キャリアクスは『スーパーロボット大戦T』の登場メカ。
キャリアクス | |
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登場作品 | |
デザイン | 天神英貴[1] |
スペック | |
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分類 | 総合戦術支援機 |
生産形態 | 試作機 |
開発 | VTXユニオン |
所属 | VTXユニオン |
主なパイロット |
ヒロスケ・アマサキ メリル・スパンナ エイミス・アーネスト |
概要
巨大複合企業・VTXユニオンの「プロジェクトTND(Terrestrial Next Dream)」により開発された試作機・ティラネードおよび、その後継機のティラネード・レックスとの連携を目的として開発された総合戦術支援機。 操縦および指揮をヒロスケ・アマサキ、火器管制をメリル・スパンナ、機体管制をエイミス・アーネストがそれぞれ担当する。
ティラネード(およびレックス)が携行困難な武装(マグナ・ビームランチャー、メガ・バスター・ストライカー)を射出し、同機をサポートするのが主な役割である他、「コンビネーションTND(VTX)」では、ミサイルによる援護射撃で戦闘にも参加する。
また、ティラネード・レックスとはオービットベースでラミィ主導による改造(およびレックス側のクォーク・ドライブの改良)によってドッキング機能が追加されており、本機の両翼に内蔵された円形の粒子加速器により、レックスのクォーク・ドライブのエネルギーをフルに発揮して直接攻撃に用いる「クォーク・クラスター・ノヴァ」が使用可能。
人型兵器と支援機による連携コンセプトについてはトライダーG7とトライダー・シャトルを参考にした事が明かされている。
内部には特務三課各メンバーの個室が存在する他に、客室も完備しており序盤三課預かりになった剣鉄也が借りている。
正式採用時には、ティラネード5機とキャリアクス1機による部隊で構成される予定で、本編におけるティラネード(レックス)とキャリアクスによる連携戦術は想定外の運用である。
ちなみに詳細スペックは不明だが、大きさに関してはティラネード・レックスとの対比からして20メートル強と思われる。
登場作品と操縦者
VXT三部作
- スーパーロボット大戦T
- 初登場作品。本作の主人公機であるティラネード&ティラネード・レックスの支援機。非プレイアブルであり戦闘演出とユニットアイコンで登場。
- 小型ながらも自軍の拠点のひとつとして機能し、インターミッションやエーストークなど出番は多い。
装備・機能
ティラネード(ティラネード・レックス)が携行困難な大型の射撃兵装を格納しており、必要に応じて同機へと射出する。
武装
- ミサイル
- 機体前部から発射する。コンビネーションTND及びコンビネーションVTXの戦闘演出で使用している。
支援用装備
- マグナ・ビーム・ランチャー
- 中距離対応のビームライフル。レックス時は2挺射出する。
- メガ・バスター・ストライカー
- 遠距離対応のビームランチャー。こちらもレックス時には2挺射出する。
必殺武器
いずれも主人公機の戦闘演出として。
- コンビネーションTND
- ティラネードと連携した戦術パターン。第8話で追加される。TNDは「テリブル・ナイトメア・デリバリー」の略称。
- キャリアクスがティラネードをミサイルで援護しつつ、ティラネードがビーム・ベイオネットを連射しつつ接近、ランスモードのメガ・バスター・ストライカーで突貫する。
- コンビネーションVTX
- ティラネード・レックスと連携した戦術パターン。VTXは「ヴァリアブル・トルネード・クロス」の略称。
- TND同様、キャリアクスはミサイルによる援護射撃を行う。
- クォーク・クラスター・ノヴァ
- 第42話で追加される最強武器。こちらは「戦術パターンQCN」を開始する。
- レックスの後背部にキャリアクスを連結し、左右両翼に円形の粒子加速器を展開。開放した胸部から巨大なエネルギー弾を放出する。
関連機体
- ティラネード / ティラネード・レックス
- 支援対象となる人型機動兵器。
- トライダーG7、トライダー・シャトル
- キャリアクスとの連携のモチーフとなった機体。
脚注
- ↑ Gzブレイン『スーパーロボット大戦T パーフェクトバイブル』496頁。