ラ・ムーの星
ラ・ムーの星とは、『勇者ライディーン』後半の物語を牽引するキーアイテム。
概要
ムー帝国の長の名を冠するエネルギー解放装置で、ライディーンの動力源である神秘の超エネルギー・ムートロンを最大限のパワーで発揮させる事が可能となる。
使用者の念動力に呼応してラ・ムーの星が発動すると、海底に秘匿されていた「ムーの遺跡」が浮上。遺跡から放たれるムートロンの光はライディーンを包み込み、時間制限付きながら全長300mへの巨大化能力を与えた。
斯様なまでに超絶的な力を示し、妖魔帝国に勝利する要因となったラ・ムーの星ではあるが、同時に使用者の念動力を著しく消耗させ、最悪の場合は死に至らしめる危険性をも孕んでおり、妖魔大帝バラオとの最終決戦ではレムリアの生命を奪う結果となった。
登場作品
αシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 多数の無限力が存在するためあまり目立たないが、アポカリュプシスに対抗できる力であることには間違いない。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 初登場作品。序盤から妖魔帝国のみならず宇宙犯罪組織ギャンドラー、及び宇宙海賊バンカーのターゲットとして執拗に狙われる。
- 妖魔帝国との最終決戦後、ラ・ムーの星がムー帝国より更に以前の文明によって造られた物である事が発覚。玲子は、その真の開発者こそがアインストなのではとの見解を示している。
Scramble Commanderシリーズ
単独作品
関連人物
他作品の関連人物
- ガデス
- 『IMPACT』ではハイリビードの代用品としてラ・ムーの星を狙い、「宇宙を動かす」ほどの強大な力を得ようと企む。
- ガリモス大船長
- 『IMPACT』ではラ・ムーの星を「永遠の命」をもたらす存在として捉えていた。
- エルンスト・フォン・バーベム
- バーベム財団の総帥で生粋のムーリアン。『MX』や『SC2』では約一万二千年前、ムー帝国でレムリアに仕える身であったが、真の目的はラ・ムーの星を手に入れる事にあった。しかし、その目的や、ライディーンをラーゼフォンやベルゼフォンと同じく「調律」に利用しようとした危険な野心をレムリアに見抜かれ、追放処分にされる。現在でもラ・ムーの星だけは諦めていない。
- エルデ・ミッテ
- 『MX』終盤、「調律」を未然に防ぎ憔悴しきった洸に襲い掛かり、ラ・ムーの星を奪う。強奪時、アルベロの銃撃を受けながらも「ラ・ムーの星!」と連呼して狂笑する様は、かなりヤバい。