から、彼とバディを組んで世界大会出場を狙う。

基本的には礼儀正しく良識を持った性格だが、ガンダムへのは非常に深く、一度語り出すと止まらなくなるためガンダムバカと呼ばれている。そのためか原作の設定を重視してしまい、原作から逸脱するような機体は作らない傾向にあった。しかし、ライバル達が自由な発想で作ったガンプラやコウサカ・チナベアッガイIIIを見た事で、自由に思い描いたガンプラを作るようになっていった。また、ガンプラへの愛が強いが故にガンプラバトルで壊れることを無意識に恐れており、その結果判断が遅れバトルに勝てなかった事が終盤で指摘されている。

世界大会を勝ち進んでいくうちにファイターとしての実力も上がっていっており、最終決戦では一人でビルドガンダムMk-IIを操縦してレイジ達をサポートした。さらに続編『ビルドファイターズトライ』の1年前に開催された第13回世界大会では優勝したことが明らかになっている。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦X-Ω
初登場作品。2018年7月のイベント「銀河を創る想像力!」にて参戦。レイジと共に二人乗りでパイロット扱い。イベント報酬のパイロットパーツはボイス付きとなっている。

パイロットステータス

精神コマンド

X-Ω
集中
「セイ/レイジ」名義。
 パイロットパーツ装備時
+、直感

人間関係

セイの関係者

レイジ
相棒であり最大のライバル。
イオリ・タケシ
父親。第2回世界大会の準優勝者で、現在はガンプラ普及のために世界中を飛び回っている。
イオリ・リン子
母親。タケシが世界中を飛び回っているため、店を切り盛りする彼女を手伝う。
コウサカ・チナ
クラスメート。ガンプラを通じて仲良くなり、やがて相思相愛の関係になっていく。
コウサカ・ユウマ(SRW未登場)
チナの弟。チナと共にガンプラを買いに来た。後に愛弟子となったとの事で、続編で主役の一人となる。
ラルさん
店の常連の中年男性。よくアドバイスを貰う。

ライバル達

ユウキ・タツヤ / 三代目メイジン・カワグチ
聖鳳学園の先輩でありライバル。
サザキ・ススム
セイと同じ地区に住む少年。セイの作ったガンプラで大会に出場しようとしていた。
ヤサカ・マオ
同じ日本出身のファイターで、互いにビルダーとしてライバル意識を燃やす。
リカルド・フェリーニ
セイとレイジの良き兄貴分でライバル。
ニルス・ニールセン
棄権して勝ちを譲ろうとする彼の態度に怒るも、バトル後に和解した。
キララ / ミホシ
活動の一環で大会に出場し、正体を隠して対戦相手であるセイに近づく。
アイラ・ユルキアイネン
レイジから貰ったアリスタをチナを介して渡した事で、偶然ながらレイジとの仲を取り持つ事になった。

その他

カミキ・セカイ(SRW未登場)
『ガンダムビルドファイターズトライ』の主人公。彼の手に渡ったビルドバーニングの予備パーツを贈る。

他作品との人間関係

瀬乃宮あき穂
『X-Ω』イベント「夢があるから頑張れる」にて、ガンつく1を上手く動かせなかった事で落ち込む彼女を励ます。
ちなみに彼女もまた大のガンバカである。
天領イッキメタビー
『X-Ω』期間限定イベント「友情と絆のメダロット」では、他の子供たちと一緒に知り合う。特訓中、メタビーの調子が悪いという話題になった際、その不調を診るが…。

名台詞

「行こう、レイジ!」
「いくよ、レイジ!」
レイジへの呼びかけ。様々なパターンがあり、レイジが「おうよ!」と返すのが定番。
やっと会えた! 僕のガンプラを、一番うまく操れるファイターに! 僕の理想を、体現してくれるヤツに!
レイジ…必ず会いに行くから、一緒にガンプラバトルをやろう! 君と一緒に、戦いたいんだ!
第1話ラストのモノローグ。
「お礼を言うのはこっちの方だよ。委員長のベアッガイIIIを見て思った。ガンプラは、どんな自由な発想で作ってもいいんだって! 僕は、ガンダムの世界観や設定に囚われすぎてた。それが分かった。本当にありがとう、委員長!」
第9話より。ビルダーとしての殻を破り、自由な発想と創造力で新たなガンプラを作る事を胸に誓う。
レイジ「これが俺たちの!」
「ガンプラだ!!」
第10話より。スタービルドストライクの初陣で、プラフスキーウイングを発動した際の決め台詞。
『GBF』が登場するゲームでは決め台詞として(少々改変して)採用される確率が高く、『X-Ω』でも必殺スキルのセリフとして採用されている。
「フェリーニさんはフェニーチェを失おうともこのバトルに勝ちに来てる。あの人に勝つためには僕にも、スタービルドストライクにも覚悟が必要なんだ!」
第15話より。勝つ必要の無い戦いでボロボロになりながらも、それでも目の前の勝利をつかむために立ち上がるフェリーニを見て、全力で勝利を目指す覚悟を示した台詞。
この後に発動したRGシステムによってスタービルドストライクは大破したが、引き分けに持ち込み決勝トーナメントに進出することができた。
それまでガンプラが壊れるのを恐れていたセイだったが、このバトル以降は恐れずに戦うことができるようになった。

迷台詞 

「ざ、材質がいいっていうか…ディティールが細かいっていうか…」
水着回にてチナの水着に対する感想を聞いた際の返答。セイも流石に照れてしまい、ビルダーの目線の感想を言ってしまう。だがレイジは彼よりもひどい。
「やめてくださいよ! そんなにガンダムに乗りたいならあなた自身がやればいいでしょ!?」
ご存じアムロ・レイの台詞。これだけだと単なるパロディなのだが、これは第20話にてセイがニルスの催眠術で過去に精神を逆行された結果、機動戦士ガンダム』作中のアムロのテレビシリーズ全43話分の台詞を全部喋り倒す状態になってしまった際の代表的な迷言。幼いころからとんでもないガンダムバカであることがわかるセリフだが、ここまでくるともはや病気の域に達している。

スパロボシリーズの名(迷)台詞

「あ~、ちょっと違うけどこんな間近であの名場面を見ることができるなんて、感激だなぁ」
『X-Ω』イベント「銀河を創る想像力!」にて、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のアクシズ落としの場面を間近で見ての感激の台詞。直後にレイジから「楽しんでないか?」と突っ込まれる。
なお「ちょっと違う」のは、入りこんだ世界がセイが昔考えた想像によるものであり、『逆シャア』の場面にキラ・ヤマトがいるため。
「ビルドストライクガンダムは伊達じゃない!」
同上。言うまでもなくあの台詞のパロディ。
「そうかな~。そんなに褒められても~」
レイジ「いや、褒めてねえけど…」
同上。ラルさんと共に『機動武闘伝Gガンダム』の『マスターアジア暁に死す』ごっこをやった後にレイジから「お前、呆れるくらいのガンダム好きだよな…」と言われて喜ぶ。
確かにガンダム馬鹿と呼ばれて「最高の褒め言葉だ」と言った主人公もいたが、むしろ春我部在住の某一家を彷彿とさせるやり取りである。
セイ「ブローバックっていうのは次の弾を装填させる動作のこと。装置としてはちょうどこの部分のことだよ」
セイ「本当だ…確かにちょっと動きがよくない…ここをメンテナンスすれば、もっと動きが良くなると思うよ!」
イッキ「…僕にメンテナンスできますか?」
セイ「大丈夫だよ! 心配なら、一緒にやってみよう!」
イッキ「はい!」
『X-Ω』期間限定イベント「友情と絆のメダロット」より。メタビーの左腕パーツの調子が悪いという話題になった際、メタビーの左腕を分解して天領イッキに仕組みを教える。突出した模型技術を持つ彼ならではの出番で、メダロットに関しては同イベントのセイは間違いなく技術者の一人…なのはいいのだが、当のメタビーを機能停止させずに行ってしまったため、メタビーからは抗議される。

搭乗機体・関連機体

ビルドストライクガンダム
大会用に制作したガンプラ。
スタービルドストライクガンダム
大破したビルドストライクを世界大会用に改修したガンプラ。
ビルドストライクコスモス(SRW未登場)
翌年の大会に向けて改修したビルドストライク。
ビルドストライクギャラクシーコスモス(SRW未登場)
『バトローグ』に登場。さらに改修が施されたビルドストライク。
ビルドガンダムMk-II(SRW未登場)
ビルドストライクの予備機として制作していたガンプラ。
スターバーニングガンダム(SRW未登場)
『GMの逆襲』に登場。新たに制作したガンプラ。
ビルドバーニングガンダム(SRW未登場)
『ガンダムビルドファイターズトライ』の主役機。スターバーニングをより格闘戦向けに改修したガンプラ。
ウイングガンダム
第1話で使用するも、撃墜された。

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